
おやつを愛する地元ライターyamが、推しのカフェ&スイーツを紹介する連載「おやつのキロク」が、今月からスタートします!記念すべき第1回は、和歌山県田辺市の夜カフェ「喫茶シンデレラ」。非日常なメルヘン空間&スイーツにキュンキュン。
目次
スナック街に佇む小さな夜喫茶
ここは一体何屋さん…?
窓からのぞく、メルヘン空間

JR紀伊田辺駅のすぐそば、狭い路地にバーやスナックが集まる飲食店街「味小路(あじこうじ)」。先日、取材で味小路を訪れた際に、気になるお店を発見!扉の横には「喫茶シンデレラ」と書かれた小さな看板、窓からはメルヘンな空間がちらっと見えて…、謎多きお店。

リサーチしてみると、2024年9月にオープンした夜カフェ「喫茶シンデレラ」ということが発覚。 スイーツ好きとしては、見逃せない!ということで、取材にお邪魔しました。
食も空間もこだわり抜いたレトロカフェ

喫茶シンデレラを営むのは、谷美優さん・明優さん姉妹。「田辺市って夜カフェが少なくて。ないなら作っちゃおう!と思ったんです」と。姉の美優さんは管理栄養士、妹の明優さんはパティシエールで、分野は違えど2人とも“食”のプロフェッショナル。店の開業前から「トロワスール」という屋号で焼き菓子を販売し、イベントなどで人気を集めていました。


照明が落とされた空間には、アンティーク調のチェアやデコラティブなインテリアがセンスよく配され、粋な夜ムードを演出。ロココ調のシックな壁紙も雰囲気にぴったり!かわいい!席数はカウンター席が5席、テーブル席が4席。

姉妹の友人がデザインしたショップカードは、ポップなデザインがキュート。
華やかだけど甘すぎない
大人のスイーツ&ドリンク
看板ドリンクは「クリームソーダ」

鮮やかなブルーのハーブティー“バタフライピー”とカシスシロップをブレンドした「夜を待つクリームソーダ」。夕闇のようなバイオレットカラーが美しい…。カシスの濃厚な味わいが、ちょっぴり大人な一杯。

また、同店では毎月フレーバーが変わる「今月のクリームソーダ」(750円)も提供。オリジナルシロップで作るソーダを目掛けて訪れるファンもいるんだとか。
ケーキは常時3種類がスタンバイ

スイーツメニューの中でも、日替わり3種から選べる「今夜のケーキ」が人気。この日はブラックチェリーのチョコレートケーキ「ブラックフォレストケーキ」をオーダー。フワフワ生地と生クリームの間には、チョコチップとフレッシュなチェリーがサンドされていて、食感も楽しい一品。

カボチャのフィリングが主役の「シンデレラタルト」は、同店の看板メニュー。とってもなめらかな口当たりで、タルト生地とフィリングの“一体感”に感動!「シンデレラだからカボチャ」という、姉妹の遊び心にもキュンとします。
メニュー表




日曜は昼営業も
魔法にかかったようなひとときを

「夜に田辺市まで行けない…」という人は、日曜のカフェタイム営業(13:00~17:00)が狙い目。不定期ですが、レモンケーキやマドレーヌ、カヌレなど焼き菓子の販売も実施(インスタで要確認)。今後の目標は、「アフターヌーンティー」をメニュー化することだそうで、ますます目が離せません!
名称 | 喫茶シンデレラ |
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所在地 | 和歌山県田辺市湊9-19 ![]() |
電話番号 | なし |
営業時間 | 金・土曜20:00~23:00、日曜13:00~17:00 |
定休日 | 月~木曜 |
@kashikenkyuuzyo |
和歌山県出身、スイーツをこよなく愛する編集者&ライター。おやつとそのお供・コーヒー&お茶の紹介はお任せあれ! 現代アートや韓国コスメ、ファッションも大好き。