
夏には多くの海水浴客でにぎわう産湯(うぶゆ)海水浴場の前にあるカフェ「+73 TASHINAMI(タシナミ)」。最高のロケーションと、潮風を感じられる開放的な店内で、和歌山の食材をふんだんに使った「ご当地バーガー」を頬張る。波の音に耳を傾け、海を眺めながらのんびり過ごす時間は至福の時です。夕暮れ時の美しいサンセットまで、ゆっくり「+73タイム」を楽しんでくださいね。
夏場は海の家
シーズンオフはカフェ
産湯海水浴場駐車場にある日高町が所有する施設は、海水浴シーズンのみ、「海の家」として営業していました。この施設の年間を通じた利活用が課題となっていました。
この「海の家」を利用し、オーナーの川﨑裕介さんが脱サラし、「+73 TASHINAMI」カフェをオープンしました。

遠浅の海が特徴の「産湯海水浴場」。広い駐車場が完備され、海水浴以外のシーズンも「来て良かった!」と思える場所です。

何も遮るものがない絶景が、どこまでも広がります。

夏場は海の家。海水浴シーズンが終わると閉められていた建物を利用し、この絶景を楽しめるカフェとしてオープンしています。
明るく開放的な店内
屋外スペースも気持ちいい!


建物は“海の家”なので、本当に開放的! 店内はもちろん、屋外スペースも気持ち良く過ごせそうです。


店内席からの眺めも、海を間近に感じられ最高!

テラス席も気持ちいい~~。
和歌山愛を感じる
ご当地バーガー

お店のイチオシ「ムーンショットバーガー」。何度も何度も試作を繰り返して完成したといいます。
和歌山の特産品である金山寺味噌を練り込んだパティに、自家製の梅ジャム入りテリヤキソースを合わせています。金山寺味噌と梅の爽やかな風味が加わることで、肉の臭みが消え、さっぱりしていて絶妙なバランス。
ボリューム満点のバーガーですが、意外とあっさりしているので、女性でもぺロっと食べられますよ。金山寺味噌が苦手という人も、ぜひ。

ご覧の通り、片手に収まらないほどボリューム満点‼
バンズにもこだわり、地元日高町の「パン工房サンフルひだか」で「+73 TASHINAMI」用に特注のバンズを製造。ふわっとした食感で、ボリュームもあり、具材の旨みをしっかりと引き立ててくれています。
玉ねぎをたっぷり煮込んで作ったテリヤキソースに、自家製梅ジャムを混ぜた特製ソースが絶品! また、カフェで提供している手作り梅ジュースを抽出した青梅で作った梅ジャムを使っています。
具材は、玉ねぎ、チーズ、トマトにレタス、それに新鮮なアボガドがたっぷり。アボカドのまろやかな食感が良いアクセントになっています。隠し味に、これも和歌山の名産の山椒がピリッと効いていて、どこまでもこだわりが詰まったハンバーガーに和歌山愛を感じました。

「ポタージュスープセット」(1400円)と、「自家製梅ジュース」(セットにすると450円、単品の場合は600円)をいただきました。

ハンバーガーの提供時間は、ランチタイムの11:00〜15:00となっています。

ハンバーガーのメニューは4種類。肉好きにはたまらない150gの牛肉100%のパティ「サターンバーガー」や、定番好きには「ヴィーナスバーガー」などもあります。

その他、手作りケーキや梅ジュースなどで、のんびりとカフェタイムもおすすめです。
初めての主催イベント開催!

2025年4月19日(土)に、『+73マーケット』が開催されます。コンセプトは、「青い海と空の下で〜波の音・自然を感じながら」。産湯海水浴場駐車場を利用したマルシェです。

「+73 TASHINAMI」の横にある広い駐車場が会場。
フリーマーケットやマルシェ、「ピックルボール」というバドミントンと卓球の要素を組み合わせた誰でも手軽にできるスポーツに、どなたでも参加OK。「何回ボレーが続くか対決」という面白いイベントなども開催されます。優勝者には豪華景品もあります!
その他、「木工ワークショップ」「レンタルサイクルでちょこっとライド」など楽しそうな参加イベントも盛りだくさんです。

カフェの目の前の砂浜にもすぐに降りることができます。産湯海岸は湾となっており、穏やかな海と水平線が広がります。運が良ければ、大きな貨物船や戦艦が通る姿を見ることも。6月頃には、ため息がでるほど美しい夕陽も目の前に…。ただただ、自然に身を置く至福の時間にとても癒されますよ。
名称 | +73 TASHINAMI(タシナミ) |
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所在地 | 和歌山県日高郡日高町産湯727−2(産湯海水浴場) ![]() |
電話番号 | 090-1580-8906 |
営業時間 | 11:00~日没(バーガーの提供は15:00まで) |
定休日 | 火曜、不定休 |
駐車場 | あり |
@tashinami_73 |
和歌山の真ん中に住む、身体に良いことが大好きな生粋の和歌山県人。古いモノや古いモノに新しい風を吹き込んだお店が得意分野。ニッチな目線でこだわりの場所や人を紹介します。年間100泉が目標の温泉偏愛者。好きな言葉は、「源泉かけ流し」湯治文化を再生させるのが夢。