100歳の中野さん祝う 神出市長が高齢者宅訪問

日々の楽しみを話す中野さん㊨

「敬老の日」(16日)を前に、和歌山県海南市の神出政巳市長が2日、100歳以上の高齢者宅を訪問し、長寿を祝った。

同市によると、2020年3月末日で100歳以上になる市内在住者は70人(男性5人、女性65人)で、このうち42人(男性2人、女性40人)宅を訪問。同市藤白で1958年に日本酒「長久」の販売を始めた中野BC㈱の創業者、中野利生さん(故人)の妻・幸子さん(100)宅では、日課を聞くなどして歓談した。

幸子さんは19歳で結婚。利生さんが酒造会社の前身となったしょうゆ製造に従事していた頃は、幼い子どもをおんぶして瓶を洗う作業を手伝うなどしていたが「ひとつも苦労と思わなかった」と昔をしのんだ。

日々の楽しみは新聞に目を通し日記を記すことだといい「読んだ先から忘れてしまうので海南のお祭りの予定などはメモしています」。健康と美容の秘訣(ひけつ)については「酒かすをパンに塗って食べること」とにっこり。

「ニュースなどで海南がもっと報じられるぐらい発展してほしいです」と期待を寄せると、神出市長は「いつまでも元気で見守っていてください」と声を掛けていた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。