2022年03月15日 11:15
甘酸っぱいイチゴとあんこ、もちもちの生地がベストマッチのいちご大福。ひとえにいちご大福といっても、餅粉(求肥)、白玉粉(大福)、上新粉(ういろう)、さらに白餡、こし餡、粒餡となかなか奥深いんです。関東は小豆餡、関西は白餡ですね。
ふく福団子「いちご大福」(194円)
1889年創業、粉屋からスタートした「粉吉」の「いちご大福」は、餅粉の求肥がもっちりやわらかでほんのりピンク色。あんこは白餡、イチゴがちょこんと包まれています。
ピンク色の生地に真っ赤なイチゴで見た目もキュート
求肥も餡もイチゴもこだわりの素材を使っているのに、この価格はリーズナブル。
一寸法師「春の薫」(230円)
真っ赤なイチゴに黄身餡、よもぎの大福生地の特製いちご大福。1980年代、まだ和歌山ではいちご大福がもの珍しった時代に販売を開始。老舗のあんこ屋さんだからこそ、「包餡(ほうあん)」にこだわり、昨年までイチゴは黄身餡、よもぎ生地の中に包まれていましたが、今年製法をリニューアル。イチゴが飛び出しちゃいました。いちご大福を食べたときに、しゅわしゅわっと感じたことはありませんか? あれは、イチゴは呼吸していて、炭酸ガスを放出するから。イチゴが飛び出したことにより、シュワシュワ感を防げるのだそう。
紫香庵「いちご大福」。カットしたのが大230円、奥が特大(260円)
できるだけ和歌山県産のイチゴを使い、いちご大福「大」(230円)「特大」(260円)「爆弾」(300円)とイチゴの大きさによって、価格が異なります。白玉粉のなめらかなもちもち生地と白餡でみずみずしいイチゴを包餡。写真は大と特大。
どの大きさが売られているかはイチゴの入荷状況によります
爆弾を頬張りたかったけど、なかなかのボリュームで、女性の手のひらサイズくらいあったかな~。
総本家駿河屋善右衛門「いちご大福」(378円)
和歌山県産の「まりひめ」を使用したいちご大福は、もち米で作られた生地はもちもちで厚みもあって“大福感”満載。いんげん生餡に練乳が加えられたミルク餡がやさしく、まりひめのほのかな酸味と甘味をより引き立てています。
和菓子らしからぬディスプレイ
スノードームのようなプラスチックケースで1つずつ個包装され、高級感が漂っています。1個が非常に大きくてなかなかの食べ応え。でも、重くないのはミルク餡だからでしょうか…。
青木松風庵「おしゃれ」(230円)
創業3年目(1986年)に発売したいちご大福。当時、関東では大福餅で小豆の粒餡、イチゴを包んで作られるいちご大福がブレイク。もっとおいしい関西風のいちご大福を…と、編み出されたのがこちら。羽二重餅と白餡の「おしゃれ」が関西風のいちご大福として定着したとか。
箱入りは贈り物におすすめ
毎月15日は「いちごの日」として特別価格(1個185円)で提供。さらに、3月末までの毎週土日限定で、大粒の「あまおう」を丸ごと包み込んだ「あまおうの苺大福」(1個380円)も販売。
伝承紀風菓うたや「いちご大福」
「不老餅」や「五十五万石」「ごんげんさん」など和歌山に親しみある名前の和菓子が人気のうたや。いちご大福の名称はシンプルに「いちご大福」。
1つ1つケースに入れて販売
羽二重餅と白いんげん豆の手亡餡でイチゴをすっぽり包んだ包餡タイプ。やさしい甘みと甘酸っぱいちごで上品な味わい。
※各都道府県が発表している外出自粛要請や都道府県間移動の自粛要請等をお守りいただき、お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染予防の対策への協力をお願いします。
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