

【和歌山市雑賀崎】たこ焼き「よしや」の“オモウマい”一銭洋食 ~マエオカテツヤの和歌山ディープ遺産③~
イチオシの記事
和歌山市生まれの漫画家・マエオカテツヤ氏が、和歌山県内で出逢った味わい深い人や忘れられないスポットを紹介する「マエオカテツヤの和歌山ディープ遺産」。第3回は、日本のアマルフィと称される和歌山市雑賀崎のたこ焼き屋さん『よしや』へ。
日本のアマルフィ・雑賀崎の路地裏
地元民に愛され続ける名店

和歌山市雑賀崎。和歌山市を代表する風光明媚なこの港町に、雛壇のよう建ち並ぶ建造物群は日本のアマルフィと呼ばれ、多くの観光客が訪れます。

雑賀崎の入り組んだ路地裏に、昔から人気の隠れた名店があります。たこ焼きの「よしや」さん。

この場所にお店を構えて40年以上。地元の人はもちろん、一度知ったらまた食べたくなる昔懐かしい味を求めて県外からのお客さんも多いとか。
お初の人におすすめは
「洋食焼き」(一銭洋食)

何を食べても美味しいのですが、初めての人にはまず「洋食焼き」をおすすめしましょう。一昔前ならどこの町でも必ずあった「一銭洋食」のこと。令和の時代に200円。卵を入れても250円というオモウマ価格!


生地の上に、粉鰹、ちくわに天かす、紅しょうがにネギ…最後に卵をのせて…できあがり。

醤油をぬって香ばしい香りにつつまれたまま頬張ると…もうサイコーッ!
1枚でお腹が満たされる一品ですが、あと1枚は持ち帰って食べたくなるので、あらかじめ2枚注文することもおすすめします。

たこ焼きは地ダコを使い、忙しい時は元漁師のおいやんがたこ焼きを担当します。

仲良し夫婦が切り盛りする姿も微笑ましいですね。


コテを操って手際よく「焼きそば」を作るおばちゃん。


とにもかくにも、行って良かったと思えるそんなお店「よしや」さん。実家へ帰ったような、いや子どもに返ったような、そんな懐かしさがここにあります。
名称 | たこ焼き よしや |
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所在地 | 和歌山県和歌山市雑賀崎1308 ![]() |
電話番号 | 073-445-7680 |
営業時間 | 9:30~15:30 |
定休日 | 不定休 |
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株式会社 和歌山リビング新聞社 編集部