世界のレッスン公開 バイオリニスト堀米さん

実演を交えてレッスンをする堀米さん㊨

世界的バイオリニストの堀米ゆず子さん(62)=ベルギー在住=による特別レッスン「マスタークラス」が18日まで、和歌山県和歌山市加太の市立青少年国際交流センターで開かれ、世界9カ国・地域から集まった11人の若き才能への指導が一般に公開されている。

ヨーロッパを拠点に精力的に演奏や後進の育成活動をしている堀米さんは、イタリアやイギリス、フランスなどでマスタークラスを開いてきたが、日本での開催は初めて。

今回集まったのは15~27歳の将来が期待される若手演奏家たち。「一番大事なのは考えること」という堀米さんは、一人ひとりに合わせて言葉を選びながら、表現や技術について、細部まで実演を交えて丁寧に指導。堀米さんと生徒たちの美しい音色が練習室に響いた。

堀米さんは、加太の美しい海を臨み、木をふんだんに使うなど整った設備を持つ同センターを称賛。「若い、素晴らしい才能がたくさんいることを多くの人に分かってもらい、(その育成を)和歌山、加太でしていることをアピールしたい」と語り、来年以降も加太でマスタークラスを継続したいとしている。

オーストリア在住のエリアス・ダビッド・モンカドさん(19)は「堀米さんは素晴らしい指導者。加太には音楽に集中できる素晴らしい環境が整っている」と話していた。

19日午後1時から同センターで、堀米さんと受講生、関西で活動する音楽家らによる弦楽合奏の無料コンサートが開かれる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。