HOME グルメ 【和歌山市】「語りばさ(かたりばさ)」~パスタ好きがすすめるランチdeパスタ中心地編④

今日もお昼にパスタを食べたい!
“パスタ好き編集部員”が届けるリアルなランチタイム食べ歩きレポート。今回は、少しJR和歌山駅方面へ移動して、イタリア料理「語りばさ(かたりばさ)」を紹介します。

ランチタイムのパスタは2種類
おすすめはオイル!

語りばさのオイルパスタ

以前はカフェとして、今のマスターが店を継いでからはパスタをはじめとするイタリアン料理が人気で、イタリアンのお店として定着してきた「語りばさ(かたりばさ)」。昼間はランチ&手作りスイーツのカフェメニュー、夜はマスターが手を尽くすイタリア料理の数々と、ソムリエでもあるマスターセレクトのワインが楽しめるお店です。

ランチにはパスタが常時2種類用意されていて
そのどちらかを選んで
【Aセット】パスタとサラダ+自家製フォカッチャ(1100円)※平日限定
【Bセット】パスタとサラダ+自家製フォカッチャ+ドリンク(1280円)
【Cセット】パスタと切りたて生ハムのサラダ+自家製フォカッチャ+ドリンク(1680円)

ランチパスタの2種類は、定番が“トマトソース”と“オイルソース”の組み合わせで、冬場には“クリームソース”が登場することも。
いつもオーダーには悩むのだけど、悩みに悩んで“オイルソース”を選ぶことが多い私…。

<写真左>
「イカと緑の野菜のオイルソース」
<右>
「小エビとズッキーニのオイルソース」
こちらは大盛り。ちなみに無料で大盛りにしてくれます♪

オイルがお気に入りな理由は、まったく油っぽさがなくて、さっぱりとした仕上がりだから。オリーブオイルもしっかり使ってるのに…!? そのおいしさの秘密を、食べて確かめてみて!

ふわっとスライスされた生ハムたっぷり
野菜とフルーツの相性抜群

Cセットの「切りたて生ハムのサラダ」は
まさしくカウンターにある手動の生ハムスライサーで、薄~くスライスされた生ハムが、ふわっとたっぷりトッピングされていて、ランチタイムにちょっぴり贅沢な気分に。

このスライサーはイタリア製。手動の生ハム専用のスライサーで、イタリアンでも電動を使っているお店が多いのでは…とマスター。手動だから薄~く滑らかに生ハムをスライスすることができて、ふわっとした仕上がり。葉物の野菜と一緒に食べても食感が良くて、ドレッシングに合わせて塩味もちょうど良い◎

野菜に加えて、自家製のピクルスや季節のフルーツもトッピング。生ハムとフルーツの甘み、この黄金コンビがランチの一品として味わえます。

パンは自家製フォカッチャ。外はかりッと中はモチっとした食感で、ハーブ塩が効いていて、普通はパンとパスタを一緒に食べたいところだけど、このフォカッチャは単体でもおいしくいただけます。
今日のドリンクはアイスコーヒー。
深煎りのアイス向けの豆をサイフォンでたてた一杯。すっきりとした苦みが食後にぴったり合います。

いつも季節の野菜がたっぷり
ヘルシーに味わえるのがうれしい

「語りばさ」のランチパスタは、オイルソースもトマトソースも、どちらも季節の野菜がたっぷり。
さらに、季節によりエビや小柱、イカなどを合わせて、野菜のうまみがソースになじんでいます。

「アスパラとベーコンのトマトソース」
トマトの甘みが効いていますが、しつこくはなく、しっかりと素材の味が生きています。

ランチのパスタは、ディナーに使うパスタより少し細めの1.7mm。イタリアの「ヴォイエッロ」という、少し表面がザラッとした麺を使用。
この“ザラッと”感が大切で、そのおかげでパスタがソースとよく絡んで、オイル・トマトともに満足感を生み出しています。

「ホタテとブロッコリーのオイルソース」
オイルソースも季節のアレンジが楽しみ。

「きのことパンチェッタのクリームソース」
冬場、時おり登場するクリームソースのパスタ。見た目はあっさりしてそうですが、実は濃厚。生クリームにチーズをしっかりとなじませてソースを作っています。

どのパスタにするか、いつも本当に悩ましい限りなんです。

こちらはAセット・Bセットの「サラダ・パン」のセット。軽めに済ませたいときは、こちらのセットで。

セットで選べるドリンクは、「本日のおすすめコーヒー」や紅茶、アイスコーヒー・ティ、エスプレットに加えて、コーラなどのジュース類。
カフェラテ&オレ、シナモンコーヒー(または紅茶)は+50円

さらに+200円で頼めるジュースがあり、「生グレープフルーツジュース」「生オレンジジュース」「ミックスジュース」「バナナジュース」の4種類。私がよくオーダーするのが「生グレープフルーツジュース」。

ピンクグレープフルーツとも呼ばれるルビー種のグレープフルーツが使われ(日により普通のグレープフルーツの場合も)、丸ごと1玉を半分に切って、絞り器でジュ~っジュ~っと果汁を絞ってくれます。
この店で、生グレープフルーツジュースのおいしさを知って、思わず自宅用の果汁絞り器を買ったほど!

ピンクグレープフルーツはそれほど酸味がきつくなくて、甘みがあって飲みやすい。ビタミンCをたっぷりとれるので、お肌に良さそうでしょ。

自家製スイーツで仕上げ
ピスタッチオのティラミスが定番化

時間に余裕があれば、「本日のケーキ(スイーツ)」で仕上げ。今日は「ピスタッチオのティラミス」(450円)をセレクト。

きれいなグリーン。しっかりとコーヒーの味わいを吸い込ませたスポンジに、マスカルポーネチーズ&ピスタッチオクリーム。どちらの風味がほどよく、両者が引き立つおいしさ。このティラミスのファンが多くて、最近はすっかり定番化しているのだとか。ぜひご賞味を。

デザートによく合うのは、やはりホットコーヒー。その日により、マスターがセレクトしたスペシャリティーコーヒーを味わえ、今日は「大阪SHAY SHAYブレンド」。程よい苦みが食後にさっぱりとさせてくれて、ティラミスの甘みにも合います♪

語りばさ

白を基調に木の温かみを感じる店内。入口の一面の窓から明るい陽が差し込み、街中にいながらもくつろげる空間です。

営業しているときは入口にメニューが立てかけられています。

名称 語りばさ
所在地 和歌山県和歌山市友田町4-1-8 地図
電話番号 073-431-9676
営業時間 10:00~16:00(ランチはOS14:30)
18:00~22:00(OS21:30)
定休日 日曜
駐車場 あり
Instagram @c.nishimoto_kataribasa