

【和歌山市】「休暇村紀州加太」の激辛カレーで汗をかく旅【連載★マエオカテツヤの旅々お邪魔します vol.8】
和歌山市生まれの漫画家・マエオカテツヤ氏が、和歌山県内で出逢った味わい深い人や忘れられないスポットを、絵と写真と文章で綴っていくディープな連載「マエオカテツヤの旅々お邪魔します」。第8回は、朝食ビュッフェが評判の「休暇村紀州加太」へ…
宿泊客以外もオーダーOK
大好評の「朝食ビュッフェ」

友ヶ島や瀬戸内海を見下ろす眺望が素晴らしいホテル『休暇村紀州加太』。美肌の湯として評価が高い温泉や、食事のおいしさに県内外のファンが多く、連日賑わっています。

館内の「オーシャンダイニング紀伊の国」でいただく「朝食ビュッフェ」が大好評。宿泊しなくても、大人1人2000円で楽しめます。

ビュッフェの中でも超人気なのが、おにぎり屋「掌(たなごころ)」。総支配人・義本英也さんが自ら握っています。

100種類以上の具材から組み合わせもサイズもカスタマイズOKで、何度も並びたくなるほどのおいしさです。
ということで、そんな同ホテルへ、
カレーを食べにやってきました。
「おにぎりとちゃうんかいっ!」
食欲をそそる本格派
「総支配人の激辛カレー」

なぜ、おにぎりではなくカレーなのか。料理長が作るカレーはもちろん、義本さんお手製の「激辛カレー」が人気だから。
“やりだしたら極める派”の義本さんが、料理長の手ほどきと独学を重ね完成させた一品で、ビュッフェで出せばすぐ完売。お客さんから「もうないんかい!」と叱られるほど。
そこで義本さんは考えました。「辛ければ、食べる人が減るのでは…」と。ところが「この辛さがたまらない」と、さらに人気が出る始末。そうして、どんどん辛くした結果「総支配人の激辛カレー」が誕生したのです。

早速、激辛カレーをいただきました。食欲をそそるスパイシーな香り、煮込まれた牛スジの甘みが感じられるほどのコク…。鼻から「うまい!」と感想が抜けた途端、辛さがどんどん追いかけ、顔面・全身にいい汗。この味は確かにクセになるし、心地良く汗を流したくなってきました。
「待てよ、そうここは休暇村紀州加太。温泉で、ひとっ風呂浴びてこよっと」。実に上手いシステムになっています(笑)。

マエオカテツヤ●1967年和歌山市生まれの漫画家。現在、テレビやラジオで活躍しながら、大阪アニメ、声優&eスポーツ専門学校の特別講師を務める。
※掲載の情報は「LiSM2025年5月号」(和歌山リビング新聞社発行)を元にしています
名称 | 休暇村紀州加太オーシャンダイニング「紀伊の国」 |
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所在地 | 和歌山県和歌山市深山483 ![]() |
電話番号 | 073-459-0321 |
営業時間 | モーニング7:00~9:30(最終入店8:30)、ランチ11:30~14:00(OS13:30)、ディナー17:30~20:00(OS19:30) |
定休日 | 無休 |
駐車場 | あり |
web | https://www.qkamura.or.jp/kada/ |
@kyukamurakishukada |
株式会社 和歌山リビング新聞社 編集部