写真展「夢洲の生き物たちの記録」

大阪市此花区にある舞洲（まいしま）は埋め立てによってできた人工島ですが、これまでに膨大で多様な種の野鳥（113種類）が記録されています。記録された野鳥のリストには、和歌山県ではなかなか見られない希少な種もありました。

細長い翼が特徴的な水辺の夏鳥であるコアジサシ。和歌山県では30年以上繁殖が確認されておらず、観察数も少ないことから、2022年の和歌山県レッドデータブックでランクアップの絶滅危惧ⅠA類になっています。ところが舞洲では、繁殖する様子が記録されているのです。

この展示を通じて、身近にある「環境」の変化を考えるきっかけになれば…

＜展示内容＞
写真パネル14点、野鳥の日本画8点、解説等パネル31点、模型や卵等10点

【期間】2024年4月7日（日）まで 9:30～17:00（入館は16：30まで）
【場所】和歌山県立自然博物館 玄関ホールおよびレクチャールーム
【入館料】大人480円、高校生以下無料