和歌山市松江北、粉河加太線沿いにあるパン屋さん「boulangerie Lapin(ブーランジェリー ラパン)」。店名の「ラパン」はフランス語でウサギという意味で、お店のキャラクターもウサギなんだそうです。オープンから20年あまり、地元に密着した街のパン屋さんの魅力を紹介します。
究極の食パンを目指して進化中
合成保存料・防腐剤不使用で、地元の素材を積極的に取り入れているパンが並ぶ店内。ハード系やソフト系、菓子パンや総菜パンまで幅広く、本当にどれにしようか悩んでしまう品ぞろえです。
中でも1番人気なのが食パン。売り切れてしまうこともあるそうなので予約しておくと安心ですね。
「ラパン」の食パンはこちらの1種類のみ。サク・フワッ・しっとり・もっちりの4拍子がそろった、バランスのいい究極の食パン。オープン当初から今でも買いに来る常連のお客さんがいる、大人気の看板商品です。新しい小麦粉を試してみるなど、今でも日々進化しています。
こだわりがつまった食パンは朝食にもってこい。しっかり味わうなら4枚切りがおススメです。 私は子どもが食べやすい6枚切りにしました。もっちりした触感がとても印象的。
一口めは何もつけずに、パン本来の美味しさをぜひ味わってみてほしいと思います。
人気の食パンを使ったサンドウィッチもぜひ。生石高原の平飼い卵と新鮮野菜、ロースハムの定番サンドは、老若男女問わず皆から愛されています。
この美味しい平飼い卵だけを購入するお客さんもいるそうで、冷蔵庫が卵でいっぱいになってしまう日もあるとか。
寒い時期だからこそ美味しい
季節限定のパンもお見逃しなく
全粒粉入りの香ばしい生地に北海道産の小豆のあんこと、北海道産の有塩バターを挟んでいます。上には米粉をぬって、おかきのようなカリカリっとした触感が楽しめる特徴的なパンです。
有塩バターの塩気と、あんこの甘味が相性抜群。濃くも旨味も引き立つお味でした。こちらはバターが溶ける前に、購入したその日に食べていただきたいそうです。
生の紅玉りんご素材にしてお店でフィリングをつくり、中にたっぷりと入れています。
半分に割るとサクサクのパンとりんごが見るからに美味しそう。お店でフィリングを作っているということもあり、ほどよい甘さでパンとよく合います。
こちら2つは春先ごろまでの期間限定。お早めに食べてみてください。
何個でもペロリと食べちゃう
ミニクロワッサン
レジ横にあるこちらの商品も人気商品なんだとか。子どものおやつや、手土産におススメ。
手のひらサイズがかわいい♡ ついつい食べすぎ注意の魅惑のクロワッサンです。100gでだいたい10個ほどでした。10g単位で購入可能なので、気軽に買えるのも嬉しいポイントですね。
長年地元に愛されるパン屋さん
オーナーの雜賀さんご夫婦の息子さんが、小学生の時にオープンした「ラパン」。当時、息子さんの友達がよく買いに来てくれていたのが、アンパンマンのパンでした。今では自分の子どものために購入しにきてくれるようになって、月日の流れを感じますと話してくれました。
取材時に、帰宅途中の小学生が「ただいま」とオーナーご夫婦に声をかけているシーンもあり、地元を見守っているパン屋さんなんだと思いました。
お客さんが仕事帰りにも立ち寄れるようにと、19時30分までオープン。とことんお客さん想いのパン屋さんブーランジェリー「ラパン」にぜひ行ってみてください!
名称 | ブーランジェリー ラパン |
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所在地 | 和歌山県和歌山市松江北1-3-1 |
電話番号 | 073-454-6157 |
営業時間 | 9:00〜19:30 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | あり(3台) |
@boulangerie_lapin |
和歌山市移住3年目。2人の子どもと共に和歌山の魅力を発見中。子連れ目線で発信をしています。新たな出逢いに日々ワクワクしています。