ふんわり美味！ 直売所の新鮮しらす5選【和歌山市・海南市】

しらす創り七代目 山利

七代続く老舗しらす屋

水揚げしてすぐのしらすを手早く冷水で洗い、天日塩（てんぴえん）で炊き上げることで、自然のうまみが凝縮されています。「釜揚げしらす」（300ｇ1080円）。

山利オリジナルのしらすちりめん醤油「御しらすさん」（432円）や、山利オリジナルグッズも多数。

　

カネナカ商店 しらすのなかむら

伝統の製造方法にこだわり続ける
ほんまもん

昔ながらの「竃（へっつい）さん」（かまど）で調理することで、しらすの食感がふっくらと保たれ、理想的な仕上がりに。「釜あげしらす」（200ｇ700円、300ｇ1050円）。

　

中善商店

一度食べたら忘れられないしらす

伝統的な製法を守りつつ、ほどよい塩加減で仕上げられ、しらす本来の風味と食感が最大限に引き出されています。「釜あげしらす」（350g～400g1300円、130～150ｇ500円）。

　

やぶ新

船からあげたしらすを
新鮮なまま大きな鍋で！

「かまあげ」（550円～）、「干し」（550円～）、「つくだ煮」（400円）の3種類が販売されています。

和歌浦漁港内に、直売所と加工場を構える「やぶ新」。同店の釜揚げしらすは薄味に仕上がっているので、しょう油かポン酢をお好みでかけて召し上がれ。

　

カネマタ海産

天保元年創業180年の歴史を持つ13代目

1831（天保元）年創業、1801年の歴史。水揚げ後に素早く加工、しっとりふわふわ、ほんのりとした甘みも感じます。「釜あげしらす」（180ｇ700円、260ｇ1000円）

ひときわ輝く白さが自慢
「わかしらす」をブランド化

今回紹介した店舗は、「和歌浦湾のわかしらす加工組合」に所属しています。

2008年5月28日、「和歌浦湾のわかしらす協議会」が設立されました。同会の事務局が置かれている「ベイサイド和歌浦」によると、和歌浦湾周辺の特色を生かして地域活性化を図ることが設立の目的で、江戸時代から漁が行われていた和歌浦湾のしらすに着目。“和歌浦のしらす”“若くて元気なしらす”から、「わかしらす」と命名してブランド化しました。

【和歌浦湾のわかしらす協議会】※2024年10月現在
●和歌の浦観光旅館組合
●和歌の浦観光協会
●和歌浦湾しらす加工組合（やぶ新、しらす創り山利、中善商店、しらすのなかむら、カネマタ海産）
●和歌浦湾機船船曳連合会
●和歌浦漁業協同組合
●ベイサイド和歌浦

※掲載している情報は取材日時点のものです。内容、価格などは変更される場合があります。