HOME 特集 和歌山ラーメンに革命! 新しい風を感じる注目の美味4杯 【2025年夏】

全国に名をとどろかす「和歌山ラーメン」。豚骨醤油の見た目コッテリ、食べると意外にアッサリな味で、世間のラーメン通の胃袋をガッツリ掴んでいます。今回紹介するのは、そんな伝統のラーメンではなく、新しい風を感じる新進気鋭の4杯。とくと、ご賞味あれ!

麺近 けやき

伝統のDNAを受け継ぎつつ
独自に進化させた和歌山の味

ラーメン(850円)

和歌山伝統の豚骨醤油がベースながら、あまり主張しすぎないスープ。テーブル上の薬味(コチュジャン、ニンニクなど)でカスタマイズし、自分好みに進化させることができます。このイマドキな味変システムが、和歌山の歴史に見られない新しさですね。

<主なメニュー>
平日限定ラーメン&ミニやきめしセット(1000円)、平日限定ラーメン&白ご飯小セット(900円)、チャーシューメン(950円)、やきめし(550円)

名称 麺近 けやき
所在地 和歌山県和歌山市美園町2-5-2 地図
電話番号 073-497-6700
営業時間 月~金曜/11:00~14:00、17:00~21:00
土曜/11:00~21:00
日曜/11:00~17:00
定休日 無休
Instagram @keyaki.kanta20241222

麺や たけだ

自家製麺×老舗しょうゆ 
そして新たな挑戦も…

厚切り炙りチャーシューそば(1150円)

“しょうゆ返しは100%和歌山県湯浅町の「角長」の醤油を使用”“ストレスなく育った地鶏丹波黒どりを使用”“黄身の味が濃い濃厚な蘭王たまごを使用”“すべて水素水を使用”“粉の特製を活かした自家製麺を作っています”“無添加調味料”…各テーブルに配置された使用素材の解説。

これを眺めつつ、麺を口に運ぶ。「ほうほう、こう来ますか」と、井之頭五郎(ドラマ「孤独のグルメ」主人公)の口ぶりに。

『麺や たけだ』が独自開発した「しょう油粕パウダー」は今後、世間の称賛を浴びる予感。あらゆる調理シーンで活躍します。

<主なメニュー>
平日限定ランチセット(980円)、まぜそば(1100円)、汁アリしょう油(900円)、数量限定にごり鶏そば(1100円)、ごはん(100円)

名称 麺や たけだ
所在地 和歌山県和歌山市和歌川町9-43 地図
電話番号 073-445-0149
営業時間 11:00~14:30、17:30~21:00
定休日 月曜(祝日の場合は営業し、翌日休み)
駐車場 あり
web https://www.instagram.com/menya_takeda/
Instagram @menya_takeda

ラーメン亀徳

美味なる名古屋コーチンと 
湯浅醤油の融合

名古屋コーチン醤油ラーメン 特製トッピング(1350円)

名古屋コーチンの丸鶏からだしを取った清湯(チンタン)スープに、湯浅醤油を合わせた珠玉のラーメン。宮崎県産「きなこ豚」、京都府産の卵「濃紅(のうこう)」を使った煮たまごなど、こだわり素材のトッピングにもワクワク。期間限定ラーメンも提供されるので、随時通いたいですね。

<主なメニュー>
名古屋コーチン醤油ラーメン(900円)、ニンニク醤油まぜそば(850円)、レアチャーシュー丼(350円)

カフェのようにシャレた空間は、女性一人での来店スタイルが似合う、和歌山では珍しいお店。

名称 ラーメン亀徳
所在地 和歌山県和歌山市北ノ新地1-10 地図
電話番号 073-431-8808
営業時間 11:00~15:00(OS14:30)、17:30~21:30(OS21:00)
※夜営業は水~土曜(変更の場合あり)
定休日 不定休
Instagram @kametoku_noodle

和歌山屋台らーめん
おかんとおとん

素材一つ一つに目利き 
妥協のない至高の一杯が誕生!

らーめん(880円)

ユニークな店名と、屋台スタイルでの営業がオープン時に話題に。だけど本当は、全身全霊をかけて生み出された至高の一杯に注目してもらいたいですね。

和歌山の系譜である、醤油ベースのスープは、すっきりとした口当たりながらコクも感じられる唯一無二の存在。中太麺は、もちもちの食感で、おいしさが持続します。

<主なメニュー>
ちゃーしゅーめん(1080円)、大盛ラーメン(1180円)、冷製スタミナラーメン(880円)

夏季の間は、同じ敷地にある「ブーズバーガー」で提供され、食事ができます。

名称 和歌山屋台らーめん おかんとおとん
所在地 和歌山県和歌山市湊1827-4 地図
電話番号 073-488-6312 (ブーズバーガー)
営業時間 11:30〜14:30、17:30〜22:00
定休日 月・火曜
駐車場 あり
Instagram @ramen_okantooton

いかがでしたか? 切磋琢磨、ますます美味しいラーメンが和歌山に登場してきています。ぜひ、ハシゴして食べ比べをしてくださいね。なお、掲載メニューの料金は変更になる場合がありますので、ご了承ください。

※リズム2025年7月号(和歌山リビング新聞社発行)の情報を元に掲載しています