HOME グルメ 旧白崎小学校が「和洋食堂しらしょう」に! 地産地消の超お得な日替わり定食を【和歌山県由良町】

旧白崎小学校が「和洋食堂しらしょう」に! 地産地消の超お得な日替わり定食を【和歌山県由良町】

公開日 2024.11.01
2024年4月2日 OPEN!!

廃校になった旧由良町立白崎小学校を活用し、地元食材を生かした食事を楽しめる『和洋食堂しらしょう」が2024年4月2日にオープンしました。話題のスーパーフード「アカモク」、由良町内や和歌山県産の食材を使った、お得過ぎる「日替わり定食」をいただいてきました。

日本のエーゲ海と称される
「白崎海岸」のすぐ近く

真っ白な石灰岩と紺碧の海、異国のような景色が見られる「白崎海洋公園」から車で約5分の場所に『和洋食堂しらしょう』はあります。

校門から入り、運動場跡が駐車場になっています。

校舎はそのまんま。下駄箱スペースの玄関を通り、中へ。

盛りだくさんなメニュー

メニューを見て選んだら、まずは会計。給食のようにセルフサービスで。

由良のお母さんのやさしい笑顔と共に、料理が提供されます。

10月にリニューアルされた
超お得な「日替わり定食」

日替わり定食(1000円)※食後のコーヒー付き

地元由良産や和歌山の食材がふんだんに使われています。新鮮で身体に良い食材ばかりで構成。自家製タレに漬け込んだ手作り唐揚げ、那智勝浦直送のマグロを使ったマグロカツには、和歌山らしく梅ソースが添えられています。

そして由良といえば「衣奈のわかめ」。私もいつも使わせていただいていますが、肉厚でわかめの味がしっかりしていて本当に美味しいですよ。味噌汁には、もちろん衣奈のわかめが使われています。

小鉢には、地元由良で採れた「しらす」や、スーパーフード「アカモク」など。その時によって変わる刺身(この日はカツオでした)も付いた、とてもお得な定食です。

途中で、ごはんの上にアカモクとしらすをのせ、玉子をトッピング「あかもく・しらす丼」の出来上がり!

由良の海に自生するアカモクは、漁船のスクリューに巻きつき、処理が厄介な邪魔者でした。ところが、その邪魔者扱いされていたアカモクが、健康や美容に良い成分を豊富に含む「海のスーパーフード」だと判明し、由良町の新たな水産資源として生まれ変わることになったのです。廃校を利用した『しらしょう』でいただけるとは、なんだか感動してしまいます。

窓から遊具を眺めながらの食事は、子どもの頃の楽しい給食の時間を思い出します。

由良町産の採れたて野菜や米やわかめ、アカモクや干物など、地元の特産品やお土産なども販売しています。

夕陽に照らされる白崎海岸

白崎海洋公園
白崎海岸のシンボル立厳岩(たてごいわ)

ゆっくりランチを楽しみ、遊具やベンチでのんびり過ごしたあとは、白崎海岸まで足を伸ばし、美しい夕陽に癒されるのもおすすめです。

由良の海で厄介者扱いされていたスーパーフード「アカモク」と、役割を終えた小学校。どちらもその価値に気付き、視点を変えたからこそ、復活と再生されたもの。これからの時代に必要なことを『和洋食堂しらしょう』は私たちに教えてくれている気がしました。

名称 和洋食堂 しらしょう
所在地 和歌山県日高郡由良町大引64(旧白崎小学校) 地図
電話番号 0738ー65ー1123
営業時間 10:00〜16:00
※ランチタイム11:00〜15:00(OS14:30)
定休日 火曜
駐車場 あり
Instagram @shirashow