ロカルわかやま

Loading Loading...

ライフ 和歌山でタイ「NaRaYa(ナラヤ)」製品を直輸入販売「タイバッグストア」
NaRaYa内観

和歌山でタイ「NaRaYa(ナラヤ)」製品を直輸入販売「タイバッグストア」

公開日 2022.06.03

女子が喜ぶタイ土産として世界的に有名な「NaRaYa」。宝塚の娘役が愛用していたり、応援うちわがすっぽり収まることからジャニヲタの遠征必需品だったり…。日本で店舗は埼玉県にしかありませんでしたが、ここ和歌山で直輸入の正規品が買えるようになりました。

岩谷自動車敷地内「オワシミルクショップ」のお隣

ガラス張りのコンテナショップ

NaRaYa外観

和歌山市木ノ本にある新車・中古車販売店「岩谷自動車・はなてん」の敷地内に、タイ発のファブリックブランド「NaRaYa(ナラヤ)」のバッグ類を直輸入して販売する「タイバッグストア」が2022年4月にオープン。岩谷自動車といえば、同年3月、敷地内に開業したソフトクリーム専門店「オワシミルクショップ」が話題を集めていますが、そのお隣。ガラス張りのコンテナショップで、外から見える商品が気になりますね。

タイの工場で職人が手作りする「NaRaYa」

バッグやポーチは安くて軽くてかわいくて丈夫

NaRaYaバッグ 2
NaRaYaバッグ (1)2

NaRaYaバッグ (3)2タイ旅行のおみやげにNaRaYaのバッグやポーチをもらったという人も少なくないはず。NaRaYaといえばタイで大人気のブランド。1989年にバンコクで設立され、海外にも直営店や代理店を構えるインターナショナルなブランドです。コットンやサテンのバッグやポーチを扱い、それらは職人が一つ一つ手作り。“安くて軽くてかわいくて丈夫”と世界中の女子たちを虜にしています。

日本では埼玉県越谷市の「イオンレイクタウンkaze」に直営店があり、ダイソーのオンラインショップでも販売されていますが、和歌山で商品を手に取って購入できるなんてびっくり。リボンをあしらったカラフルなバッグ、ポーチが定番。奇抜な色遣い、柄も特徴的で、ちょっと日本人にはない発想かも? でも、不思議、手持ちするとお上品に見えるんです。

和歌山県はタイとのビジネス連携に積極的

タイ現地の工業省に和歌山県職員を派遣

タイ_素材

タイから直輸入してショップを開設するに至った経緯は、「オワシミルクショップ」と同様、岩谷自動車会長・岩谷和司さんの“思い”が大きく影響。「私はタイに行ったことがないのですが、父が『タイのおみやげでNaRaYaのグッズを渡すとみんなすごく喜んでくれる。コロナ禍で海外に行きたくても行けない状況が続き、輸入して販売すればちょっとしたタイの気分を楽しんでもらえるのではないか』と。県のサポートもあって、『NaRaYa』との直輸入が実現できました」と、岩谷会長の次女で、同ショップを運営する岩谷瞳さんは話します。

和歌山県は、タイとの商取引を積極的に推進。タイの工業省と産業連携に関する覚書、商務省と中小企業部門の経済発展のための覚書を締結していて、現地の工業省内に「タイ―ジャパンSME(中小企業)サポート和歌山デスク」を設け、県職員を派遣しているほど。

高品質、多種類、低価格がブランドコンセプト

「タイバッグストア」では約30アイテムを展開

NaRaYa
NaRaYaポーチ2

シュシュ500円、ミラー付き楊枝ケース700円、ミラー付き化粧ポーチ1100円など、小物類はちょっとしたプレゼントにおすすめ。バッグも3000~5000円台ととってもリーズナブルで、徹底した品質管理のもと、タイ国内の工場で職人の手によってハンドメイドで作り出されるクオリティーの高さとバリエーションの豊富さが「NaRaYa」のブランドコンセプトでもあります。数ある製品の中から、同ショップでは厳選した約30アイテムを扱っていて、今後、売れ行き状況を見て仕入れていくそう。ちなみに、男性も使える迷彩柄が同ショップでは売れているのだとか。

タイへの渡航歴がある人もない人も、ぜひとも一度、足を運んでみてください。

名称 タイバッグストア 岩谷自動車
所在地 和歌山市木ノ本106-1(岩谷自動車敷地内) 地図
電話番号 073-455-5119
営業時間 13:00~18:00
定休日 水曜 ※火曜不定休

※各都道府県が発表している外出自粛要請や都道府県間移動の自粛要請等をお守りいただき、お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染予防の対策への協力をお願いします。