2023年11月1日、伊都郡九度山町に空き家を改修したパン工房「Vent Orange(ヴァン・オランジュ)」がオープンしました。店主の堀江みちこさんは、大の自転車好き。店舗には自転車乗りに必要なグッズもあり、自転車が好きな方は、ぜひ立ち寄ってほしい店舗です。
店舗までの道のり
京奈和自動車道高野口ICから車で約10分の場所にある同店。車で同店に行った場合、駐車場として九度山町町営駐車場を利用できます。そこから店舗までは、徒歩2分ほど。
「軽トラックがギリギリ通れるかな…?」というようなクネクネ道を通ったら、「Vent Orange」が見えてきます。自転車スタンドもあり、自転車乗りには嬉しいですね。
オープン前は、10人以上お客さんが列を作って並んでいるそう。今回は、空いているタイミングでお邪魔できましたよ。
店内商品をチェック!
空き家を改修した店内は、風情たっぷり。余白のある空間が美しいです。
人気商品の「メロンパン」(250円)や「クリームパン」(250円)を食べたい方には、朝一の来店を推奨しているとのこと。その人気ぶりが伺えます。
「カレーパン」を含む総菜系のパンは、お昼頃に焼きあがります。ゲットしたいパンに合わせて、来店時間を調整してくださいね。
「Vent Orange」の特徴は、フランスから持ち帰った天然酵母である「ルヴァン種」を使っていること。「ルヴァン種」はライ麦を元にした天然酵母で、コクがある味わいになるそうです。ハード系のパンに使用されており、取材当日は「バゲット」も売り切れでした。今回は、ハード系の生地を使用している「渋皮マロンのあんバター」(230円)を購入してみましたよ。
「Vent Orange」は、環境に配慮した店舗を目指しており、極力ビニールを使用しないように心がけています。食パン以外のパンは、すべて紙袋で包装されますよ。ショッピングバッグの持参がおすすめです。
こだわりのパン、食べてみました
「Vent Orange」の店舗横には、イートインスペースがあります。ちょうどお昼時だったこともあり、一部のパンをこちらでいただいてみました。
「カフェオレ」(380円)に使用されているコップも、環境に配慮し紙製のものが使われていますよ。それでは早速、食べていきましょう!
「クリームパン」(250円)のクリームは、ポロっと系のコク強め。卵の甘みを感じます。あっさりとした味わいのパン生地で、バランスの良いクリームパンです。
「九度山メロンパン」(250円)は、地元の柿ジャムを練りこんだ逸品。厚めのクッキー生地に、柿の果肉感は、まるでスイーツのようです。
他のパンは、自宅で食べてみました。「渋皮マロンのあんバター」のパン生地は、バケットと同じ。心地いい、バリバリとした食感に、ほんのりとした塩味を感じます。あんこの甘さと、バターの塩味。だれもがハマる組み合わせです。
「湯種食パン」(290円)は、少しハードっぽい食感。そのまま食べるより、焼いた際の食感を楽しめる食パンです。今回、たくさんの具材と一緒に、ホットサンドにして食べてみましたが抜群の美味しさでした。
自転車乗りに人気のパン屋さん「Vent Orange」。お目当てのパンを、ぜひゲットしてくださいね。
名称 | Vent Orange(ヴァンオランジュ) |
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所在地 | 和歌山伊都郡九度山町九度山1663-1 |
電話番号 | 0736-26-8371 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 月~水曜、第3日曜 |
駐車場 | なし |
web | https://www.ventorange.com/ |
パン・スイーツ狂いの和歌山取材ライター。パンや甘いモノをこよなく愛しています。5歳の子どもがいるシンママで、ロゴデザイナーとしても活動中。人の想いを深くお伺いすることが得意。食べ物が美味しそうに見える体型をキープしているため、取材中は店主さんが心を開いて話してくれます。