
県とコラボの4商品 ファミマが関西地区で販売
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コンビニエンスストア大手の㈱ファミリーマートは11日、和歌山県とのタイアップにより、県産食材を使用した弁当とパン、県内有名店が監修した食品の計4商品を販売する「和歌山フェア」を、関西地方2府5県の約2600店で開始した。販売期間は12月8日までの予定。和歌山のおいしさ盛りだくさんで、新たなファンの獲得を目指す。
【写真】県とのコラボ商品をアピールする(左から)末永部長、原部長、川村局長
発売されたのは、ご飯の上に野沢菜、県産のシラスと練り梅を乗せた「県産しらすと梅のお弁当」(税込み390円)、県産ミカン果汁を使ったクリームとオレンジピールを生地におり込んだ「ふんわりもっちパン(みかん)」(165円)、井出商店(和歌山市)が監修する「和歌山中華そば」(578円)、玉林園(同)が監修する「抹茶クリームシュー(グリーンソフト風味)」(149円)の4品。いずれも県PRキャラクター「きいちゃん」をあしらったパッケージとなっている。
関連商品として有田みかん3個入りパック(368円)の販売も開始した。
発信力のある大手食品企業などに県産食材を提案し、認知度向上やイメージアップを図る県の取り組みの一環で実現した。県とファミリーマートは2010年10月に包括連携協定を締結し、県産食材を使った商品の販売は6回目、計29商品。今回は、県の「ふるさと誕生日」(11月22日)を記念して行った。
ファミリーマートの原忠史関西第3リージョン部長、末永靖二西日本地区MDグループ部長、県の川村実農林水産政策局長が11日、県庁で記者会見し、各商品をアピール。
末永部長は「和歌山は非常に食材が豊富。良いものを手軽に楽しんでほしい」とし、監修の事業者については「和歌山で誰もが知る人気の店であり、この機会に広めていきたい」と話した。
川村局長は「商品開発していただき、県としても非常にうれしい。今後も、県産食材のさらなる認知度向上や魅力発信に向けて、強力なタッグを組んでほしい」と期待した。
さらに、きいちゃんをデザインしたブロマイド&シールが20日午前10時から、全国のファミリーマート店内のマルチコピー機サービス「ファミマプリント」で販売される。
デザインは2種類で、ふるさと誕生日バージョンは12月8日まで、基本バージョンは通年販売。大きさはL判で、ブロマイドが200円、シールが400円となっている。





























