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【連載】Monsieurの和歌山スポーツ巡り

公開日 2023.12.22

和歌山県は全国で数少ない、プロスポーツチームが存在しない都道府県。しかし、スポーツを通じ和歌山に元気と活力を届け、それと同時にプロリーグ参入を目指すチームがいくつも活動しています。そんな和歌山のスポーツチームや和歌山で開催されるスポーツイベントを私・Monsieur(ムッシュ)が訪れ、その模様を紹介。和歌山でスポーツを「みる」「する」「支える」キッカケにぜひご覧ください。

目次

【第6回】2度目の日本一へ!女子バスケ
「紀陽銀行ハートビーツ」のリーグ戦をリポート!(23.12.22)

今回訪れたのは2011年に創部した女子バスケットボールチーム「紀陽銀行ハートビーツ」の公式戦。
12月16日(土)・17日(日)にノーリツアリーナ和歌山で開催された女子西日本地域リーグの和歌山大会初日を取材しました。

ハートビーツが所属する日本社会人バスケットボール連盟の女子西日本地域リーグは8チームが所属。リーグ戦14試合を戦った後、上位4チームと東日本地域リーグ等を勝ち抜いたチーム同士のチャンピオンシップ(トーナメント戦)で「日本一」を争います。

リーグ戦はすでに8試合が終了し、ハートビーツは第2位。リーグ終盤戦に向け大事な2連戦、いざ!

KIYOブルーのグッズと横断幕が掲げられたアリーナ

入り口を抜けると紀陽銀行のキャラクター「キヨ―坊や」が来場者をお出迎え。来場者にはチームを応援するハリセンや選手リスト、クリアファイルなどのチームカラーであるKIYOブルーのグッズがプレゼントされ、誰でも簡単にチームの応援が楽しめます。

また、リーグ戦の個人記録ランキングが掲示されていたので、ハートビーツの選手や対戦相手の注目選手もひと目で分かるので初心者にも嬉しい案内です。

そして、アリーナに入るとWリーグでも掲出されていたチームの横断幕が。左の「Hustle!!」(ハッスル)と描かれた白の横断幕は、過去に在籍したOGから贈られたそう。

ハートビーツに所属する選手は全員が紀陽銀行の行員。紀陽銀行の各職場で仕事を終えてから夜間に練習し、週末に試合を行うスケジュールでバスケットボールをプレーしています。

大事な2連戦の初戦!
チャンピオンシップに向け勝利を掴めるか

前半は対戦相手の得点源であるキープレーヤーを抑えられず、次々と得点を許す苦しい展開に。追いかけるハートビーツは#(背番号)3 小野選手や#30 千葉選手、チーム得点王の #43 大吉(おおよし)選手が得意の3ポイントシュートを決めるなど反撃を見せ26-37で試合を折り返します。

後半、ハートビーツは立ち上がりから積極的なディフェンスで相手の攻撃の芽を摘み攻勢に出ます。

チーム副キャプテンの#11中村選手が相手のパスを奪うと、そのままドリブルで持ち込み華麗なレイアップシュートを決めてチームに勢いを与えます。中村選手は後半だけで12得点を奪いチームを引っ張る活躍。その後はチームの司令塔#23 一万田(いちまんだ)選手を中心に攻撃を組み立て中村選手と大吉選手が得点を重ねますが、相手の攻撃を最後まで止められず60-75で試合終了。和歌山大会初日を勝利で飾ることはできませんでした。

とにかくこのチームで「日本一」に絶対になりたいです
チームを引っ張るルーキー #43 大吉 まな 選手

2023年、大阪体育大学からチームに加入した大吉選手。リーグ戦8試合終了時点で得点と3ポイント獲得ランキングでリーグ2位とチームを牽引する存在に。

この試合でもチーム最多19得点を挙げた大吉選手に、チームや紀陽銀行での仕事についてお話を伺いました。

―今日の試合を振り返ってチームとして、個人としていかがでしたか?

今日の試合はディフェンスとリバウンドに課題がありました。自分たちが得点を決めても、続けて失点してしまい追いつけませんでした。私自身、相手のキーマンを抑える役割でしたが、チームディフェンスに上手く関われませんでした。

個人としてはボールの持ちすぎや、3ポイントを狙う外からのシュートを決めきれなかったので、そこを決めていたら勝てたのかなと思います。3ポイントシュートは大学時代から得意なプレーで、今日は多く入りませんでしたがシュートをやめるのは良くないと思ったので打ち続けました。

―2023年に、ルーキーとしてチームに加入して、紀陽銀行ではどのようなお仕事をされていますか?

堀止支店で窓口業務などを担当しています。研修を受けた後、6月から窓口での勤務が始まりましたが、お客様とお話ができて楽しさを感じていますし、「ありがとう」と直接言ってもらえると励みになります。

―今日の試合は一緒に働く堀止支店の皆様も観に来られましたか?

はい!たくさん観に来てくださって試合後には差し入れもいただきました。でも、負けてしまったので申し訳なかったです。

―仕事をしてからバスケットボールに取り組む生活はいかがですか?

大変な時もありますが、チームメイトや職場の皆さんがとても優しくて人に恵まれているので、環境にストレスがない分バスケットボールを頑張れています。

―最後に今後の目標を教えてください。

チームの「日本一」です。自分が得点を決められなくても、一試合一試合の状況に応じたディフェンスやリバウンドも含めたプレーでチームに貢献したいです。とにかくこのチームで「日本一」に絶対になりたいです。

「チームにできるだけ良い環境を整える仕事」
紀陽銀行ハートビーツ 総括 金谷 哲男 さん

長年、紀陽銀行ハートビーツの運営に携わりチームを支えてきた金谷さんに、チームとの出会いや現在の仕事、そして来シーズンの展望を伺いました。

―はじめに、金谷さんとハートビーツの関わりを教えてください。

2011年に、2015年開催の「紀の国わかやま国体」を目指して現在のチームが発足しました。私自身、バスケットボールとは小学校で子どもたちを指導していた縁がありまして、最初は紀陽銀行での自身の仕事に取り組みながら、遠征だけ帯同してお手伝いする関係でした。

その後、現職に就いて8年目となり、チーム発足から現在まで携わらせていただいています。

―現職である「総括」はどのようなお仕事をされていますでしょうか?

一言でいうと「チームにできるだけ良い環境を整える仕事」です。チームを指揮するヘッドコーチにはチーム強化に専念してもらえるよう、和歌山県バスケットボール協会様をはじめとする関係団体さんとの連携を。そして、選手たちが勤務している各支店との連絡も引き受けております。ヘッドコーチや選手が競技に集中できるよう、それ以外の業務をマネージャーに手伝ってもらいながら進めております。

環境面では、3年半前に完成した研修センター内に自前の体育館を作っていただいたので大きく良くなりました。それまでは日によって様々な場所で練習をしていたので、会場手配や移動、準備が楽になりました。また、チーム経費の管理や大会スケジュールも関係各所と調整し、夜はチームの練習に必ず参加しています。

―2024年6月、全国リーグとして開幕する日本最高峰のアマチュアバスケットトップリーグ(※)に参加する件についてお聞かせください。

(※)2023年7月、JSB(日本社会人バスケットボール連盟)が発表した新トップリーグ。女子は紀陽銀行ハートビーツを含む全国の強豪6チームが参加し、全10試合のリーグ戦を戦う。

この新リーグが開催されるとお聞きしたときは、ぜひとも入りたいと思いました。チームの競技上の目標は2つ。1つ目は「国体での優勝」です。もともと国体のためにできたチームで、和歌山県さんをはじめ地元の方々に期待していただいています。もうひとつは「所属カテゴリーでの優勝」。現在所属している日本社会人連盟で、例年3月に開催されるチャンピオンシップで優勝することです。

この目標を達成できる力をつけるには全国リーグに入り、チーム力を維持しながらレベルの高い試合を繰り返すことで、チーム力は上がっていくと考えています。これまで東日本のチームとはトーナメント戦でしか対戦できませんでした。力が拮抗したチーム同士が長年対戦できないことがあったので、リーグ戦を通じて実力を測って高めあっていくべきなので、新しいリーグに入っていきたいと思っています。

―最後に、紀陽銀行ハートビーツが和歌山に発信したい想いを教えてください。

選手たちは8時半から夕方4時まで、一般の行員さんと同じ仕事に取り組んだ上で夜に集まり練習をしています。これは選手たちのそばにいる私から見たら「バスケットボールが好きだから」だけでは説明できないと感じています。そうしたハートビーツの選手たちが頑張っている姿を知っていただいて、明るく笑顔が多い選手たちなので、試合を通じてしんどくても明るくプレーする姿を見て「頑張れば何とかできる」と感じていただきたいです。そして、その選手達のプレーを県民の皆様に会場でご覧いただけたら最高に嬉しいです。

紀陽銀行ハートビーツは、競技面以外でも積極的に地域貢献活動を行っています。チーム発足時の目標である「地域に貢献するチームであること」を体現する活動として、年間5~10回のバスケットボール教室や海南市の陸上競技大会ボランティアを行い、待っているだけではなく能動的に動き地域との繋がりを作り続けています。

チャンピオンシップ出場に向け紀陽銀行ハートビーツへ熱い応援を!

取材翌日(12/17)の2試合目を勝利しチームは現在3位タイ。
西日本リーグ上位4チームにのみ、2024年3月16日~18日に滋賀ダイハツアリーナで開催されるチャンピオンシップ出場権が与えられます。
残すリーグ戦は来月13日・14日の愛媛大会、27日・28日の兵庫大会の4試合。最後まで熾烈な出場権獲得争いが続きます。
リーグ戦は日本社会人バスケットボール連盟のYouTubeでライブ配信予定なので、会場や画面の前でチームの応援をよろしくお願いします!

紀陽銀行ハートビーツ ホームページ Instagram

【JSB】日本社会人バスケットボール連盟 YouTube

【第5回】会場大興奮!新日本プロレスが7年ぶりに和歌山へ! (23.12.4)

今回訪れたのは新日本プロレス主催「レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023」和歌山大会。

12月1日(金)に和歌山県立体育館で開催された本大会は、新日本プロレスとして6年ぶりとなる和歌山開催。

新日本プロレスは、1972年に“燃える闘魂”と呼ばれ国民的プロレスラーとなったアントニオ猪木氏により旗揚げされたプロレス団体。毎年1月4日に開催する東京ドーム大会をはじめ、現在はアメリカを中心に海外でも大会が開催され世界的人気を博しています。

平日夜でも熱気溢れる試合会場!
最強タッグを決める過酷なリーグ戦

試合開始90分前、和歌山県立体育館に到着すると平日夕方5時にもかかわらず多くのファンが開場を心待ちにしていました。どのファンも好きな選手のグッズを身に着け会場を目指します。

今大会は2人1組のタッグチームが16チーム出場し、リーグ戦と優勝決定トーナメントを通じNo.1タッグチームを決めるWORLD TAG LEAGUE。和歌山大会はそのリーグ戦第9戦で、選手たちは20日間で前哨戦を含めると全16試合を戦う過酷な大会です。

会場に入ると目の前に現れたのは、セルリアンブルーのマットが特徴的な新日本プロレスのリング。その後ろには新日本プロレスのロゴであるライオンマークと、団体名を称した大きなNJPWの懸垂幕。和歌山県立体育館は県民にとってお馴染みの施設ですが、プロレスのリングが体育館の中心にあるだけで特別な空間に生まれ変わります。

入場したファンがまず向かうのはグッズ売り場。新日本プロレスで活躍する選手や団体内でのグループを指すユニットのグッズが揃えられています。その中には熊本県の人気マスコットくまモンとのコラボTシャツや、アントニオ猪木氏のTシャツなど多彩な商品が並びます。

「プロレスの魅力を教えてください」
新日本プロレスファンに聞きました

会場には老若男女さまざまなファンが来場していました。そこで2組のファンにお声がけし、プロレスとの出会いやその魅力をインタビューしました。

まずは大阪から来場した40代のご夫婦です。

―プロレスを好きになったキッカケを教えてください。

(夫)学生の頃、1990年代に蝶野正洋選手のファンでプロレスを見ていましたが、その後プロレスから離れていました。2年ほど前にコロナ禍を家で過ごしていたとき、たまたま見た内藤哲也選手(新日本プロレス所属選手)の姿が蝶野選手と雰囲気が似ていたのがバチッと来て、またプロレスが好きになりました。そこから新日本プロレスワールド(新日本プロレス動画配信サイト)に加入して再び応援し始めて、今日はヒクレオ選手と成田選手を楽しみに観戦します。

(妻)最初は無理やり夫と一緒に見ていたのですが、今日の試合に出場するグレート-O-カーン選手のパンケーキ事件(※)がキッカケでファンになって、本格的に応援し始めました。

(※)パンケーキ事件・・・2022年3月、駅で泥酔した男性に迷惑行為を受けた女児を救出し、男性を取り押さえ事件解決に協力。その際、怯えていた女児に「怖かったよな。パンケーキあるけど食うか?」と紳士な対応が話題に。その後、警察から感謝状が贈呈された。

―今回、ご夫婦で和歌山大会に来場された理由は?

最近、大阪大会のチケットがなかなか取れないんですけど、大阪以外は比較的取りやすくて、そのうえ小さな会場は選手を間近で見られて楽しいので和歌山まで観に来ました。

―プロレスの魅力を教えてください

プロレスラーのブレずに戦う姿です。自分が好きなことに一生懸命で、リングでは一人きりで戦うけど、ファンになって応援してもらう人間力も必要だと思います。そうしたところに憧れる自分にとってのヒーローです。

続いてお話を聞いたのは大阪から来場された女性ファン

―今日は誰を応援しに来場しましたか?

矢野通選手です。もともと和歌山大会を観に行く予定はなかったんですが、矢野選手がメインイベントで戦うと発表されてからチケットを買って観に来ました。

―矢野選手を応援する理由は?

今となっては矢野選手の全部が好きです。リングでの行動や、頭の良さ、東京で経営するバーでもファンに神対応なので、いつも応援しています。

―新日本プロレスを応援したキッカケは?

プロレスはもともと20年ほど前から好きでした。コロナ禍で在宅生活が始まって、子供と家に居て楽しむことがない時、新日本プロレスの映像を見てファンになって観戦するようになりました。今は矢野選手が出場する試合は出来るだけ観に行きたいと思っています。

―プロレスの魅力を教えてください

自分にないものをプロレスラーの皆さんは持っていて、リングで戦う姿を見て勇気をもらっています。矢野選手が頑張っていたら、私も頑張ろうと思うのでそこが魅力だと思います。

超人たちが見せるリングでの熱戦!
会場大興奮のWORLD TAG LEAGUE公式戦!

和歌山大会で開催された試合は全8試合WORLD TAG LEAGUEの公式戦4試合の前には、今後の大会や公式戦で対戦する選手同士の前哨戦が組まれています。
優勝に結びつかない試合とはいえ、選手同士のプライドや意地をぶつけ合う試合はまさに「真剣勝負」。激しい技の応酬に、チャンピオンの証であるベルトを見せつける場面など心が熱くなる場面が続き、会場はすでに熱気に溢れています。

いよいよ始まったWORLD TAG LEAGUE公式戦。リング上での激しい技の受け合いで会場を湧かせる場面もあれば、ヒールと呼ばれる悪役レスラーチームが相手の背後から急襲を仕掛け、場外乱闘を繰り広げ会場はリング外で盛り上がりを見せる場面も。

メインイベントの成田・海野組 vs 矢野・石井組は20分を超える熱戦。新世代の新日本プロレスを背負う成田選手と海野選手が、ベテランの石井選手に猛攻を仕掛けて勝利目前まで手繰り寄せます。しかしながら、矢野選手の巧みな頭脳プレーや石井選手のタフさと強烈な打撃技で流れを引き戻し、最後は石井選手の必殺技で海野選手から3カウントを奪い勝利。3カウントの瞬間、大きな拍手と立ち上がるファンで会場は大興奮に包まれていました。

「他のスポーツにはないプロレスの魅力」
新日本プロレス 興行事業部 尾張 様

WORLD TAG LEAGUEの担当者として、和歌山をはじめ北は福島、南は鹿児島まで20日間で全16会場を巡る尾張さん。

ご自身のお仕事や、プロレスを仕事にする人が考える「プロレスの魅力」を伺いました。

新日本プロレスでどのようなお仕事を担当されていますか?

新日本プロレスでは各営業単位で一つの大会を任されています。
1人でも多くの方に会場に足を運んでいただく集客や、メディアを使ったプロモーション、そして当日の人員配置や会場全体の運営と幅広く携わっています。
そうすることで、みんなにハッピーになってもらい会場を満員にすることを仕事にしています。

今回、和歌山大会が6年ぶりに開催されたキッカケは?

和歌山という大きな街で、6年もの長い期間が空いていたので、そろそろ開催しなきゃという思いがありました。今大会のスケジュールを組む中で、タイミング良く和歌山県立体育館が使えたことで開催に至りました。

地方での大会が数多く開催されていますが、どのような想いで開催されていますでしょうか?

大都市で大会を開催するだけではなく、さまざまな街を巡って多くの方にプロレスを観ていただきたい想いがあります。THE巡業です。私自身も好きなんです。

今大会では当日限定で小中高校生券が2000円で販売されていました。このチケットの狙いを教えてください。

子供たちにとってプロレスのチケットは高いと思っています。だから、平日の学校帰りに学生証と2000円を握りしめて「みんなで行こうぜ!」みたいな感じができたら楽しいし、良い思い出になると思います。その子供たちが、将来ファンになって会場へ来てほしいです。

プロレスを仕事にされている尾張さんにとって、プロレスの魅力を教えてください

プロレスは他のスポーツにはない非現実的な空間だと思っています。
例えば、自分より目上の先輩に「おいコラッ!」って態度をとるスポーツはプロレスだけですし、これって自分の会社ではまず言えないじゃないですか。そうした場面はプロレスを通じてストレス発散になると思います。なので、自分を誰かに置き換えることでストーリーが生まれて、感情移入できて楽しいです。そうして楽しんでいったら、段々目が離せなくなっていくのもプロレスを魅力だと思います。

一歩踏み出す勇気、プロレスを観に行こう!

6年ぶりに開催された新日本プロレスの和歌山大会。
試合後もセルリアンブルーのリングを背景にした記念撮影や、グッズを買い求めるファンで溢れ大会は終了しました。
私自身、新日本プロレスの一ファンとして長年プロレスに生きる希望をもらい続けている1人。今回、ファンやプロレスの世界で働く方を取材し、改めてプロレスの素晴らしさに触れられました。
そして、和歌山にもご当地プロレス団体「紀州ぶんだらプロレス」が活動しています。
県外の他団体大会の出演や、今年10月には同じ和歌山県立体育館のサブアリーナで主催大会を開催しています。

紀州ぶんだらプロレス 公式X(@bundarapro)

最後に、私が最も元気をもらっているプロレスラー内藤哲也選手がある大切な試合後、会場のお客様に届けた言葉をお伝えしたいと思います。
「変わらないこと、あきらめないことはもちろん大事。でも、変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして、一歩踏み出す勇気も俺は大事なことなんじゃないかなと思います」

少しでもプロレスに、スポーツ観戦に興味があればぜひ会場へ!

【第4回】和歌山で12年ぶりの開催!女子バスケの最高峰 W リーグへ(23.11.2)

今回訪れたのは日本最高峰の女子バスケットボールリーグである W リーグ。
今シーズンで開幕25年目を迎え、10月14日(土)、15日(日)に行われた開幕戦の一会場として和歌山大会が開催されました。和歌山での開催は12年ぶりです。
W リーグは全14チームがリーグ26試合を戦い、その後プレーオフを通じて年間チャンピオンを決定します。

ノーリツアリーナ和歌山で開催された試合は、三菱電機コアラーズ 対 日立ハイテククーガーズ。
両チームに日本代表経験選手や、将来の日本代表を背負う若手選手が多数所属しています。

思わず買いたくなるグッズやファンの熱気で溢れるアリーナ

会場に入ってまず目に留まったのは、Wリーグ開幕25周年を記念したフォトパネル。各チームの代表選手が登場しており記念撮影が楽しめます。

そしてグッズ売り場を覗いてみると、思わず手に取りたくなるグッズの数々が。

グッズ担当者にお話を伺うと、近年のバスケットボール人気で女性ファンも増えているそうで、普段使いできるデザインを取り入れたグッズ作りに力を入れているとのこと。

T シャツやトートバッグ、クリアファイルはもちろん「推し活」の必須アイテムであるアクリルスタンドも取り揃えています。

アリーナに入ると両チームの横断幕や選手個人の横断幕も掲げられており、9月に同会場で開催された男子バスケットボールの天皇杯とは違った雰囲気でした。

アリーナ内で印象的だったのは、三菱電機コアラーズの応援団。和歌山製作所の方々が100名以上応援に駆け付け、赤色の T シャツとスティックバルーン、中には元三菱電機コアラーズ選手で、現在チームのゼネラルマネージャーとして活躍する古賀京子さんの応援うちわでチームを後押ししていました。

最後まで接戦となった開幕戦

試合は終始接戦の好ゲーム。
最終第4クオーターまで、6点差以内の攻防で最後までどちらが勝つか分からない展開に。

三菱電機コアラーズは#(背番号) 4 根本葉瑠乃選手を中心に、#21 笠置春菜選手、現役選手で3人目となる通算4000得点を達成した#45 渡邉亜弥選手らが得点を重ねて試合をリードします。

対する日立ハイテククーガーズも#51 中野由希選手が、前半だけで両チーム通じて唯一10点以上得点を上げる活躍。後半から出場した#31 窪田真優選手は、中国で開催されたアジア競技大会で銅メダルを獲得した3人制バスケ3×3バスケットボールのU23(23歳以下)日本代表キャプテン。圧倒的なスピードで相手ディフェンスを翻弄し、チャンスを作り得点を重ねます。

日立ハイテククーガーズが第4クオーター終盤まで追いかける展開でしたが、三菱電機コアラーズがそのままリードを守り切り試合終了。
84-77で三菱電機コアラーズが開幕戦に勝利しました。

【インタビュー】チームを勝利に導いた根本選手(三菱電機コアラーズ )

試合後、三菱電機コアラーズを勝利に導いた根本選手にお話を伺いました。

―はじめにチームとして初戦を振り返っていかがでしたでしょうか?

根本選手
開幕前に開催されたプレシーズンマッチで日立さんには2試合2敗でしたが、そこで出た課題を全員で修正できたことが一番の要因でした。
出場した選手が自分の役割を全うして、チーム一丸となって戦えたと思います。

―今日の試合、根本選手はチーム2番目の得点と最長出場時間でした。
根本選手自身のプレーを振り返っていかがでしたでしょうか?

根本選手
長年プレーしていますが、初戦は難しい試合になると思っていました。その中で無理にシュートを打つのではなく、周りを見てディフェンスがどういう状況なのか、自分に対して寄っているのでパスが来るといった判断が冷静にできたことが良いプレーに繋がったと思います。ただ、ディフェンスについて修正点があったので今後の試合で修正していきたいです。

―今日の試合、三菱電機和歌山製作所の方々が100名以上来場されました。皆さんやファンにメッセージをお願いします。

根本選手
三菱電機という企業の中で私たちはバスケットボールが出来ていて、多くの皆さんに支えていただいています。
バスケットボールを観に来て、何かを得てもらえたら嬉しいなと思っています。勇気や元気や自分も頑張ろうと思う気持ちとか、その何かを与えられるプレーをしていきたいです。

―最後に、今シーズンの目標を教えてください。

根本選手
チームでの役割を果たした上で、結果的に個人成績がついてくればいいなと考えています。今までは3ポイントシュート成功率1位などを考えていましたが、自分の役割である得点を取るや、年齢が上になり経験を重ねたからこそ伝えられることもあるので、そうしたことをした上で3ポイントシュート成功率や得点に絡めたらと思います。

チームを陰で支える存在。成田明香マネージャー(三菱電機コアラーズ)

三菱電機コアラーズのマネージャーを務める成田明香さん。
長年Bリーグチームでマネージャーとして活躍し、現在は三菱電機コアラーズと女子日本代表のマネージャーを兼任で務めています。
アジア競技大会を終え、試合4日前にチームへ合流したとのこと。
日本バスケットボール界の第一線を走る成田マネージャーに仕事について伺いました。

―チームを支える仕事はもちろん広報の仕事も担当されていますが、普段はどのような思いで仕事に取り組んでいますか?

成田マネージャー
私たちの仕事は勝敗は関係なく、それは二の次としてチームが上手く回って結果的に勝利がついてきたら良いと思って仕事をしています。

―男子・女子、そして日本代表チームと様々なチームで活躍されていますが、チームによって違いはありますか?

成田マネージャー
同じバスケットボールですが、男子と女子で違うチームだと考えています。
どちらにも大変な部分がありますが、女子チームの場合だと選手たちの細かいところまで見て、中には繊細な選手もいるので、より気を配る必要があるかなと思います。

ースポーツチームを支えるマネージャーを目指す方に、アドバイスやメッセージをお願いします。

成田マネージャー
光を浴びない仕事で、そのほとんどが黒子の仕事です。だけど、その仕事の中で何が楽しいかを自分で見つけられるかどうか。人を支える、選手をサポートすること、スタッフ陣をサポートすることが楽しいと思えれば続けられる。華やかな世界ではないので、それをどう捉えるかだと思います。

アスリートとしてスポーツをすることも魅力ですが、それはチームの黒子となって支えるマネージャーやスタッフの存在があってこそ。その苦労や努力は目に見えないことがほとんどですが、成田マネージャーの姿を見ると、とてもやりがいのある仕事であると思いました。
スポーツとの関わりを見つける中で、「マネージャー」という仕事があることを知っていただければと思います。

女子バスケを観に行こう!12月に紀陽銀行ハートビーツの公式戦開催

今回はWリーグの試合を紹介しましたが、和歌山では女子バスケットボールチーム「紀陽銀行ハートビーツ」が日本一を目指し活動しています。
12月16日(土)(10時試合開始)、翌17日(日)(15時試合開始)にノーリツアリーナ和歌山で所属する西日本社会人地域リーグの公式戦が開催。
2020年度に初の日本一となり、2度目の社会人バスケットボールの頂点を目指します。
ぜひ会場で紀陽銀行ハートビーツの応援をよろしくお願いします!

紀陽銀行ハートビーツ HP
Instagram(@kiyo_heartbeats_official

【第3回】7年ぶりの和歌山開催!バスケクラブチーム日本一を決める天皇杯へ(23.10.5)

今回訪れたのはバスケットボール日本一のクラブチームを決める天皇杯2次ラウンド。

天皇杯とは、都道府県で活動するチームから国内トップリーグであるBリーグまで、幅広いチーム・クラブが参加して日本一を競う完全トーナメント制の国内最高峰の大会です。

和歌山での2次ラウンド出場チームは全8チーム。3日間のトーナメントを勝ち抜いた1チームのみが3次ラウンドに進出します。

バスケW杯での日本代表チームの躍進でバスケットボール熱が高まる中、和歌山で開催された本大会を取材しました。

この大会はロカルわかやまに掲載中。

https://rokaru.jp/matome/89663/

Bリーグチームがノーリツアリーナ和歌山に

取材へ訪れたのは9月23日(土)の大会2日目。

試合会場であるノーリツアリーナ和歌山は、和歌山で活動するバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」のホームアリーナ。開場前から多くのバスケットボールファンと試合を戦う4チームのブースター(※)がユニフォームを着て会場へ訪れていました。

(※)バスケットボールではファンをブースターと呼び、応援でチームを後押しする、加速される意味で使われています。

会場に入ると、10月14日(土)と15日(日)に開催される女子バスケットボールのトップリーグ Wリーグ和歌山大会の案内が。会場をホームアリーナとする和歌山トライアンズのブースターや和歌山のバスケットボールチームウェアを着たファンたちがチラシを手に取ります。

今年、和歌山ではU18日清食品リーグ(高校生年代の全国リーグ)、天皇杯、Wリーグといった全国規模の大会が多く開催され、和歌山のバスケファンにとって全国レベルの試合も楽しめる1年です。

アリーナに入ると会場は天皇杯仕様で装飾され、アリーナDJの音楽で会場を盛り上げます。

どの席からも選手たちのプレーが近く、テレビで見たバスケットボールの魅力、迫力が楽しめるワクワクするアリーナです。

第1試合 ファイティングイーグルス名古屋 vs 佐賀バルーナーズ

取材前日22日(金)の1回戦に勝利した4チームが、翌日の決勝進出をかけて戦います。

国内最高峰のプロリーグ B1で戦うチーム同士の一戦。

1Q(クオーター)・2Qの前半は、B2王者として今シーズンからB1を戦う佐賀バルーナーズ(以下、佐賀)がファイティングイーグルス名古屋(以下、FE名古屋)から次々と得点を奪います。

特に佐賀の#(背番号)25 角田太輝選手は3ポイントシュートを4本全て決める大活躍。#2 レイナルド・ガルシア選手、#55 ジョシュ・ハレルソン選手がチームを支え前半は佐賀が49-33の16点リードで折り返します。

後半3Qは一転してFE名古屋の反撃。前半で33得点だったチームが、#22 ジェレミー・ジョーンズ選手を中心に3Qだけで一気に29得点を上げ16点差を追いつき、62-62の同点で最終4Qへ。

試合残り25秒まで77-77の同点で進んだ緊張感高まる試合は、FE名古屋 #8 佐土原遼選手が勝負を決める3ポイントシュートでネットを揺らし劇的な逆転勝利!

佐土原選手は後半だけで14得点とチームの勝利に大きく貢献しました。

第2試合 アルバルク東京 vs 湘南ユナイテッドBC

Bリーグ連覇経験があり、Bリーグ屈指の強豪であるアルバルク東京(以下、A東京)に、B3 湘南ユナイテッドBC(以下、湘南)が挑む一戦です。

前半はA東京が湘南を圧倒。日本代表としてW杯を戦った#8 吉井裕鷹選手、キャプテンの#10 ザック・バランスキー選手、ベテランの#22 ライアン・ロシター選手、新加入の#3 テーブス海選手など国内屈指の選手たちが、A東京自慢の守備から得点を重ね59-12と大差をつけます。

前半で大差をつけられた湘南ですが、3Qは#1 板橋真平選手、#0 ライリー・バッティン選手、#11 酒井達也選手を中心に攻撃を組み立て攻勢に。3Qは21-22とA東京相手に互角の戦いでしたが、試合はA東京が100得点の大台に乗せ100-39で勝利。FE名古屋が待つ決勝に進みました。

Bリーグのプロバスケットボール選手たちが見せるテクニック、ドリブル、ダンクシュートなどスーパープレーの数々に、会場に詰めかけたファン・ブースターは歓声と拍手で応えるスポーツ観戦を楽しむ素晴らしい空間でした。

決勝戦は客席で観戦。最後までどちらが勝つか分からない熱戦に。

取材翌日、A東京×FE名古屋の決勝戦はチケットを購入し観戦。

試合は1Qから4Q終盤までリードを奪い合うシーソーゲームとなります。得点が入るたびに観客の歓声が高まり、試合残り1分を切っても接戦でアリーナの盛り上がりは最高潮に。両チームベンチも得点のたびに感情を爆発させ、一進一退の息詰まる熱戦に。

最後は自力に勝るA東京がライアン・ロシター選手の得点でFE名古屋を突き放し、72-67で試合終了。3日間の2次ラウンドを突破し、3次ラウンドに進出しました。

和歌山のバスケットボールを応援しよう!

今回はBリーグチームの戦いを取材しましたが、県内には和歌山トライアンズ、ONELYS wakayamaといった全国大会に出場する男子チームが地域に根ざして活動しています。

ぜひ試合観戦へ足を運んだり、お子様がいらっしゃる方は近くのスクール体験など、まずはバスケットボールに触れてみませんか?

各チームの情報はホームページをご覧ください!

和歌山トライアンズ ホームページ

10月 29日(日)11:40より、ノーリツアリーナ和歌山で公式戦開催予定。

ONELYS wakayama ホームページ

10月15日(日)10:00より、和歌山県立体育館にて公式戦開催予定。

【第2回】おめでとう!和歌山ウェイブス リーグ初優勝!
(2023.10.4)

©和歌山ウェイブス

9月29日(木)、田辺市スポーツパークで開催されたさわかみ関西独立リーグ最終戦に5-0勝利し、優勝を達成!(前身の和歌山ファイティングバーズ時代を含めると5年ぶり2度目)

和歌山ウェイブスか対戦チームの勝者がリーグ優勝という大一番でしたが、取材時も先発で好投した西垣選手が完封勝利でチームを優勝に導きました。

©和歌山ウェイブス

来シーズンも和歌山ウェイブスの活躍を応援しております!

【第1回】目指せ優勝!和歌山ウェイブスのホームゲームへ
(2023.9.14)

今回訪れたのは野球チーム「和歌山ウェイブス」の公式戦。8月25日(金)に紀三井寺公園野球場で開催された淡路島ウォリア―ズ戦です。

前身は2016年に創設された、和歌山ファイティングバーズ。昨年12月から、和歌山ウェイブスにチーム名を変更し、さわかみ関西独立リーグで公式戦を戦っています。

試合当日、首位を走る和歌山ウェイブスは優勝に向け負けられない一戦です。

この試合はロカルわかやまに掲載中。

https://rokaru.jp/matome/88015/

写真提供:和歌山ウェイブス

チームと選手へ届ける応援の形

入場口に向かうとまず出迎えてくれたのは、数多く掲げられたのぼり。試合運営ボランティアの方にお話を聞くと、和歌山ウェイブスを応援する地元企業や組合の名前が入っているそう。幅広い業種の企業・組合が名を連ねており、チームが地域に広く支えられて活動していることが分かります。

のぼりを抜け進んでいくと次にグッズ売り場があり、応援で定番のTシャツやタオルはじめ数多くのグッズが並べられています。

私も仕事で使えるチームロゴが入った3色ボールペンを購入。価格はなんと200円。安い!

数あるグッズの中で目に留まったのは選手写真。各選手のプレー写真が購入できて、その売上の一部が選手に還元される仕組みでした。和歌山ウェイブスの選手たちは働きながらプレーしており、ファンはグッズを購入することでチームと選手の活動を応援できます。

試合観戦が楽しくなる球場

球場に入ると、今度は選手のぼりと大きな横断幕がお出迎え。

和歌山県出身の選手たちをはじめ、チームを応援する企業の様々な横断幕が球場を装飾しています。

更にDJ HAMAKENさんによる音楽で球場を盛り上げます。

横断幕の中には選手個人を応援する特別仕様もありました。

球場を装飾しているのは試合運営ボランティアの方々です。選手のぼりを準備していたボランティアさんが活動を始めたキッカケは、「当時の職場に選手が勤めていて、働きながら野球を頑張る姿を見て応援したくなったから」。

スポーツには「支える」ことで参加もできます。ボランティアの皆さんが世代や性別を問わず楽しく活動されているのが印象的で、スポーツが起点となり地域の人が繋がっていくのもスポーツの良さだと感じた場面でした。

球場の装飾と音楽はもちろんですが、今日の試合はイベントも開催。

プレイボール前は鶴保庸介参議院議員による始球式。

そして、国家独唱と5回裏終了後のライブにミュージシャンの浦やすゆきさんが登場しチームを歌で後押しします。

手に汗握る試合展開!結果は・・・

気になる試合は、2回表に淡路島ウォリアーズへ先制点を与え、和歌山ウェイブスが1点を追いかける展開に。

先発の西垣選手は先制点を許したものの、8回まで114球8奪三振の力投で相手リードを最小限に抑えます。

打線は反撃を試みて何度もチャンスを迎えますが、得点を奪えないまま試合終盤に。

8回裏、同点に追いつきたい和歌山ウェイブスはチャンスを作り日沼選手のヒットで同点に!

その後、満塁にチャンスを広げると竹鼻選手が押し出しのフォアボールを選んで逆転!
更に追加点を重ね8回に一挙4得点で4-1に!試合終盤の逆転劇に球場も大盛り上がりで、勝利が一気に近づきます。

しかし、西垣選手に代わりマウンドへ上がった岩本選手が2失点を喫し4-3の1点差に詰め寄られます。

ここでチームを救ったのは岩本投手に代わり登板した高向選手(和歌山大学硬式野球部出身)。最後のアウトを空振り三振で締めてゲームセット!

リーグ優勝に向け大きな逆転勝利!!

スタンドからはチームを後押しする大きな声援と、メガホンを叩いての応援で和歌山ウェイブスを球場が一体となって力強く後押ししていました。

リーグ優勝に向け和歌山ウェイブスを応援しよう!

9月28日に最終戦を迎えるリーグ戦は終盤戦!

執筆時点(8月30日)で現在首位の和歌山ウェイブスは、和歌山県内で公式戦が続きます。

9月14日(木)12:00試合開始 淡路島ウォリアーズ戦 上富田スポーツセンター野球場
9月20日(水) 12:00試合開始 大阪ゼロロクブルズ戦 上富田スポーツセンター野球場
9月21日(木) 17:00試合開始 堺シュライクス戦 田辺スポーツパーク野球場(田辺市上の山1-23-1-2)

【入場料】
●上富田スポーツセンター野球場
全席自由席 大人1000円、小中学生500円
※未就学児童・各種手帳をお持ちの障がい者の方は入場無料
●田辺スポーツパーク野球場
入場無料

和歌山ウェイブスとしてのリーグ初優勝に向け、球場で応援しましょう!

和歌山ウェイブス HP Instagram TEL 0739-34-5020