HOME カフェ 【岩出市】「オポッサム」でアートのような“ビカクシダ”との出合い ~和歌山ボタニカ・カフェめぐりvol.3~

植物とカフェ、どちらも楽しめる“ボタニカ・カフェ”を愛するワタクシDOMが、和歌山で見つけた癒やしのスポットをご紹介。第3回は、和歌山県では数少ない“ビカクシダ”を専門で扱う岩出市のボタニカルカフェ、「オポッサム」を訪れました。アートのように美しいビカクシダに囲まれて、日常を忘れて心がゆるむひとときを、みなさんも…。

店主が語るビカクシダの魅了

ビカクシダは、亜熱帯や熱帯地方に自生するシダ植物の一種で、葉の形がシカの角のように広がる独特の姿から、“インテリアプランツ”としても高い人気を誇ります。

オポッサム

近頃は、花屋でも見かけるようになりましたが、「オポッサム」の店主とビカクシダとの出合いは、なんと15年以上も前にさかのぼります。

もともと釣り師だった店主は、たまたま訪れたタイの山奥でビカクシダに出合い、その姿に魅了されます。以来、何度も辺境の地を訪れ、ついには岩出市にビカクシダ専門店をオープンさせました。

オポッサム

店主にビカクシダの魅力を伺うと、「ビカクシダは、コルク板に着生させて壁にかけると、存在感のある葉のかたちが際立ち、光を浴びた姿がまるでアートのようなんです」と話してくれました。

オポッサム

ビカクシダを育ててみよう
(費用の目安とお手入れポイント)

ビカクシダはサイズも豊富で、価格は大きさによって異なります。小さいものなら4000円ほどから始められます。

オポッサム
オポッサム
真ん中のビカクシダは7000円、右は11000円

そのユニークな見た目に、「初心者でも育てられるのかな?」と思う人もいるかもしれません。今回は、育て方のポイントについても伺いました!

  • 屋外だと明るい日陰、室内だと風通しの良い窓際に置き、直射日光は避けましょう
  • 乾いたら水をあげ、しっかり乾かすことが大切
  • 水やりをする時はバケツに水をはって、そっと板ごと沈めるのがおすすめ

ぜひ、お気に入りの一株を見つけて、ビカクシダのある暮らしを楽しんでみませんか。

オポッサム

一息つきながら、
ビカクシダを眺めて

店内にはカウンターの他、ソファー席もあり、「コーヒー」(ホット500円、アイス550円)や「タイティー」(550円)が注文できます。

オポッサム

おすすめは、大阪府豊中市に焙煎(せん)所を構える「ナカコーヒー」の豆を使った「オポッサムブレンド」。

オポッサム
オポッサムブレンド(ホット500円、アイス550円)

他にも、「ベトナムコーヒー」(500円)や「タイティーラテ」(650円)、アルコールが好きな人にはタイビール(660円)などもあります。

一つ一つ表情の違うビカクシダを眺めながら、ゆっくりコーヒーをいただくひとときが好きです。

第4話に つづく(近日公開)和歌山市のアノ店へ…こうご期待!

名称 ビカクシダ専門店 opossum(オポッサム)
所在地 和歌山県岩出市中黒62-2 地図
電話番号 0736-79-3279
営業時間 11:00~15:00(土・日曜は17:00まで)
定休日 月・木・金曜
駐車場 あり
web https://opossum.thebase.in/
Instagram @opossum4649