「ル・トン・デュ・パン（le temps du pain）」でパリ仕込みの本格フランスパンを【和歌山市】

熟練のパン職人が焼き上げるパンが
“スーパー価格”で気軽に

スーパー「ヒダカヤ西脇店」内にあるベーカリーショップ。

同店ではパン文化が根付くフランス本場の味が、手に取りやすい“スーパー価格”で販売されており、地域の人たちに親しまれています。

同店でパンを焼いているのは、フランスのル・リュード市出身のマルティノー・ジャン・リュックさん。彼がパン作りを始めたのはなんと15歳の頃。以降、パリの“ブーランジェリー”（フランス語で「パン屋」の意味）で20年以上の修行を積み、2007年には日本人パティシエの女性と結婚し、後に奥様の故郷である和歌山に移住したそう。

マルティノーさんが焼くパンはパリ仕込みの本格フランスパンがメインですが、ハード系は食べやすい一口サイズにしたり、日本人の口に合うよう果物をサンドしたりと、随所に彼の心配りが感じられます。

地域の人に愛される
同店人気のパンを紹介

サクサクに焼き上げたクロワッサンに、日本人の口に合うように果物をサンドした「ももクロワッサン」と「メロンクロワッサン」（各216円）。

「クランベリーとクリームチーズのカンパーニュ」（100g129円）は、ベリーの酸味とクリーミーなクリームチーズが相性バッチリ。

フランスの食卓で親しまれている「バゲット」（214円）は外はカリッと、中はもっちり。

ハード系のパン以外にも、総菜パンや菓子パンも手に取りやすいお値段で並んでいます。

フランスの食文化を日本に

「これはどんなパン？」とお客さんから聞かれ、にこやかに答えるマルティノーさん。彼と同店は、フランスの食文化を地域の人たちに広げる“伝道師”のような存在なのかもしれません。

※2024年7月10日現在の情報に基づいています