和歌山のニット タグ付けてアピール

新事業を発表する森下理事長

生産量日本一を誇る県産丸編みニットをより明確にブランド化し、他産地との差別化を図っていこうと、和歌山ニット商工業協同組合(森下展行理事長、組合員67社)は5日、「和歌山ニット(WAニット)」のオリジナルブランドロゴを製品に表示する「産地ブランド認定制度」を始めると発表した。組合員が編み立て、国内で染色、縫製された製品にタグを付け、安心、高品質な日本産、和歌山産であることを世界にアピールしていく。

同組合によると、県産丸編みニットの売上高(平成25年度)は220億9989万円で、全国シェアの37・1%を占める。一方、和歌山がニット産地であることの認知度は、県内外問わず依然低いのが現状という。

組合では産地のPRを図ろうと、JKW(JAPAN KNIT madein WAKAYAMA)ブランド委員会を立ち上げて協議。県特産のミカンのオレンジ色と、丸編みニットのデザインを基調としたブランドタグを完成させた。

「WAニット」の「WA」には、和歌山の「和」、日本の「和」、丸編みニットのループの「輪」の3つの意味を込めた。

森下理事長らが和歌山市ト半町の同組合で記者会見し、発表した。和歌山のニット産業は明治35年に始まったといわれ、ピーク時の昭和32年ごろには組合員が約370社に上ったという。

森下理事長は「100年以上の歴史がある和歌山の産地を、次の100年に向かって残していくためには、日本だけでなく世界にアピールしていかなければならない。和歌山の生地は高品質で、感性の高い良い生地であると、産地のブランディングをしていきたい」と語った。

タグを付けた製品は、2月中旬から店頭に並び始める見通し。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。