和歌山市西浜の「わかやままるしぇ」内に、サバサンド専門店「バルバル」がニューオープン。サバサンドとは焼いたサバや野菜をパンで挟んだトルコ・イスタンブールの名物料理。ジューシーなサバとガーリックトーストにしたパンの相性が抜群で、一度食べたらクセになること間違いなし!
「わかやままるしぇ」内に
サバサンド専門店がニューオープン
和歌山市西浜にある「わかやままるしぇ」(和歌山市中央卸売市場総合食品センター)。関係者しか入れない卸売市場とは異なり、こちらでは一般の人も買い物や食事の利用ができ、小売店や飲食店が軒を連ねます。
2024年9月30日、同施設内にサバサンド専門店「バルバル」が仲間入り!
サバサンドにあまり馴染みのない人も多いと思いますが、サバサンドとは焼いたサバとレタス、玉ねぎなどの野菜をパンに挟んだシンプルなサンドイッチで、港町トルコ・イスタンブールの地元民に愛されてきた料理。日本でも長崎県では親しまれているそうです。
「和歌山は※サバの消費量が全国的にも多い方だけど、『サバは焼き魚で食べるもの』という固定概念を抱いている人も多いのではないかと思います。当店がサバサンドという新しい食べ方を提供することで、サバの新たな魅力を知ってもらえたら」と話すのは、同店オーナーの藤﨑成生さん。藤﨑さんは代々和歌山市中央卸売市場で水産物の仲卸を営んできた、いわば魚の目利きのプロ。
※ライター注…なぜ和歌山のサバの消費量が多いかというと、和歌山県民は中華そば(和歌山ラーメン)とともにいただく「なれずし」に親しんでいるから、という説もあり
同店名物サバサンド&レモネード
一度食べたらヤミツキに
日本人の口に合うように特注で作ったパンをガーリックトーストにして、そこにジュージューと焼き上げた脂の乗ったサバと野菜を挟み、レモンを添えて……。
手と口が汚れることは気にせずガブリと口いっぱいに頬張ると、塩気のあるジューシーなサバと、食欲をそそるガーリックトーストのパンチのある旨みが口の中に広がります。爽やかなレモンと野菜のシャキシャキ食感がアクセントとなり、食べ出したら口に運ぶ手が止まりません。一度食べたらクセになること間違いなし。
こちらは2024年11月限定メニューの「足赤エビ&アボカドサンドセット」。本来刺身用などに使われる足赤エビをアボカドと一緒に炒め、サンドに。プリップリで濃厚な味わいの足赤エビとクリーミーなアボカドがベストマッチ。
同店の名物はサバサンドだけじゃない!手間暇掛けて作った手作りレモネードもご一緒に。
苦みが入らないようにレモンの果肉だけを使用し、サトウキビとハチミツでコクのある甘さに仕上げた自家製シロップを炭酸で割った「レモネード」は、爽やかな風味でサバサンドとの相性も抜群。
今回いただいたのは、レモンの爽やかさと生姜のピリッとした刺激が後を引く新商品「ジンジャーレモネード」。
「サバサンド、お酒と合わせて食べたらおいしいだろうなあ……」と思っていたら、ビールとセットでいただける「大人のバルコロ」(1100円)もあるとのこと(笑)。
味に絶対の自信あり!
魚に対する概念を変えちゃいます
「味には絶対の自信があるので、ぜひ一度食べに来てください!特に若い人は魚を食べる機会が減っていると思うので、サバサンドという新しい食べ方を提供することで、魚に対する概念が変わるんじゃないかな」と藤﨑さん。
同店のサバサンドが、和歌山の食文化に新たな風を吹き込むかもしれません。新メニューや月替わりでの限定メニューなども登場予定なので、今後も同店から目が離せません!
名称 | バルバル |
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所在地 | 和歌山県和歌山市西浜1660-401(わかやままるしぇ内) |
電話番号 | なし |
営業時間 | 8:00〜14:00 |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | あり |
@balik_bar |
和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。