夕日ついばむカラス岩 白浜の富田川河口

カラス岩のくちばしに夕日が重なる

美しい夕日が楽しめる豊かな海岸線を持つ県内にあって、春分・秋分の時期だけに特別な夕日が見られるスポットが白浜町にある。
富田川と高瀬川が合流する河口にある「カラス岩」。午前の曇り空が、午後にかけて晴天に向かった22日午後6時15分ごろ、鳥のくちばしのような形状の岩に沈みゆく夕日がかかり、まるでカラスがついばんでいるような情景が現れた。
周辺には、長い年月にわたって風や波に削られ、個性的な形状をした岩が点在しており、釣りやカヌー、写真撮影などを楽しむ人が多く訪れるが、夕日とカラス岩のくちばしが重なるのは、太陽がほぼ真東から真西へと軌道を描く春分・秋分の頃だけ。
輝く夕日が辺りの空と海を真っ赤に染めながらゆっくりと沈んでいくひととき、カラス岩のくちばしに夕日がかかると、和歌山市や有田市から訪れた写真愛好家らは「夕日がエサやで」などと話し、感嘆の声を上げた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。