HOME 観光・おでかけ 【2025年】和歌山の紅葉とイチョウ最新情報! フォトジェニックな秋色風景

秋が深まり、紅葉が楽しめる季節が到来します。普段見慣れた景色も、深紅の紅葉や黄金色のイチョウに染まるとなんだか新鮮。王道からちょっぴり穴場まで、和歌山県内の紅葉とイチョウの名所を紹介します。和歌山ならではの秋の彩りを探しにお出かけしてみませんか?

和歌山城・西之丸庭園(紅葉渓庭園)【和歌山市】

紅葉渓庭園
※2022年11月撮影

和歌山城内にある国指定名勝「西之丸庭園」は、通称「紅葉渓庭園」と呼ばれるほどの紅葉の名所。

紅葉渓庭園
画像提供:和歌山城整備企画課(2022年撮影)

2024年から始まった夜の和歌山城公園ライトアップ「和歌山城~光の回廊~」の秋バージョンは、2025年10月15日(水)から12月15日(月)まで実施されます。また紅葉渓庭園でも、11月23日(日)から翌年2月28日(土)までライトアップが実施されます。

【アクセス】
<車>阪和自動車道和歌山ICから約12分
<公共交通機関> JR和歌山駅・南海和歌山市駅から和歌山バスで和歌山市役所前停留所(乗車約7分・約10分)下車すぐ

名称 和歌山城 西之丸庭園(紅葉渓庭園)
所在地 和歌山県和歌山市一番丁3 地図
電話番号 073-435-1044(和歌山市 和歌山城整備企画課(平日8:30~17:15))
営業時間 9:00~17:00(入場は16:45まで)
定休日 12月29日~12月31日
web http://wakayamajo.jp/index.html

和歌山城
~空堀(南堀跡)の一面の銀杏~
【和歌山市】

和歌山城南堀
※2023年12月撮影
和歌山城南堀

和歌山城の空堀(南堀跡)は、秋の終わり頃になると一面にイチョウの葉が敷き詰められ、まるで黄金色の絨毯のよう。江戸時代から残る石垣に囲まれたその風景は、天守閣を背景に一層映える絶好のフォトスポットです。

和歌山城イチョウ

【アクセス】
<車>阪和自動車道和歌山ICから約12分
<公共交通機関> JR和歌山駅・南海和歌山市駅から和歌山バスで県庁前停留所(乗車4分~13分)下車、徒歩約3分

名称 和歌山城天守閣
所在地 和歌山県和歌山市一番丁3 地図
電話番号 073-435-1044(和歌山市 和歌山城整備企画課(平日8:30~17:15))
営業時間 9:00〜17:30(入場は17:00まで)
定休日 12月29~12月31日
web http://wakayamajo.jp/index.html
Instagram @wakayamajo_official

高野山の紅葉【高野町】

高野山イチョウ
画像提供:高野町観光協会

高野山では、例年10月中旬頃から11月上旬にかけて紅葉の見頃を迎えます。奥之院の英霊殿周辺や、まちなかの寺院の塀越しでも高野山ならではの紅葉を楽しむことができ、歴史ある堂宇(どうう)とのコントラストがいっそう風情を引き立てます。

高野山イチョウ
画像提供:高野町観光協会

なかでも有名なのが、壇上伽藍にある蛇腹路。日ごとに移り変わる木々の彩りが、まるでグラデーションのように美しく、訪れる人を魅了します。また、金剛峯寺正門付近ならびに壇上伽藍蛇腹路で、夜間ライトアップ中(紅葉が終わるまで)。

【アクセス】※高野山奥之院まで
<車>京奈和自動車道紀北かつらぎICから約45分
<公共交通機関> 南海高野山駅から南海りんかんバスで奥之院前停留所(乗車約15分)下車、すぐ

玉川峡【橋本市】

玉川峡
画像提供:橋本市経済推進部シティプロモーション課

橋本市と伊都郡九度山町にまたがる紀の川支流・丹生川沿いに広がる渓谷、玉川峡。奇岩や大小さまざまな滝が点在し、四季折々の自然美を堪能できる景勝地として知られています。

玉川峡

春には桜が咲き誇り、夏にはホタルが舞い、秋には楓や漆、ツタなどが鮮やかに色づきます。冬には、雪をまとった木々や凍りついた滝が幻想的な景観をつくり出し、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

【アクセス】
<車>京奈和自動車道橋本ICから約21分
<公共交通機関> JR・南海橋本駅からタクシーで約18分

丹生酒殿神社(にうさかどのじんじゃ)
【かつらぎ町】

丹生酒殿神社
画像提供:かつらぎ町

世界遺産高野参詣道三谷坂の起点である丹生酒殿神社では、例年イチョウの見頃の11月中旬~12月初旬(2024年は11月10日~12月21日)の日没から22時まで、同社の大イチョウのライトアップが実施されます(2025年の開催時期は未定。決まり次第、かつらぎ町観光協会の公式サイトインスタグラムで告知)。光に浮かび上がる大イチョウは、妖艶で幻想的な雰囲気を漂わせます。
12月初旬には葉が散り、境内一面が黄金色の絨毯のように染まる景観も見どころです。

【アクセス】
<車>京奈和自動車道紀北かつらぎICから約10分
<公共交通機関> JR妙寺駅からタクシーで約6分、徒歩約26分

堀越癪観音(ほりこししゃくかんのん)
【かつらぎ町】

画像提供:かつらぎ町 産業観光課
画像提供:かつらぎ町 産業観光課

日本遺産・葛城修験を構成する文化財のひとつ、堀越癪観音では、四季折々にさまざまな花木が境内を彩ります。中でも、県指定天然記念物である樹齢500~600年のサザンカの古木(11月頃)や、11月中旬に見頃を迎える大銀杏の黄葉は必見です。
境内では、大銀杏の葉のエキスを使った「いちょう飴」や、大銀杏をモチーフにした「いちょう手ぬぐい」が販売されており、どちらも人気のお土産です。

【アクセス】
<車>京奈和自動車道紀北かつらぎICから約25分
<公共交通機関> JR大谷駅からタクシーで約26分

賀茂神社【紀の川市】

賀茂神社
画像提供:紀の川市観光振興課

賀茂神社にそびえるイチョウは、高さ約30m、幹の胸高周囲5.45mを誇り、樹齢はおよそ800年と推定される歴史ある巨樹です。地上約3.5mの位置で幹が分かれ、枝を広げて大きな樹冠をつくり出しています。

【アクセス】
<車>京奈和自動車道紀の川東ICから約7分
※駐車場の数に限りがあるので、できるだけ公共交通機関をご利用ください
<公共交通機関> JR名手駅からタクシーで約12分

根来寺(根來寺)【岩出市】

根來寺

和歌山の桜の名所としても知られる根來寺には、国宝の大塔をはじめ、数多くの重要文化財が点在しています。境内を流れる大谷川は「もみじ谷」と呼ばれ、秋には鮮やかな紅葉に彩られる散策路として人気です。

根來寺の向かいにそびえる五百仏山(いよぶさん)からは、紅葉越しに国宝大塔を望むことができ、まさに絶景の観賞スポットとなっています。

【アクセス】
<車>京奈和自動車道岩出根来ICから約3分
<公共交通機関>JR紀伊駅からタクシーで約15分

名称 新義真言宗総本山 根來寺(根来寺)
所在地 和歌山県岩出市根来2286 地図
電話番号 0736-62-1144
営業時間 夏期4月 ~ 10月 9:10 ~ 16:30
冬期11月 ~ 3月 9:10 ~ 16:00
web https://www.negoroji.org/

大滝川森林公園【日高川町】

画像提供:日高川町観光協会

大滝川沿いの自然に囲まれた大滝川森林公園は、秋になると遊歩道沿いに植えられたモミジが赤や黄色に色付きます。奥に進むと滝があり、その水音も風情ある風景の一部に。家族連れで訪れたい紅葉狩りスポットです。

【アクセス】
<車>阪和自動車道御坊ICから約14分
<公共交通機関> JR御坊駅からタクシーで約21分

鷲の川の滝【日高川町】

画像提供:日高川町観光協会

紀の国の名水50選にも選ばれた美しい景勝地。1851年(嘉永4年)の「紀伊国名所図会」にも紹介されるなど古くからその美しさが知られてきました。四季折々の自然美に恵まれ、特に秋の紅葉が格別に美しいと評判です。

画像提供:日高川町

鷲の川の滝はイチョウもとても艶やかです。

【アクセス】
<車>阪和自動車道御坊ICから約32分
<公共交通機関> JR御坊駅からタクシーで約36分

高野龍神スカイライン(護摩壇山)【田辺市】

画像提供:公益社団法人 龍神観光協会

“紀州の屋根”と呼ばれる護摩壇山は、ブナを中心とした原生林が広がり、紅葉の最盛期には山一帯が黄金色に染まります。

画像提供:公益社団法人 龍神観光協会

標高によって色づきの進み方が異なるため、ドライブをしながら山肌に広がる美しいグラデーションを楽しめるのも魅力です。例年の見ごろは10月下旬から11月上旬にかけて。

奇絶峡【田辺市】

画像提供:田辺市 観光振興課

奇絶峡は田辺市を流れる会津川の上流に位置する渓谷で、春の新緑や桜、夏に涼やかに流れる不動滝、そして例年11月下旬頃に見られる秋の紅葉と、四季折々に美しい景観を見せてくれます。
渓谷一帯には大小さまざまな奇岩が点在し、迫力ある自然の造形美とともに楽しむ紅葉は、この地ならではの魅力です。

【アクセス】
<車>阪和自動車道南紀田辺ICから約13分
<公共交通機関> JR紀伊田辺駅から龍神バスで奇絶峡停留所(乗車約16分)下車すぐ

宝泉寺(福定の大銀杏)
【田辺市】

画像提供:田辺市 観光振興課
画像提供:田辺市 観光振興課

宝泉寺の境内には、高さ約22m、幹回り5.3m、枝張り最大24mにもなる壮大なイチョウの木があります。樹齢は400年以上と伝えられ、別名「千本銀杏」として親しまれています。秋の紅葉シーズンには黄金色に染まり、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

【アクセス】
<車>阪和自動車道・紀勢自動車道南紀田辺ICから約40分
<公共交通機関> JR紀伊田辺駅から龍神バスで氏山橋停留所下車、徒歩5分

光泉寺の子授け銀杏【古座川町】

画像提供:古座川町観光協会

光泉寺の境内にそびえるイチョウは、幹が地面へ向かって垂れ下がる独特の姿をしており、その形が乳房に似ていることから「光泉寺のイチョウにお願いをすると子宝に恵まれる」と言い伝えられています。
紅葉の見頃は例年11月25日〜12月5日頃で、特に11月28日・29日頃が最も美しい時期とされています。

画像提供:古座川町観光協会

2025年も子授け銀杏のライトアップを実施予定。日程等の詳細は古座川町観光協会の公式サイトインスタグラムなど各SNSで告知されます。

【アクセス】
<車>阪和自動車道・紀勢自動車道すさみ南ICから約40分
<公共交通機関> JR紀伊有田駅からタクシーで約30分

古座川峡(一枚岩)【古座川町】

画像提供:古座川町観光協会

古座川町のシンボルである古座川峡の一枚岩は、高さ約100m・幅約500mに及ぶ巨岩で、国の天然記念物にも指定されています。春には桜、秋には紅葉が岩肌を彩り、雄大な自然美をつくり出します。その壮大さと迫力を、ぜひ実際に訪れて体感してみて。

【アクセス】
<車>阪和自動車道すさみ南ICから約40分
<公共交通機関> JR古座駅から古座川ふるさとバスで一枚岩バス停(乗車約35分)下車すぐ

熊野那智大社(紅葉祭)【那智勝浦町】

画像提供:熊野那智大社

那智山の中腹に鎮座する熊野那智大社。秋になると、モミジやイチョウなどの木々が鮮やかに色づき、山全体が美しい紅葉に包まれます。

画像提供:熊野那智大社

毎年11月14日に斎行される「紅葉祭」(本社:9:00~/別宮:10:00~)では、花山法皇の故事にちなみ、紅葉を神前に捧げて自然の恵みに感謝し、世界の平和と人々の安寧を祈ります。別宮では、滝前の斎場で神楽・豊栄の舞が厳かに奉納され、深まりゆく秋の情景とともに神聖な雰囲気が広がります。

【アクセス】
<車>阪和自動車道すさみ南ICより国道42号線を経て約1時間20分
<公共交通機関> JRきのくに線紀伊勝浦駅より熊野御坊南海バスで那智山バス停まで約30分

名称 熊野那智大社
所在地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 地図
電話番号 0735-55-0321
営業時間 参拝8:00~16:30
web https://kumanonachitaisha.or.jp/