2023年、会員制倉庫型店舗の再販店としてオープンした「BORENA(ボレナ)」。現在では、複数の飲食店が集まる「なんじゃかんじゃ楽しい倉庫『BORENA』」として、さまざまな飲食店が入り、日々イベントが開催されています。今回は、そんな「BORENA」内にオープンした「グラタンカフェK」をご紹介していきます。
目次
九度山町にある「グラタンカフェ」の
姉妹店『グラタンカフェK』がオープン♡
2023年、会員制倉庫型店舗の再販店としてオープンした「BORENA(ボレナ)」。現在では、複数の飲食店が集まり、尾道ラーメンやローストビーフ丼、本格ラザニアが食べられる施設へと生まれ変わりました。
今回ご紹介する「グラタンカフェK」は、県外からのお客さんが多く、和歌山県九度山町にある「グラタンカフェ本店」の姉妹店にあたります。本店はコース料理がメインとなっていますが、「グラタンカフェK」はワンプレートで親しみやすい価格帯となっており、夫婦や家族連れのお客さんが多いそう。
壁紙や扉などの内装に始まり、家具の制作まで店舗スタッフで行ったという店内は、落ち着いた雰囲気に包まれています。
元々再販店スペースとなっていた場所は、現在休止中です。というのも、現在オンラインショップで人気の冷凍食品コーナーを準備中とのこと。湯せんで温めるだけで洋食屋さんの本格料理を楽しめるため、家庭ではもちろん、キャンプを行う人からも喜ばれているのだとか! 1人前のほか、4人前が入ったファミリー用もあります。現在はオンラインショップの発注が多く生産が追い付いていない状態ですが、準備が整い次第、店舗でも販売されますよ。
また、「BORENA」には尾道ラーメン店を併設! 夫婦で「BORENA」を訪れ、男性はラーメン店・女性は「グラタンカフェK」でグラタンを味わい、早めに食べ終わった男性が「グラタンカフェK」でお酒を飲む……という利用もあるそう。複合施設ならではの楽しみ方ですね!
本格派の絶品ランチを味わって
濃厚さがクセになる「ボロネーゼのラザニアランチ」
「グラタンカフェ」のランチセットは、サラダ・スープ・パン・ソフトドリンク・デザート付きです。プラス料金で、ソフトドリンクをアルコールドリンクに変更できるのも嬉しいですね。今回は、「ボロネーゼのラザニアランチ」(1580円)と「サーモンとロマネスコ」(1680円)を注文してみました。
「ラザニア」とは、シート状の広くて平らなパスタ麺のこと。粗めでじゅわっとした肉汁が出てくるボロネーゼを、ラザニアでミルフィーユ状に交互に重ね、焼き上げられています。
濃厚で、こってりと深い味わい。焼き上げられたチーズで、濃厚さが増し増しです。しかし、後味がしつこくなく、絶妙なバランスを保っています。ボロネーゼは子どもでも食べられるよう、トマトの酸味が抑えられ、優しい甘みを感じます。ミートの肉感がたまりません。
ランチセットに付いてくるサラダには、新鮮な野菜のほか、糸寒天と自家製ポテトサラダが入っており、食感が◎ スープは日替わりとなっており、こっくりとした味のコンソメスープと、ミネストローネのさっぱりとした味わいが楽しめるトマトスープの2種類があります。
コク深いのに爽やかな後味の「サーモンとロマネスコ」
ホワイトソースとクリームソースの2種類のソースがかけられており、コク深く、食べる場所によりソースの混ざり具合が異なり、味わい深さがあります。
鼻に抜ける爽やかな香りと、後味に残るほんのりとした苦味が隠し味となり、サーモン本来の甘味と旨味を引き立てています。サーモンはフレークではなく、ブロックをほぐして使用しているため、より満足感が高い逸品になっていますよ。
最後についてくるデザートのコーヒーゼリーとバニラアイスは、苦めのコーヒーに甘いバニラアイスで無敵の組み合わせ。さっぱりとお口をリセットできます。
「グラタンカフェK」を訪れた際、ぜひ立ち寄ってほしいのが、こちら。なんと、お手洗いです。両サイドの家来に挟まれた席には、何か張り紙がありますが……なんと書いてあるかは、ぜひ立ち寄ってチェックしてくださいね。
美味しいお料理だけではなく、見どころも満載の「グラタンカフェK」。大満足間違いなしですよ。
名称 | グラタンカフェK |
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所在地 | 和歌山県伊都郡かつらぎ町新田34-5 |
営業時間 | 11:00~14:00、18:00~22:00 ※2024年7月現在、ランチタイムのみの営業 |
定休日 | 木・金曜 |
駐車場 | あり |
web | https://borena.shop/ |
@borena_shop |
パン・スイーツ狂いの和歌山取材ライター。パンや甘いモノをこよなく愛しています。5歳の子どもがいるシンママで、ロゴデザイナーとしても活動中。人の想いを深くお伺いすることが得意。食べ物が美味しそうに見える体型をキープしているため、取材中は店主さんが心を開いて話してくれます。