【和歌山市】ぶらくり丁と本町でランチ10選
和歌山の思い出の商店街「ぶらくり丁」。昔から変わらず営業する昭和の名店と、令和にオープンした店が入り混じる不思議な商店街。ぶらくり丁の「イマ」を見つけに、ランチ巡りにGO!!
ぶらくり丁
喫茶チクエイ
60年以上愛される味を堪能
“ボリューム系”メニューにも注目
懐かしの映画館「シネマプラザ築映」で喫茶店の調理スタッフをしていた店主。2005年の閉館後、“チクエイ”の名前を受け継ぎ、当時の味をこの場所で提供する。たっぷりハムが入ったケチャップライスを、厚さ約1㎝の卵で包む「オムライス」(850円)は、1㎏オーバーの大サイズ(1250円)もあり。〆には、店主が「重ための味」と語る「ブレンドコーヒー」(400円)を。
名称 | 喫茶チクエイ |
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所在地 | 和歌山県和歌山市雑賀町61 |
電話番号 | 073-424-0537 |
営業時間 | 7:00~16:00 |
定休日 | 水曜 |
ぶらくり丁カレー BiBo
先代から引き継いだ自慢のカレーで
美人母娘がお出迎え
1995年にJR和歌山駅地下にオープン、2011年に「シティワカヤマ」前に、2018年にぶらくり丁に移転して5周年。先代のレシピを引き継いだ美人母娘が笑顔で迎えてくれる。野菜やひき肉を形がなくなるまで煮込んだカレーは、スパイシーながらも自然な甘さ。一番人気の「ヘレカツカレー」(850円)は、サクサク衣のやわらかいヘレカツが5枚のってボリュームもばっちり。
名称 | ぶらくり丁カレーBiBo |
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所在地 | 和歌山市中ノ店中ノ丁16 |
電話番号 | 073-422-7577 |
営業時間 | 11:30~20:00(日曜は17:00まで) |
定休日 | 月・第3火曜、平日の15:00~17:00 |
@curry_bibo |
Rasa Bojun Wakayama(ラサ ボジュン)
スリランカの“おいしいごちそう”
人気店が和歌山に初進出
大阪市北浜に1号店を構える、人気スリランカ料理店が、昨年和歌山に進出。スパイスカレーを中心に、一品料理や世界各国のビールがそろう。スリランカ人シェフが、約20種類のスパイスからブレンドして調理する品々は、まさにRasa Bojun(=おいしいごちそう)! 迷ったら、「ボジュンプレート」(1100円)を。カレーの風味をプラスした「自家製ハンバーグ」もシェフのイチオシ。
名称 | Rasa Bojun Wakayama (ラサボジュン和歌山) |
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所在地 | 和歌山市本町1-27-1 |
電話番号 | 073-488-2377 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
定休日 | 不定休 |
@sri_l_a_n_ka |
喫茶C.P.
毎日違うメニューに出合える
喫茶店でいただく日替わりランチ
創業者の娘夫婦が営む、50年以上続くCP(コーヒーパーラー)。板前歴30年以上のマスターが作る「本日のランチ」(800円)は、メインのおかずに小鉢2品などが付き、メニューは日替わり。「常連さんが多いので、飽きないように」と、唐揚げやトンカツなどのみんなが大好きな定番メニューも“月1登場”のサイクルを徹底。店内は分煙ではないため、20歳以下の入店はNG。
名称 | 喫茶C.P. |
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所在地 | 和歌山県和歌山市元寺町2-28-3 |
電話番号 | 073-424-8528 |
営業時間 | 9:00~16:00(OS15:30) |
定休日 | 日・月曜 |
web | https://ameblo.jp/p---papparapa/ |
新旧うどん
力餅
名物は「きつねうどん」と「おはぎ」
店主も4代続くならお客も4世代に受け継がれる味
1934(昭和9)年創業、間もなく90周年を迎える老舗店「力餅」。創業の地は現在の帯伊書店あたりで、戦後、当地に移った。「もともと『力餅』は京都発祥の大衆食堂『力餅食堂』がのれん分けする形で、関西を中心に店舗が拡大。その『力餅食堂』の起源は、兵庫県但馬の餅屋にあり、但馬出身の私の祖父が京都に丁稚奉公に出て働き、和歌山で店を構えたと聞いています』と3代目・小林俊彦さん。のれん分けという形式ながら、統一されているのは屋号と商標ロゴマークのみで、レシピやメニューはオリジナル。丸みを帯びた“やわうどん”は、創業当時から付き合いのある地元の製麺所の手打ち。だしの原材料も89年間同じ業者から仕入れている。
もう一つの名物「おはぎ」も、もち米100%にこだわり、昔ながらの味・製法を厳守。「変わらぬ味を守り続けられているのは、支えてくださる業者さん、お客さんのおかげです」と小林さん。4代目の息子と共に、100周年を目指す。国産のもち米100%で毎朝作る「おはぎ」「あんころ餅」「きなこ餅」(2個314円、店内飲食は1個から注文可157円)も名物。お昼過ぎには完売する。
名称 | 力餅 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市元寺町1-82 |
電話番号 | 073-422-4347 |
営業時間 | 10:00~18:00(OS17:40) |
定休日 | 火曜 |
うどんの大田萬
北ぶらくり丁の近代建築をよみがえらせ
原材料にこだわる“角が立ったうどん”で勝負
北ぶらくり丁商店街の入り口にある特徴的な近代建築「大田萬商事」が、「うどんの大田萬」に生まれ変わったのは2022年11月。南海和歌山市駅前のイワシ料理が有名な居酒屋「くろしお」のオーナーが、知り合いから製麺機を譲り受けたのがきっかけだった。当時、「くろしお」でアルバイトをしていた“マチルダ女将”に、「うどん屋やらへんか?」と、そこから、麺とだしの研究が始まった。国産小麦100%で作る手打ち式麺は、讃岐うどんのコシにモチッと感をプラスして断面が四角い、いわゆる“角が立ったうどん”。カツオやコンブ、イリコ、ウルメ、サバ、メジカなど国産の天然物からとっただしが絡むと、グッとうま味が増す。かしわ天4枚+とろ~り半熟天玉の「かしわ天ぶっかけ」(1000円)、ちくわ+天玉の「ちく玉ぶっかけ」(950円)が人気。
当初、メニューはうどんとごはんものだけだったが、オープンから半年を過ぎたころから、「くろしおっぽさも出したい」と、「いわし天ぷら定食」(1000円)や「海鮮丼」がお目見え。「今は昼営業だけですが、“夜うどん”もやりたい」とマチルダ女将の挑戦は続く。
名称 | うどんの大田萬 |
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所在地 | 和歌山市本町3-35 (北ぶらくり丁入口) |
電話番号 | 073-497-8013 |
営業時間 | 11:00〜15:00(OS14:30) |
定休日 | 日曜 |
@udon_o_taman2022 |
フォルテワジマのビルグルメ
食品館、ミュージアム、カルチャーセンター、医療機関などが入居する大規模複合商業施設のグルメをピックアップ。
名称 | フォルテワジマ |
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所在地 | 和歌山県和歌山市本町2丁目1 |
電話番号 | 073-488-1900(フォルテワジマ管理事務所10:00~18:00) |
駐車場 | あり |
web | https://www.forte-wajima.com/ |
@forte_wajima |
GREEN
シェフの本格料理が気軽に
フレンチ香る、洋食店
デリカテッセン「IL GUSTO」のシェフによる本格料理が、カジュアルに楽しめる”フレンチ香る、洋食店”。ランチタイムのおすすめは、平田牧場三元豚と国産牛と使用したハンバーグ。店内で挽いたミンチ肉を手ごねで丁寧に成形して焼き上げるハンバーグは、やわらかくうま味たっぷり。
名称 | GREEN(グリーン) |
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所在地 | 和歌山県和歌山市本町2-1フォルテワジマ7階 |
電話番号 | 073-488-1878 |
営業時間 | 11:30~15:00(入店は14:00まで) 17:30~22:00(入店は20:00まで) |
定休日 | 水曜 |
web | https://www.shokutsuna.jp/store/green/ |
きし田
華やかなちらし寿司を
テイクアウトでゆったり
和歌山県産の新鮮な魚介を使った寿司(すし)が味わえるお店。ランチとテイクアウトをメインに営業中。華やかな見た目の「海鮮ちらし」や「まぐろちらし」をはじめ、にぎりや巻きずし、箱寿司などお得なテイクアウトメニューがそろう。店内でいただくなら、「寿司セット」や「ちらしセット」(各1800円)がおすすめ。
名称 | きし田 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市本町2-1フォルテワジマ7階 |
電話番号 | 073-488-1885 |
営業時間 | 11:00~14:00(OS13:30) ※テイクアウトの受け取りは17:00まで |
定休日 | 火曜 |
お食事処 味和囲(あじわい)
定食や丼もの、一品から
キッズメニューもそろう和食店
「ふくろうの湯」内にある和食店。この春、来店者の声から生まれた新メニュー「選べる麺+ミニ丼セット」「丼+ミニ麺セット」がおすすめ。こだわりの関西風だしでいただくそばやうどん、市場直送の新鮮な素材を使った「釜揚げしらすとマグロ丼」などの丼が、ぜいたくなセットに。
名称 | お食事処 味和囲(あじわい) |
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所在地 | 和歌山県和歌山市本町2-1フォルテワジマ7階 |
電話番号 | 073-432-8088 |
営業時間 | 日~木曜11:00~22:00(OS21:30)、金・土曜、祝前日11:00~23:00(OS22:30) |
定休日 | 第3火曜日(ふくろうの湯に準ずる) |
@ajiwai2960 |
庄内
職人の繊細な技が光る
しっとりジューシーなとんかつ
関西では珍しい、山形県平田牧場の上質な三元豚のみを提供する、とんかつ・豚肉料理店。米を飼料にした「こめ育ち豚」は、きめ細かな肉質で甘みのある脂身が特徴。軽やかでコクのある米油を使って低温で揚げることで、衣サクサク、しっとりジューシーなとんかつに。かつ膳はごはん、漬物、みそ汁付き。
名称 | 庄内 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市本町2-1フォルテワジマ7階 |
電話番号 | 073-488-1830 |
営業時間 | 11:30~15:00(OS14:00)、17:00~21:00(入店は20:00まで) |
定休日 | 木曜 |
web | https://www.shokutsuna.jp/store/shounai/ |
※掲載各店の判断により、営業形態や営業時間、メニュー等が変更されている場合があります。
和歌山で生まれ和歌山で育ち、数年九州で生活するも、和歌山が好きすぎて夫を連れて戻ってきた。5人の子供たちと毎日賑やかに過ごす兼業主婦。ツイッター民、オンラインゲーム、海外ドラマ、心霊動画好きの根暗、大雑把な性格。ずっと何か食べてる。