HOME グルメ 【和歌山市】「猫茶々」で味わう自慢のスパイスカレーとスイーツ
2025年7月1日 OPEN!!

大阪・南堀江で親しまれていた「ローカルストア」が、和歌山市伊太祈曽の地に新たな装いで登場。2025年7月にオープンした「猫茶々(ネコチャッチャ)」は、自然豊かな環境の中で、地元食材を生かしたカレーやクラフトドリンクを提供しています。

猫の「よんたま」駅長が勤務する、わかやま電鐵貴志川線の伊太祈曽駅からほど近く。早くも近隣住民の憩いの場として親しまれ、県内外から多くの人が訪れています。

大阪・南堀江から伊太祈曽へ
豊かな自然の中でスタートした「猫茶々」

猫茶々

木の神様を祀る伊太祁曽神社にほど近く、高い空と美しい山の風景が広がるエリアにオープンした「猫茶々」。店主が伊太祈曽を新天地に選んだのは、都会の喧騒から離れたこの土地には、“食材が豊富・稲作がある・林業がある”という3つの理想的な環境が整っていたから。

「便利じゃないけれど不便でもない」「大阪とは異なる、別のかたちの豊かさがある」と、その魅力を語ります。

猫茶々

かつて商店だった古民家をオーナー夫妻が廃材などを使って自らリノベーションし、古さと新しさが溶け合った、アットホームで心地良い空間に。店内の大きな窓からは美しいサンセットを望むことができ、訪れる人に癒やしのひとときを提供しています。

日替わり2種×地元食材の旨み
自慢のスパイスカリー

猫茶々

そんな同店の看板メニューは、地元食材をふんだんに使った「本日のスパイスカリー」(1200円)。スパイスの香りと旨味がしっかりと感じられる一皿は、食欲をそそる本格派。さらに、他の料理や商品の製造過程で出る食材の余りを無駄にせず活用することで、フードロスゼロを目指しているのも特徴です。

旬の野菜や地域の恵みを取り入れながら、日替わりで内容が変わるのも楽しみの一つ。「昆布出汁チキンカリー」「ブリスケットと牛スジと油カスのココナッツカリー」など、2種類が用意されており、どちらも楽しめる“あいがけ”スタイル(1300円)もあり。

グルテンフリーで個性派のスコーン
トッピングも豊富!

猫茶々

スパイスカリーと並ぶ人気メニューが、お米とおからで作ったスコーン。グルテンフリーで素朴なやさしさが感じられるスイーツです。定番の「こめとおから(プレーン)」(250円)をはじめ、「竹炭クリームチーズ」(290円)、「チョコチップ」(290円)、「お抹茶」(300円)など、味のバリエーションも豊富。

トッピングには、「手仕事あんこと塩バター」(390円)や「自家製ベーコンジャム」(350円)、「焦がし甘味噌」(200円)、「蜂蜜胡桃アイス(乳製品不使用)」(300円)など、ここでしか味わえないユニークな組み合わせがそろいます。

多彩な自家製ドリンクも
おすすめは“ツルコー”

猫茶々

ドリンクメニューも多彩。「自家焙煎珈琲“深煎り”」(アイス/ホット 各500円)や、「自家製ジンジャーエール」(550円)など、こだわりの一杯がそろいます。中でもぜひ味わってほしいのが、店名物の「ツルコー」(600円)。なめらかな舌触りのミルクプリンに、自家焙煎コーヒーを合わせた“飲めるツルツルミルクプリンコーヒー”で、スイーツとドリンクが合わさった新感覚のおいしさが楽しめます。

猫茶々

季節のクラフトドリンクにも注目。店の裏手にある自家製造工場で作られる「オリジナルクラフトコーラシロップ」をベースに、旬の果物やスパイスを組み合わせた、ここでしか味わえない特別な一杯を楽しむことができます。2025年7月には、和歌山の特産でもある桃を使ったクラフトドリンクが登場予定。

猫茶々

シロップはオンラインショップでも販売。

猫茶々

地元食材を活かしたスパイスカリーや、自家製スイーツ、クラフトドリンクなど、多彩なメニューで訪れる人を楽しませてくれる猫茶々。今後は、店内に小さな絵本店を設けたり、併設店としてハンバーガーショップ「GAKUYA BURGER(ガクヤバーガー)」の展開も予定。地域に開かれた複合的なカルチャースポットとして、ますますの広がりが期待されています。

食と人がゆるやかにつながり、新たな文化が生まれる「猫茶々」にぜひ一度足を運んでみてください。

名称 猫茶々(ネコチャッチャ)
所在地 和歌山県和歌山市伊太祈曽423 地図
電話番号 なし
営業時間 11:00~16:00
定休日 水・木・金曜
駐車場 あり
Instagram @nekochaccha_wakayama