
風光明媚な和歌浦にお店を構える「KORVAPUUSTI(コルバプースティ)」。同店は暮らしを豊かに楽しむ北欧のライフスタイルに惚れ込んだ店主が営む、北欧・フィンランドをコンセプトにしたお店で、店内には現地で買い付けたヴィンテージ食器や雑貨、店主自ら出版した日本語版のフィンランドの絵本などが並びます。小さなカフェスペースでは北欧の伝統的なお菓子「セムラ」も。同店で北欧の文化に触れてみて。
日々を豊かに楽しむ北欧ならではの
色とりどりの雑貨が並ぶ

和歌浦漁港からほど近い裏通りにお店を構える「KORVAPUUSTI(コルバプースティ)」。

同店は北欧の文化に惚れ込んだ店主・岩城真理さんが営む、北欧・フィンランドをコンセプトにした雑貨店です。白と木目を基調とした店内には、岩城さんが現地で買い付けたヴィンテージ食器や雑貨、テキスタイルなどが並びます。
フィンランドのブランド「マリメッコ」や「アラビア」に代表される北欧デザインは、夏が短く冬は長い北欧で、家の中でも自然が感じられるモチーフのデザインが多く、冬には明るい色合いを取り入れたインテリアを楽しむ方も多いという。



シンプルながらも飽きのこないキュートなデザインの雑貨たちは、おうち時間を彩ってくれるはず。
北欧の伝統的なお菓子「セムラ」を楽しむ

店内には小さなカフェスペースもあり、ちょっとひと息つくこともできます。

スウェーデン発祥の「セムラ」(前日までに要予約)と呼ばれるお菓子のパンも。セムラは、パンにアーモンドのペーストとクリームがたっぷりとはさまれており、アーモンドの香ばしさやアクセントとなるカルダモンのスパイスの風味がコーヒーや紅茶との相性抜群。
北欧のカフェに並ぶお菓子やパンにはカルダモンがよく使われており、カルダモンのスパイシーな香りがするとか。
ティータイムに華やぎを添えるのも、もちろん店主自らフィンランドで買い付けたお皿とマグカップ。
ドリンクメニューにあるスウェーデンの紅茶(400円)は、北欧で親しまれているルバーブという野菜やバラなどがブレンドされており、華やかな香りとすっきりした味わいが楽しめます。
自ら出版社を設立し
フィンランドの絵本を日本に

同店やWEBショップを切り盛りする傍ら、同名の出版社も立ち上げた岩城さん。ヘルシンキにある出版社「Etana Editons」の絵本を手にした時に、日本の絵本とはまた違ったストーリーと色彩の豊かさに衝撃を受け、自分の手で日本の人たちにもこの絵本を届けたいと思い立ち、「エップのひっこし きいろい おうちの ゆかいな人たち」、「風と出会う日々のこと」の日本語版を出版しました。
見ているだけで楽しくなるカラフルな色使いの絵や日本の絵本とは一味違う物語は、お子さんはもちろん大人が読んでも楽しめます。
店主が愛してやまない
フィンランドの魅力とは

岩城さんにフィンランドの魅力について尋ねると「フィンランドの人たちは暮らしを豊かに楽しむことが得意で、そのような生き方に影響を受けています。フィンランドに訪れる度に、現地に暮らす方々に刺激を受け、またすぐに足を運びたくなる不思議な場所です」と話してくれました。
「ぜひお店に気軽に立ち寄っていただいて、北欧の文化や作品に触れてもらえると嬉しいです」と岩城さん。
関西国際空港から直行便が出ており、遠いようで和歌山から意外にアクセスしやすいフィンランド。「KORVAPUUSTI」で北欧の文化に触れてみませんか?
名称 | コルバプースティ(KORVAPUUSTI) |
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所在地 | 和歌山県和歌山市和歌浦南1-1-17 ![]() |
営業時間 | 12:00~16:00 ※営業日はインスタグラムで告知 ※セムラはインスタグラムのDMにて営業日の前日までに予約 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | あり |
web | https://shop-korvapuusti.com/ |
@korvapuusti_ |



和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。