「やさしい牛乳」が特別賞 プレミア和歌山

やさしい牛乳を手に上芝代表理事

優れた和歌山県産品をブランド化し、販売促進を図る県の2017年度「プレミア和歌山推奨品」の発表会と内覧会が2月27日、和歌山市のアバローム紀の国で開かれた。56事業者の67品目が認定され、申請品の中から特に優れた商品に与えられる審査委員特別賞には、農事組合法人黒沢牧場(海南市上谷)の「やさしい牛乳」が選ばれた。
今回で10回目。発表会には審査委員長でプロデューサーの残間里江子さんや、自らの活動を通じてプレミア和歌山の魅力を発信する「プレミア和歌山パートナー」で作家の山本一力さんらが出席した。

特別賞に次ぐ奨励賞には、一心農園(九度山町)の「一心農園オリジナルプレミアム柿アイス」、紀北川上農業協同組合(橋本市)の「紀の川柿」、㈲安愚楽(和歌山市)の「鯛めし」、赤玉(有田川町)の「わさび寿司」が選ばれた。
発表会で仁坂知事は「審査委員の方々には本当に感謝している。県単位で頑張って素晴らしい物を世の中へアピールしていきたい」とあいさつ。残間さんは「特別賞や奨励賞と、ある種のランクを付けたが、商品はレベルが高く僅差。過程におけるストーリーや苦労話など、作り手の熱い思いを感じた」と述べた。
特別賞に輝いた黒沢牧場は標高500㍍の高原にあり、近畿で唯一の山地周年放牧を実施。2016年4月に乳処理設備が整った「ミルク工房」を竣工した。牛乳はノンホモジナイズド(均質化なし)製法、30分間、65度の低温殺菌で仕上げる。牛乳くささが少なく、コクがありながらさらりとした本来の味わいが特長。審査員からはパッケージのセンスや牧場の生乳のみで製造している衛生管理面などを高く評価された。同法人の上芝卓司代表理事(42)は「この賞を励みに100年企業を目指したい。消費者の皆さまに誇れる商品を提供し、和歌山をPRする一助になれば」と話した。

この他、推奨品に認定された品目の内訳は加工食品50、伝統的工芸品1、その他産業製品4、農産物6、畜産物・ジビエ2、祭り3、料理1。今回の認定により推奨品の累計は535品目305事業者となった。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。