スパイスごはんの「M3号」が夜営業のスパイスフード＆バーにリニューアル【和歌山市】

夜仕様のカウンター席に店内改装

スパイスカレーのイベントなどにも出店している「M3号」。和歌山市田中町の地下道（アンダーパス）の近くに店舗があります。以前は金曜の夜と土・日曜のお昼＆夜、ときどき月曜のお昼に営業していましたが、18：00オープン、火・水曜定休の営業曜日・時間を変更して、10月3日にリニューアルオープン。エスニックテイストの雰囲気は残したまま店内を改装して、夜仕様のカウンター席がメインのお店になりました。

店名も「スパイスごはん」から「Spice Food and Bar M3号」に変更。オーナーのyu-curryさんいわく、「コロナ禍で夜営業ができなくなり、ランチ営業を始めて、スパイスカレーを提供するようになったら、“スパイスごはん”ではなく、“スパイスカレー屋さん”というイメージが強くなってしまって…。お水を飲みながらスパイスカレーで満腹になるのではなく、アルコールを飲みながら、もっといろいろなスパイス料理を味わってもらいたくって…。脱スパイスカレー屋さんです。スパイスカレーは提供しますけど」と。

気になるメニューはスパイスが効いた多国籍料理

タイ、ベトナム、インドネシアなど多国籍なスパイス料理がずらり。「アボカドとキムチの冷やっこ」（400円）は恐らくこちらでしかお目にかかれないメニュー。他、「ヤムウンセン（タイの春雨サラダ）」（900円）、「マサラオムレツ（タイ風オムレツ）」（600円）など、和歌山にいながらにして食でプチトリップ。

台湾のソウルフード「魯肉飯（るーろーはん）」（900円）は〆にぴったり。

メニューはこんな感じ。サラダ、お肉、麺、ごはんとおつまみ。バランスよくいろいろなものが食べられます。

スパイスカレーのレパートリーは80種類以上

ランチで人気だった「本日のスパイスカレー」も健在。「ルーのみ」（550円）、「ジャスミンライス」（220円）、「チャパティ（2枚）」（330円）、「副菜盛り合わせ」（330円）と、食べたいものを組み合わせてオーダーするシステムに変更。写真はスリランカのチキンカレーとチャパティ。yu-curryさんのスパイスカレーのレパートリーは80種類以上。野菜、チキン、シーフード、キーマなどなど常時2種類が用意されていて、何が食べられるかはその日のお楽しみ！

スパイスカレーを待つ間、スピードメニューで小腹を満たして。「クミン枝豆」「セロリ―ナンプラー」は、ビールがススム、イチオシのアテ。「パクチーやっこ」「ピリ辛らっきょ」ももう、全部注文しちゃいましょ（笑）。

ビールも多国籍でアジアを旅している気分に

ネパールのネパールアイス、ベトナムの333（バーバーバー）、台灣啤酒（ビール）、スリランカのライオンラガー、タイのシンハービール＆チャーンビール、シンガポールのタイガービールなど（各700円）。入荷状況によりあるものないものがあるので、何が飲めるかは直接お店で聞いてくださいね。 もちろん、国産生ビール（600円）もスタンバイしていますよ～。

その他、ウイスキー、焼酎、チューハイなど。タイのエキゾチックなラム酒「センソム」はぜひ一度味わって。

マスターの番長！さんは大のプロレス好き。店内にフィギアがいっぱい。そしてアナログ盤レコードのコレクターでもあり…。プロレスは新日本プロレスもWWEも昭和プロレスも、音楽も昭和歌謡からロック、パンクまで、プロレスマニア、音楽好きは番長！さんとのマニアックなトークも楽しんで。yu-curryさんも番長！さんも、「客席をカウンタースタイルに改装して、お客さんとの距離が近くなり、いっぱい会話ができて私たちも楽しいです」と話していました。

スパイスにドハマりしてお店を始めた料理上手なyu-curryさんと接客上手な番長！さんは、ロックバンド「BRAHMAN（ブラーフマン）」のボーカル・TOSHI-LOWさんと、パンクバンド「Hoolish（フーリッシュ）」を結成していて、東京を中心に活動中。ちなみに番長！がボーカル、yu-curryがキーボードで、TOSHI-LOWはドラムという…。そして、このお二人、ミュージシャンや芸人さんのお友達もいっぱい。

バンドの練習日やライブがある日はお店はお休みになるので、インスタ（@emu3gou）で確認を。ライブ情報もインスタで告知しています。