観光・宿泊施設も再開 感染防止策緩めず

感染予防策を講じて客を迎え入れる準備をするスタッフ(たまゆらの里で)

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため和歌山県が一部の業種に実施していた休業要請が1日、解除され、県外との往来自粛を求める呼び掛けも東京都など5都道県を除いて行わないことになった。県内の観光・宿泊施設も感染防止対策を徹底し、営業を再開。観光需要の回復を見据え、少しずつ人の流れを呼び戻そうと動き出した。

紀美野町長谷宮のリゾート施設「たまゆらの里」は1日に営業を再開。運営する㈱たまゆらの里(同町)の岡本尚社長は「臨時休業中も問い合わせは多く頂いていた。観光に対する需要は消えていないと思う。緊急事態宣言が解除された後は、県内や大阪府などから少しずつ予約が入ってきている」と話す。営業再開については「コロナがまだ終息していない中、難しい判断だった。ずいぶん悩んだ」と話した。飛沫(ひまつ)感染を防ぐためフロントカウンターにアクリル板、レジカウンターにビニールカーテンを設置。大浴場の岩風呂棟は大勢の人が利用すると密集の恐れがあるため当面は休業する。

旧県議会議事堂(一乗閣)やねごろ歴史資料館などがある「道の駅ねごろ歴史の丘」は、旧県議会議事堂の貸館業務を除き5月30日から営業を再開した。訪れる人にはマスクの着用を呼び掛けるなど感染防止対策を講じながら営業する。運営するねごろ歴史の丘管理協会は、「第2波」への警戒を強め「お客さまもまだ用心しているところがあると思う。(客足が)すぐに戻るのは難しいのでは」と話していた。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。