体も心も健康に！ 和歌山のヴィーガン料理店7選

“もどき”で構成される独自の精進料理

精進café ふぉい 城北店

‟もどき”で構成される独自の精進料理が楽しめると評判の「精進café ふぉい 城北店」。オーナーの杉山佳隆さんは、台湾で食べた“もどき料理”に魅了され、同店をオープン。

見た目も味わいもトンカツそのもののこちらの料理、実は大豆で作られた「大豆カツ」（1070円／14：00まではドリンク付き）なんです！ ニラやニンニクといった香りの強い野菜も不使用。ごはんは、酵素玄米、雑穀米、ハーフから選べるのも嬉しいですね。

デザートには、豆乳、栗、砂糖、水のみで作られた「豆乳ソフトクリーム モンブラン」（800円）をぜひ。

 優しい自然食に、お腹も心も満たされる

Nature Café M’s Nest

「Nature Café M’s Nest」店主の“マリちゃん”は、植物性素材を使った料理のおいしさに感銘を受け、そんな自然食をもっと広げたいと、自然食をテーマにしたオリジナルメニューを出しています。

「常に健康を意識しながら、おなかいっぱいになれれば本当に幸せ」という思いで作られた料理は、体に優しいのにボリュームも満点。手前が「野菜とカツの薬膳カレー」（1100円）。奥は大豆ミートのからあげを使用した「照り焼きチキン丼」（1100円）。

「にんじんとくるみのケーキ」はドリンクとのセットの場合は950円。ランチメニューの食後の甘いものセットにする場合は＋390円。

和歌の浦の絶景を眺めながら、逸品を堪能

和歌の浦カフェ マーレライ

「和歌の浦カフェ マーレライ」では、贅沢にも日本遺産・和歌の浦の絶景を眺めながら、地元産野菜などを使って手間暇を惜しまずに作られた料理が堪能できます。同店オーナーシェフ・橋本美奈子さんは、20年近く前からヴィーガン料理を提供しています（当時の店名「カルパの月」）。

見た目も心躍る「お昼のフルコース 和歌の浦スペシャルランチ」（1650円）は、精進カツとソイミートハンバーグをメインに、スープクレンズ、ジュレ、玄米or白米など。

お昼のフルコースのスイーツはヴィーガン。他の単品スイーツは、生地部分が動物性食品不使用でクリームの部分はそうでないものもありますが、リクエストで全てヴィーガン対応にできます。

薬膳を取り入れた台湾精進料理

素食カフェRen

台湾精進料理をベースにしたメニューを提供する「素食カフェRen」には、体の悩みを抱える人が同店の料理を目当てに訪れます。同店オーナー・大川月霞さんは、自身の病気をきっかけに食事法を改善。それ以来、動物性食品と五葷（ごくん）のタマネギ、ネギ、ニラ、ラッキョウ、アサツキなどを避け、旬の食材と正薬を組み合わせた体にやさしい料理を作るように。

「本日の精進ごはん定食」（1300円・ドリンク付き）は、メイン料理と日替わりの副菜4品、雑穀米、薬膳スープ、スムージーと大満足の品数。取材時のメニューは、味・食感ともに白身魚そのものの、おからとエノキで作るフライがメイン料理。

ゴボウとクルミが入ったケーキ「豆乳アイスクリームとゴボウケーキ」（600円）と、京都の老舗和菓子店「KIYONAGA」とコラボの琥珀羹（こはくかん）「星づくよ」（756円・ドリンク付き）もおすすめ。

〝和歌山の旬〟が詰まった菜食ごはん

くらとくり もみのき食堂

「くらとくり もみのき食堂」店主・又野寛さんは、体調を崩した家族のためにと取り組んだ菜食料理にハマったことがきっかけで紀美野町に移住し、和歌山の旬が詰まった菜食ごはんを提供する同店をオープンしました。「身近に手に入る食材で、工夫しながら調理することが楽しくって…」と、代替肉を使わないのもこだわり。30種類ほどの野菜を使って丁寧に作られたおかずはごはんが進みます。

「ランチ（おやつ付き）」（2000円）は、「豆腐とじゃがいものバーグ」「こんにゃくの唐揚げ」など、地元の野菜を中心に植物性の素材だけで作られていて、メニューは季節ごとに変わります。しょうゆ以外はグルテンフリー。ごはんとみそ汁はおかわり自由。

 スリランカのお母さんたちのスパイスカレー

and,Amrita（アンドアムリタ）

「and,Amrita（アンドアムリタ）」店長・山下千朝さんが作るカレーは、スリランカの村のお母さんたちの味。山下さんはスリランカで3年間、オーガニック＆エコツーリズムコーディネーターとして働いていました。「スリランカは、仏教徒・ヒンドゥー教徒が多く、ヴィーガンがごく日常的。でも、我慢ではなく、おいしく食べて生活をしている」という。山下さんの野菜×スパイスのレパートリーは、なんと100種類以上。

店内では、スリランカから直輸入するスパイス、オリジナル茶葉、全国から取り寄せる加工品などを販売しています。オーガニック・食品添加物無添加やフェアトレードがセレクト基準。

「スリランカ・スパイスランチプレート（ドリンクセット1500円、テイクアウトBOX1200円）」（写真手前）は、スリランカでお昼に食べるカレー。「アーユルヴェーダ」の6つの味分類（甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味）がワンプレートに。「大豆ミートのべジキーマ（ドリンクセット1300円、テイクアウトBOX1200円）」（写真奥）は、ガツンと辛味が効いており、野菜が苦手な人向けでも食べられるヴィーガン食。

ヴィーガンのキッチンカー

FoodtruckPIVOT（フードトラックピボット）

和歌山県（シロキタキッチンパーク・湯浅美味いもん蔵など）・大阪府・奈良県のイベントや、オフィスビルに出店しているヴィーガンキッチンカー「FoodtruckPIVOT（フードトラックピボット）」。出店情報はホームページ、インスタをチェック。体操教室の指導者でもある神田貴弘さんがヴィーガンに興味を持ったのは、映画『ゲームチェンジャー・スポーツ栄養学の真実』がきっかけで、「野菜のスゴさを実体験とともに伝えたくなった」とキッチンカーを始めたとか。

「野菜たっぷりファラフェルブーケサンド」（700円）。ファラフェルとは、潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜ合わせた中東風コロッケのこと。14種類の野菜と7種類のスパイスで食べ応え抜群！使う野菜は産地と鮮度にこだわり、ソース類も手作り。

「ココナッツ＆バナナVEGANシェイク」（560円）は、ココナッツグレンアイスとバナナに、メイプルシロップでほのかな甘みを加えた逸品。

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