
【和歌山県】特定健診に行かなきゃ! と思わせるポスターが攻めすぎ?
イチオシの記事
一度見たら忘れられない「特定健診忘れてませんか?」のポスター。おカタいイメージのある行政機関が制作し、発信しているとは驚きです。
なぜこのようなポスターを創ったのか? ポスターだけでなく、SNSやWEBなどを通じて「特定健診」の重要性を訴える和歌山県国民健康保険課にお伺いし、攻めすぎポスターの真意や、そもそも「特定健診とは、なに?」などの質問をぶつけてきました。
インパクトが強いポスターに目が釘付け

とても強烈な印象を与えてくれるポスターです。
「自分の健康のこと、後回しにしていませんか?」というメッセージを、多くの方に“自分ごと”として受け止めてほしいと考えました。関心を持ってもらうために、インパクトを出すようにしたのです。
佐藤秀峰さんの医療漫画「ブラックジャックによろしく」のキャラクターを起用しているんですね。
「ブラックジャックによろしく」は、医療現場や患者さんの葛藤をリアルに描いた作品として、多くの方の記憶に残っている漫画です。
妻夫木聡さん主演でドラマ化もされたほどの人気作品ですね。
その世界観で、「健康って実はすごく身近で、今の自分に関係のある話なんだ」ということを自然に感じてもらえればと考えました。
県民一人一人に、健康や医療について身近に思ってもらいたいとの意図で制作したのですね。
ポスターの掲示をはじめ、シネマ広告、WEB広告、SNSなど、いろいろな媒体で展開中。まずは目に留めて「ちょっと気になるなぁ」と立ち止まってもらえれば幸いです。
特定健診(特定健康診査)とは?
そもそもの話で申し訳ないですが、「特定健診」とは、どういったものですか?
「特定健診」という言葉、聞いたことはあっても、詳しくは知らない方も多いと思います。特定健診は、40歳から74歳までの方を対象にした、1年に一度受ける健康診断のことです。
子どもの頃から耳にした健康診断のことなんですね。
血液検査や血圧測定、腹囲測定などを通じて、糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病のリスクを早い段階で見つけることができます。
それはありがたい話です。
忙しい毎日の中では気づきにくく、知らないうちに数値が悪化していることも少なくありません。
確かに。忙しいと、つい無理をしちゃいますよね。でも、それも健康あってこそですよね。
「体調を崩してから病院に行く」ではなく、悪くなる前に「働き盛りの今だからこそ受けておく」のが特定健診です。
「健康には自信があるから大丈夫!」と思っている人が多そうです。
残念ながら、まだまだ受診率は高いとは言えないのが現状。多くの市町村では、通常1万円相当の健康診断が無料、もしくは数百円程度の負担で受けることができるんですよ。
そんなに負担が少なく受けられるんですね。それなのに受診率が低いのは、なんだかもったいないですね…。
よく聞くのは、「忙しくて時間がない」「病院が苦手」「健康だから必要ない」といった声です。特に40代、50代は、仕事でも家庭でも責任が増え、自分のことは後回しにしがちです。
元気だとつい「自分は大丈夫」って思ってしまいますよね。
「これまで大きな病気をしたことがないから大丈夫」と思っている方も多いですね。生活習慣病は自覚症状がほとんどないまま進行し、「自覚症状が出たときには、治療が必要な状態だった」というケースも珍しくありません。
病気になってしまうシグナルを見逃すな!

「自分は大丈夫だろう」と思って放っておくと、大変なことに…。
そうなんです。生活習慣病の入口ともいわれるのが、メタボリックシンドローム。内臓脂肪が増え、血圧や血糖値、コレステロールの数値が少しずつ変化していきます。この段階では、仕事や日常生活に支障を感じないことがほとんどです。
「血圧の数値が高めですね」と言われても、「生活に支障はないし、まぁいいや」となりがち。
しかしそのまま放置すると、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病など、生活に支障を及ぼす病気につながるリスクが高まります。
本当に病気になってからでは遅すぎます。「後悔先に立たず…」
実際、和歌山県は全国と比べて、心疾患で亡くなる方や糖尿病の方が多い傾向にあります。

「まだ大丈夫」と思っている今こそが、実は大切なタイミングなんです。

「特定健診」を受けるには?
絶対、今のうちに受けておいたほうが良さそうですね。ではどうすれば、受診できるのでしょうか?
受診方法は、とてもシンプル。お住まいの市町村から届く受診券を確認し、指定の医療機関または健診会場を予約するだけです。

えっ、そんなに簡単に受診ができるのですか!
最近は土日対応の健診も増えていますし、所要時間も1時間程度ですよ。
それはありがたいです。
「思ったより簡単だった」「もっと早く受ければよかった」という声もよく聞きます。
特定健診の結果、
リスクが発見されたら…
受診して「生活習慣病のリスクがあります」と判定された場合、どうすればいいのでしょうか?
その場合は「特定保健指導」が受けられます。保健師や管理栄養士などの専門職が、食事や運動、生活習慣の改善を一緒に考えてくれます。
指導って聞くと、なんだか厳しそう…。
いえいえ、そんなに構えなくても(笑)。実際は今の生活を大きく変えるのではなく、「できることから、無理なく続ける」ためのサポートです。
心強い味方になってくれるということですか。
最近では、ウェアラブル端末やアプリを活用した支援も広がっていて、忙しい方でも生活に取り入れやすい形でサポートを受けることができます。
それはとても便利そうですし、面白そうですね。
なにより大切なのは、健診を受けて終わりにしないこと。自分の体の状態を知り、ほんの少し行動を変えてみてください。
決して難しいことではないですね。
「未来の健康のために今できること」
その第一歩として、自分のためにも、大切な家族のためにも、ぜひ特定健診を受けてほしいです。
よーく分かりました! 40代、50代のみなさん、ぜひ特定健診を受けましょう。
それにしても以下のYouTubeもなかなか攻めています(笑)
【問い合わせ】
和歌山県 国民健康保険課
TEL 073-441-2541
メールアドレス
e0506001@pref.wakayama.lg.jp
和歌山県特定健診のホームページは こちら



























株式会社 和歌山リビング新聞社 編集部