随所に新しさ 伏虎義務教育学校の内部

室内に階段が設けられている図書室

4月に開校が迫った和歌山市初の小中一貫校「市立伏虎義務教育学校」の校舎内部が21日、報道関係者に公開された。教室の床や棚に紀州材を採用するなど親しみあるデザインとともに、中庭や男女別の洋式温水洗浄便座付きトイレ(一部和式)、教員が簡易的に事務作業を行い、児童生徒と交流もできる教師ステーションを各階に設置するなど、随所に新しさが際立つ校舎が完成した。建築費は43億円。

建物は、鉄筋コンクリート一部5階建て。体育館は校舎の3~5階を占め、通常の1・5倍ほど天井が高く造られ開放的になっている他、市内公立中学校初の武道場と、エアコンが設置されている。

エレベーターの設置や各教室の出入り口の段差解消、オストメイト対応の多目的トイレを設けるなどバリアフリーにも対応している。

その他、軽油を燃料とする非常用発電機の設置、学年を超えて給食時に交流するランチルーム、階段でつながった1階の図書室と2階の児童向けの図書スペースなどが特色となっている。

市教育委員会教育政策課の南敏博課長(56)は「建物は完成したので、後は、校舎を使う子どもや教員らに活用してもらい、教育の充実に期待したい」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。