【和歌山市】人気店「KauKau（カウカウ）」自慢のクリームパンとスイーツをご紹介

カフェ時代からのファンも
人気ペストリー＆ベーカリーショップ

いくつかのお店が立ち並ぶ和歌浦のハートブルーユニオンで、お店を営む「KauKau（カウカウ）」。同店は名物のクリームパンやクロワッサン・デニッシュ系のパンとケーキなどの洋菓子を販売する、ペストリー＆ベーカリーショップです。

以前、浜の宮海岸近くに店を構えていた「cafe KauKau」がテイクアウト形式にスタイルを変え、2021年のオープン以降たくさんのお客さんをとりこに。私もその1人で、月に一度は訪れています。

店名の由来は、ハワイの言葉で「食べる」という意味の「カウカウ」に由来しているそうです。

ショーケースにはパンやケーキ、焼き菓子が溢れんばかりに並べられていて、ついついいつもたくさん買ってしまいます（笑）。

お店の扉を開けると穏やかな笑顔でお出迎えしてくれるのは、同店オーナーの北村圭志さん。子供の頃から北村さんのお姉さんがお菓子作りをしていたのを見て、自身もお菓子作りに興味を持つようになり、パン屋や製菓関係の会社などで経験を積み、パン＆ケーキ職人に。

熟練の職人技とこだわりが光る
自慢のパンとケーキ

北村さんのパン・お菓子作りのモットーは「子供もご年配の方もみんながおいしく食べられる」こと。職人として一流の技術で作られたパンたちがどこか親しみやすい味なのは、北村さんの気さくな人柄ならではでしょうか。

カフェ時代から人気の「クリームパン」は、同店に訪れたならぜひ食べてほしい逸品。中のクリームは定番のカスタードをはじめ、期間限定でしか食べられない種類もあるので、お店に訪れる度にワクワクします。

特筆すべきはクリームの量。パンの中身はほぼクリーム！

もちろんそのまま食べてもおいしいのですが、オーブントースターの余熱で1分温めるのが、北村さんおすすめの食べ方。外のパンがパリッと香ばしく、中のクリームがとろーりとろけるのがたまりません。

こちらもカフェ時代から高い支持を得ている「エクレア」。キャラメルクリームとカスタードクリームが溢れんばかりに挟まれていて、とっても贅沢な一品。

なんとも愛らしい表情で思わず写真に収めたくなる、最近流行りの「たぬきケーキ」も。バタークリームのロールケーキをチョコレートでコーティングしており、なんだか懐かしい味のケーキです。常温で15～20分程度戻してから食べると、バタークリームのくちどけが柔らかくなるとのこと。

サクッとした食感とバターの風味が後を引くクロワッサンも、カフェ時代からの定番。チョコレートがコーティングされた「ショコラ」とサクサクのビスケットの生地がおいしい「ビスキー」。

モンブランケーキと聞いて皆さんが想像するのとは一味違う、同店の「モンブラン」。クリームの栗の配分が多いため、とても濃厚な味わいです。中のサクサクとしたメレンゲが食感にアクセントを付け、最後の一口まで飽きさせません。

夢はクリームパンの全国展開

クリームパンが名物の同店ですが、北村さんにはさらなる展望があるそうで…。

「クリームパンの全国展開をしたいという、大きな夢があって。期間限定のメニューを含め、クリームパンだけで20種類以上あるので、それならクリームパンの専門店を開いてしまおうと。まずは和歌山でお店を立ち上げて、ゆくゆくはフランチャイズで全国47都道府県に展開できたらいいなと思っています」と北村さん。現在はクラウドファンディングを構想中とのこと。

同店の一ファンとして、さらなる展開に期待が膨らみます！