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熊野詣

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を歩く!「熊野古道リレーウォーク」で巡礼体験を

公開日 2024.07.26

和歌山県が、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を記念したウォークイベントをこの秋開催。世界遺産の道「熊野古道中辺路」を全6回に分けて歩きます(旅行企画・実施=日本旅行)。

かつての熊野詣を令和の世に再現

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つである「熊野古道」は、1000年以上昔、平安時代から「蘇りの聖地熊野」を目指し歩き継がれてきた巡礼の道です。そして、身分や男女の別を問わず、あらゆる人々が列をなして熊野を目指した様子は「蟻(あり)の熊野詣(くまのもうで)」と称されるほどでした。
今回のウォークイベントは、「令和の熊野詣 熊野古道リレーウォーク」と題して、この熊野詣を今の時代に再現しようとする試み。9月22日(日)からスタートし、最終第6回目は12月15日(日)。熊野三山到着時には正式参拝を行うなど、往時をしのばせる特別な体験企画も毎回準備されており、非日常感を味わうことができます。

熊野古道リレーウォーク概要

ツアー行程及び各回の概要は下記のとおり

★第1回 扇ヶ浜~稲葉根王子(日帰り)

鬪雞神社

【開催日】9月22日(日)

【コース】扇ヶ浜で旅の安全を祈願し、足や手を海水につけて身を清める潮垢離を体験。その後、鬪雞神社や点在する王子を訪ねながら、五躰王子の一つである稲葉根王子を目指します(約13km/6時間半)

★第2回 稲葉根王子~清姫の墓所~高原霧の里休憩所(1泊2日)

稲菜根王子
滝尻王子(イメージ)

【開催日】10月5日(土)~6日(日)

【コース(1日目)】稲葉根王子で水垢離を行い、清姫の墓所まで、川沿いを歩くことの多い、気持ち良いウォーキングコースです(約10km/5時間半)
【コース(2日目)】熊野の神域の入口ともされている滝尻王子でお茶会を楽しんでから山中へ。高原まで急な登り坂が続きますが、登り切った後の高原での絶景は見応え十分(約6km/6時間)

★第3回 高原霧の里休憩所~道の駅熊野古道中辺路~道湯川橋バス停(1泊2日)

高原(イメージ)
牛馬童子

【開催日】10月19日(土)~20日(日)

【コース(1日目)】高原から山中に入り、アップダウンを繰り返しながら道の駅熊野古道中辺路へ。静かな山を、心静かに自分と向き合いながら歩くことができます(約8km/5時間)
【コース(2日目)】有名な牛馬(ぎゅうば)童子像を訪問後、古道の宿場として栄えた近露へと入り、継桜(つぎざくら)王子では県の無形民俗文化財「野中の獅子舞」の演舞を鑑賞(約11km/7時間)

★第4回 道湯川橋バス停~発心門王子~熊野本宮大社(1泊2日)

発心門王子
道休禅門


【開催日】11月9日(土)~10日(日)

【コース(1日目)】急峻な山道を進みながら、五躰王子の一つである発心門王子を目指します。アップダウンが厳しいですが、古道の雰囲気を感じながら歩くことができます(約9km/5時間30分)
【コース(2日目)】発心門王子をスタートし、山伏の先達で熊野本宮大社へ。熊野本宮大社では、正式参拝を行います(約7km/4時間30分)

★第5回 三輪崎駅~熊野速玉大社(日帰り)

高野坂

【開催日】12月1日(日)

【コース】三輪崎駅から、山伏の先達のもと熊野速玉大社へ。途中の高野坂では、苔むした石畳道の雰囲気や雄大な熊野灘の眺めも。熊野速玉大社では、正式参拝を行い、旅路を締めくくります(約6・5km/3時間30分)

★第6回 那智駅~那智の滝(日帰り)

三重塔と那智の滝

【開催日】12月15日(日)

【コース】那智駅から補陀洛山寺、大門坂、熊野那智大社・那智山青岸渡寺を経て那智の滝でフィナーレ。山伏の先達や熊野那智大社での正式参拝、那智山青岸渡寺の行者堂での護摩焚(ごまた)きなど、特別体験企画も充実(約7・5km/約5時間30分) 

【申し込み】

各回定員80人、雨天決行、荒天中止。昼食、飲み物、雨具、防寒具は各自で用意(お弁当のオプショナルプランは別途)。第1・5・6回は現地集合・解散プランもあり。第2・3・4回の宿泊なしプランは、2日のうち1日だけの参加不可。日帰りは5日前、1泊2日は8日前までに申し込み(定員になり次第受け付け終了)。ツアー行程や価格、コースの難易度など詳細は専用ページで確認を。申し込みは同ページまたは電話で。

【☎申し込み】
日本旅行メディアトラベルセンター
☎0570-666-155(大阪予約センター)
受付時間11:00~17:00(土・日曜、祝日も営業)