県産品もっと海外へ 7カ国バイヤー商談会

各社のブースで試飲食するバイヤーら

県産品のさらなる海外への販路開拓や拡大を目指し、県農水産物・加工食品輸出促進協議会は29日、海外バイヤーとの交流・商談会を和歌山市のホテルアバローム紀の国で開いた。県内の食品事業者18社が参加し、熱心に商品の説明や食べ方の提案を行い、武将のコスチュームを着用するなどさまざまな方法でバイヤーらにPRした。

日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部が共催。アメリカ、ペルー、フランス、韓国、中国、タイ、インドネシアの7カ国9社の海外バイヤーを招いた。

同協議会会長を務める原康雄県農林水産部長は「和歌山の豊かな自然の恵みの加工品は海外市場から高い評価を受けている。きょうの機会にさらに理解していただき、商談につながれば」、ジェトロ大阪本部の古川毅彦事業推進課長は「国は2019年までに海外輸出市場を1兆円規模にすることを掲げており、ジェトロはその一端を担っている。ぜひ積極的に商談してほしい」とあいさつし、商談がスタート。

参加した県内企業は、梅やジャバラ、サンショウなどを使った商品を各ブースに並べ、バイヤーらは熱心に説明を聞き、試飲食して理解を深めた。

日系のスーパーに商品を卸しているタイの「サイアムトレジャーグループ」のパタリーナン・ソーポン・ダムサンロック社長(48)は「梅などの加工品はタイ料理にもよく合う。新鮮な果物を有効に使い、ミカンやユズなどが入ったさまざまな食品を製造すると良いと思う」と話し、フランスのサス・オリビエ・デレン社のオリビエ・デレンCEO(50)は「素晴らしい食品がたくさんある。賞味期限が長いこと、殺虫剤が使われていないことに特に注意して製造すれば、フランスでも取り扱いやすくなる」と期待を寄せていた。
海外バイヤーはこの日、湯浅町の湯浅醤油㈲と海南市の山本勝之助商店を訪問し、しょうゆやサンショウ加工品の製造工程を視察した。
30日には県庁で、国内輸出商社との商談会も行われた。

海外バイヤーとの商談会に参加した事業者は次の通り。

㈱紀州本庄うめよし▽かんじゃ山椒園▽紀南農業協同組合▽㈱勝僖梅▽ダイナミック食品㈱▽㈲樽の味▽中田食品㈱▽中野BC㈱▽㈱ナルリッチ▽梅光園ワールド商会㈱▽㈱不動農園▽プラム食品㈱▽松林農園▽㈱豆紀▽㈲紅葉屋本舗▽㈱ヤマサ脇口水産▽山本勝之助商店▽湯浅醤油㈲

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。