アパレル店併設の「Ninna cafe（ニンナカフェ）」でショッピング＆カフェタイム【和歌山市】

オンラインショップを経て
実店舗のオープンへ

主にメンズの古着を取り扱ったオンラインショップを、2年前から始めたオーナーの薗さん。それまでは、アパレルとは全く関わりのない仕事をしていたとか。

アパレルの仕事をやっているうちに、「もっとやりがいを持って仕事がしたい！」「生のお客様の声を聞きたい！」と思い始め、イベント出店を何度か繰り返した末、実店舗のオープンにたどり着きました。

店内に入って右が「古着屋DIG DOCK」。貴重なヴィンテージの服などを取り扱っています。

「古着の店って、気になるんだけど入るのに二の足を踏んだり、入ったら絶対に買わないといけないような雰囲気は出したくなく、気軽に立ち寄ってもらいやすいお店を目指しました」

左は「Ninna select」。こちらはオーナーの奥様が以前よりオンラインショップで取り扱っていた韓国の子ども服を販売しています。

「わぁ、かわいい♡」と思わず声が出てしまうほど、ディスプレイにはこだわりがつまっています。同じお店の中なのに、全く違う空間にいるかのよう。

アパレル店にカフェがある秘密

そして、『Ninna  cafe（ニンナ カフェ）』のスペースへ。お客さんと対話できるカウンター席が大活躍しています。

「これまではオンラインだったので、ここでコーヒーを飲みながら、お客様とゆっくりとお話できることが楽しいです」と語るオーナーご夫婦。

なぜアパレル店にカフェを併設したのか、気になったので質問してみました。

「せっかく家族でお出かけしているのに、パパとママ、子どもたちが一緒に楽しめていない姿を目にすることがありました。そこで家族みんなで楽しめるようにカフェを併設することを考えたのです」

確かに、パパがメンズを品定めしているときは、ママや子どもたちは別行動になりがち。逆にママや子どもたちが子ども服を見ているときは、パパがお店の前で待っている姿を目にすることがありますね。

ここなら一方がカフェで待っている間に、ゆっくり商品を見ることができるので、家族みんながハッピーな時間に。

どこを切り取っても絵になる無機質な店内は、お互いの世界観を壊さないため、男女どちらも落ち着ける空間になっています。

手作りVEGANスイーツで
心も体も癒される

「どうせやるならとことんこだわったものを提供したい」と、オーガニックやVEGAN（ヴィーガン）について勉強をし、手作りのスイーツを提供しています。子ども服を取り扱っているため、お子さんや妊娠されている人の来店が多く、体に優しいものをいただくことができます。

スペシャリティコーヒーとVEGANクラシックショコラ、ジェラートはアサイーをお願いしました。コーヒーは日本ではオーガニックと言えないのですが、無農薬の農園で作られた豆を使用しているそうです。たくさんコーヒーを飲み比べた結果、この豆が気に入り、こちらに決めたそうです。

お客さんが決まって驚くコーヒーのサイズ。いろんな手段で容器を探して、一番大きいものを選んだそうです。

レジ横でクッキーが販売されていました。こちらもオーナーの手作りVEGANスイーツです。

「ママが子どもとお出かけして、わざわざカフェに寄ることってあまりないと思うので、ここでゆっくりと気分転換してもらえたら嬉しいです」と語るオーナー。

「妊娠されている方で、生まれたらまた来ますと言ってくれるお客さんや、孫の服を買いにきましたと話す方など、実店舗オープンしたからこその出会いに、日々やりがいを感じています」

もちろん、カフェだけの利用も気軽にどうぞ！

アパレルを通じて
少子高齢化の解消に貢献

オーナーご夫婦の子育ての経験からも、和歌山市内に家族で気軽にでかけられる場所を作りたかったそうです。優しいお人柄のオーナーに、あなたも2人のファンになってしまうかも♡

古着を目当てに来てくれたカップルが、子ども服も見てくれて「かわいい～！」と話している姿に、「子ども服を見たことがきっかけで、結婚なんて話になるかも…」なんて想像が膨らむそうです。

確かに、付き合っている時には、わざわざ子ども服を見に出かけたりしないので、これがきっかけになることがあるかもしれません。

ふらっと何度も立ち寄りたくなるお店。近くの和歌山市営北駐車場・中央駐車場は1時間無料ですので、気軽に足を運んでみては。