HOME グルメ 【海南市】「小林食堂」物価高騰なんのその…真心いっぱい、腹いっぱい【連載★マエオカテツヤの旅々お邪魔します vol.6】
小林食堂

【海南市】「小林食堂」物価高騰なんのその…真心いっぱい、腹いっぱい【連載★マエオカテツヤの旅々お邪魔します vol.6】

公開日 2025.04.01

和歌山市生まれの漫画家・マエオカテツヤ氏が、和歌山県内で出逢った味わい深い人や忘れられないスポットを、絵と写真と文章で綴っていくディープな連載「マエオカテツヤの旅々お邪魔します」。第6回は、昭和で時が止まったような海南市の「小林食堂」へ…

何十年もの間 
値段も味も変わらない大衆食堂

物価高騰が著しいこの頃。何十年間、値段も味も変わらないお店があるという。もっといえば、家で食べるより安くつくなんて、主婦ならば聞き逃せない噂まで存在します。

それならば行ってみようということで、友人とやってきたのは海南市にある「小林食堂」。酒造メーカー「中野BC」のすぐ近くにあるのですが、看板が小さいのでお見逃しなく。

店内は昭和を象徴する大衆食堂そのもの。ガラスケースにおかずが並び、メニュー表が壁に…。

ここで驚愕の価格設定を知ることに! どれだけ財布に優しいのか!?

丼やごはんものは500円。うどんやラーメンなどの麺類は400円って。もちろん、それ以上の値段のメニューは存在しません。

あれやこれや注文
「お母ちゃんの味や!」

早速、あれもこれも味わいたいので、友人とシェアすべく注文しました。

待っている間、お客さんと世間話。毎日通うおじいちゃんや、近くにお勤めのお姉さん。手の空いたお客さんは、店の手伝いを買って出ます。懐かしい、僕の大好きな空間。

味はもう、何も言うまい。これだけ書けば分かるというもの。でも、一言だけ…「お母ちゃんの味や!」

名称 小林食堂
所在地 和歌山県海南市藤白759 地図
電話番号 073-482-7544
営業時間 11:00~14:00
定休日 土・日曜、祝日

マエオカテツヤ●1967年和歌山市生まれの漫画家。現在、テレビやラジオで活躍しながら、大阪アニメ、声優&eスポーツ専門学校の特別講師を務める。

※掲載の情報は「LiSM2025年3月号」(和歌山リビング新聞社発行)を元にしています