
イベントの出店や間借り営業をしてきたテイクアウトのチーズケーキ専門店「きつねのしっぽ」が、2025年4月に実店舗を和歌山県立医大の北側にニューオープン。さっぱりとしたレアチーズケーキと濃厚な味わいのベイクドチーズケーキがあり、さらに5種類のフレーバーから選べます。自分の好みのチーズケーキを見つけてみて。
紀三井寺にチーズケーキ専門店が誕生
きつねの日よけ幕が目印

和歌山市紀三井寺の住宅街に、なにやら昔ながらの商店といった佇まいのお店が。こちらのお店はテイクアウトのチーズケーキ専門店「きつねのしっぽ」。3年前からイベント出店や間借り営業をしていた同店ですが、満を持して実店舗をオープンしました。

朗らかな笑顔で出迎えてくれたのは、店主の森綾香さん。さぞかしチーズがお好きなのかと思いきや、実はチーズが苦手だったそう。とあるチーズケーキを食べたことがきっかけでチーズのおいしさに気付き、「チーズが苦手な人でもおいしく食べてもらえるようなチーズケーキを作りたい」と思い立ったのだとか。
さっぱりレアと濃厚ベイクド
どちらがお好き?

同店のチーズケーキは、ホイップクリームのような「レアチーズケーキ」と蒸し焼きにした「ベイクドチーズケーキ」から選べます。
レアチーズケーキは、北海道産のクリームチーズと生クリームを1:1の割合で混ぜ合わせており、さっぱりとした味わいとふんわりとした食感で、チーズ独特の風味が苦手な人でもおいしく食べられます。

ベイクドチーズケーキはチーズの割合をレアチーズケーキよりも大幅に増やし、蒸し焼きにしているので、濃厚なチーズの風味を楽しめます。


フレーバーはプレーン、抹茶、ほうじ茶、アールグレイ、ミックスベリーの5種類(各500円)のラインアップ。「まずはベーシックなプレーンを食べてみてほしい」と森さん。


森さんのおすすめは、抽出した茶葉の芳醇な旨味が堪能できる「ほうじ茶」だとか。
「お客さんとお店を作り上げていきたい」


『きつねのしっぽ』という少し変わった店名は、きつねのしっぽに「人を笑顔にする」という言い伝えがあり、それにあやかって付けたそうです。なぜきつねなのかというと、森さんのご主人が運営するフォトスタジオの名前が「MORI no TANUKI studio」で、たぬきと対になるきつねをコンセプトにした名前にしたかったとのこと。
店名に込めた想いのように素敵な笑顔で、森さんはこう話してくれました。
「『きつねのしっぽ』はお客さんと一緒に作り上げるお店でありたいな、と思っています。たとえばベイクドチーズケーキ。元々うちではレアチーズケーキしか取り扱っていなかったのですが、ベイクドチーズケーキを作るようになったのは、お客様から『ベイクドチーズケーキも食べたい』というお声をいただいたから。これからもお客さんとお店を作り上げていきたいです」
今後は期間限定の商品も登場予定だそうで、今後も期待が高まります。
名称 | きつねのしっぽ |
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所在地 | 和歌山県和歌山市紀三井寺800-43 ![]() |
電話番号 | 090-1097-2956 |
営業時間 | 12:00〜18:00 |
定休日 | 月~水曜 |
駐車場 | あり |
web | https://shippo.myportfolio.com/ |
@kitsunenoshi.ppo |
和歌山市出身・在住のフリーライター。おいしいものをこよなく愛し、ロカルわかやまではグルメ記事ばかりを担当。生まれ育った和歌山の‟素敵”を、もっと発信していきたいです。多趣味で、カフェ巡り・カメラ・ミニチュアフード作り・読書・映画鑑賞などが好き。