社会実験が行われたり、定期的に朝ごはんイベントが開かれていたり…、脱シャッタ―街に向けて、おもしろいことに取り組んでいる北ぶらくり丁商店街。新たに仲間入りしたお好み焼き店「わたしのテッパン」もなんだかちょっと楽しそう。
目次
古くて新しい!
自分で焼くスタイルのお好み焼き
昭和レトロな雰囲気が残る「北ぶらくり丁商店街」に、空き店舗をリノベーションしたお好み焼き専門店「わたしのテッパン」がオープン。こちらは、昔ながらの「自分で焼くスタイル」をあえて採用。具材を混ぜて、鉄板に流して、コテでひっくり返す…、一連の工程をお客さん自身が楽しみながら焼き上げたお好み焼きがいただけます。
店内はカウンター席、テーブル席、奥には個室もあり、ランチもディナーも、お一人さまから家族連れ、外国人観光客でにぎわっています。
山芋たっぷりのふわふわ生地
人気は「ぶた玉」
“自分で焼く”をウリにはしていますが、もちろんお店の人に焼いてもらうことも可能。カウンター席に座ると、目の前で店員さんが焼いてくれます。テーブル席や個室でも、注文時にお願いすれば店員さんが焼き上げたお好み焼きをアツアツの状態で食べられます。
同店のお好み焼きは、すりおろした山芋がたっぷり入ったふわふわ生地。店主の両親は神戸でお好み焼き店を営んでいて、生地には並々ならぬこだわりが。
多彩なトッピングで
「あたしスペシャル」が完成!
両面こんがりと焼き色がついたら、ソース、マヨネーズ、かつおぶし、青のりをかけて完成。人気No.1は「ぶた玉」ですが、「キムチ」「もち」「明太子」「トマトチーズ」など多彩なトッピングをのせのせして、ぜひとも、「あたしのスペシャル」にして味わってみてください。トッピングは200円~ですが、好きなもの3つ選ぶと合計金額から-50円とちょっぴりお得。
こちらも店主のこだわりで、卓上に、神戸で抜群の知名度を誇る「オリバーソース」の濃厚旨辛「どろソース」が置かれていて、ピリッとパンチの効いた味がお好みの人はご賞味あれ!
そばめしや焼きそばも
ランチタイムは+200円で定食
メニューと価格はこんな感じ。ランチタイムはお好み焼きの「ぶた玉」が880円、「海鮮ミックス玉」が950円、焼きそばの「海鮮ミックス」が870円とお得に食べられ、+200円で関西人の定番、ごはんとみそ汁、漬け物が付いた「お好み焼き定食」「焼きそば定食」にもできます。
ちなみに、細かく刻んだ焼きそばの麺+ごはんの神戸のB級グルメ「そばめし」には、「どろソース」が使われていて、本場の味!
進行中の“北ぶらプロジェクト”の拠点にも
北ぶらくり丁商店街は、同商店街振興組合理事長の桑島英樹さん、まちづくり会社「サスカッチ」の小川貴央さんらが中心となって、“レトロでポップな北ぶらくり丁”にするプロジェクトが進行中。若い世代の店主がお店をはじめたり、毎月第1火曜の朝は「北ぶら食堂」、第2日曜は「北ぶらリメンバーマーケット」が開催され、「Kisssh-Kissssssh映画祭」の会場にもなっています。店内の一角で「北ブラTシャツ」などグッズも販売され、北ぶらくり丁を巡る体験ツアーも企画中。
名称 | お好み焼き専門店 わたしのテッパン |
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所在地 | 和歌山県和歌山市匠町43 |
電話番号 | 073-422-4079 |
営業時間 | 11:00~OS14:00、17:00~OS21:00 |
定休日 | 火曜 |
@watashino_teppan |
記者・ライター・編集者歴21年。硬派な記事も軟派な原稿も書きこなせるけれど、偏食家のためグルメレポは結構ツライ。ちょっと変わり物なので、独特の視点で表現するとよく言われ、その個性は大事にしつつ、正確な情報を伝えます。ビールが好き、韓国が好き!