来館目標の200万人超え キーノが開業1周年

開業から1年となるキーノ和歌山

南海和歌山市駅直結の複合施設「キーノ和歌山」の商業ゾーンが開業してから5日で1年を迎える。新型コロナウイルスの感染拡大が続き市駅を利用する人も減少する中、1年間の来館者数(市民図書館の来館者数を除く)は約218万人を記録し目標の200万人を上回った。1周年を記念し今月はさまざまなイベントが行われる。

キーノ和歌山は同駅を中心に、商業ゾーン、ホテル、市民図書館、オフィスビルなどからなる複合施設。商業ゾーンには和歌山の土産も購入できるスーパーマーケット、地元で人気のレストラン、カフェ、クリニックなど29店舗が入っており、店舗の前に長い列ができることも珍しくない。オフィスビルの横には約300台を収容できる立体駐車場(5階建て)があり、自動車で訪れる人の利便性も考慮している。

市駅は県内にある南海電鉄の駅の中で最多の乗降人員を誇るが、一日平均の乗降人員は2019年度の1万6455人から20年度は1万2271人に減少した。新型コロナの感染拡大を受けた外出自粛の動きが影響したと見られる。駅の利用者が減少する中、商業ゾーンの来館者数は開業後約2カ月で50万人を突破。昨年10月には100万人に達し、ことし4月末に目標の200万人を達成した。バルなどのイベントを開いた他、SNS(インスタグラム、フェイスブック)で施設の魅力を発信し、施設を動画で紹介するユー・チューブチャンネルも開設するなど、情報発信を積極的に行った。施設を運営する南海電鉄㈱は、来館者数が目標を上回ったことについて「コロナ禍という大変な状況の中でのオープンとなりましたが、駅周辺にお住まいの方を中心に非常に多くのお客さまにご利用いただいております。今後も、より一層、魅力ある施設になるよう取り組んでまいります」と話している。

1周年を記念し、5日午前11時からスタンプラリーを行う。用紙は市民図書館の当日貸し出しレシートを持っている人に配布。キーノ和歌山の館内を巡ってスタンプを集めると、オリジナルトートバッグがもらえる。先着200人。5、6日は1000円以上の買い物、飲食をした人を対象に抽選会を行う。カンデオホテルズ南海和歌山のペア宿泊券などの景品を用意している。11~13日はキーノ和歌山2階の特設会場で1500円のチケットを購入すると、キーノのレストランやカフェ全12店舗で食べ物や飲み物を味わえる「キーノ・フードフェス」を開く。テークアウト、店内飲食のどちらも可能。イベントの詳細はキーノ和歌山のホームページで確認できる。

記事元: わかやま新報 ※掲載記事内容は記事提供元で過去に掲載された内容になります。