

【御坊市】「ブーランジェリー リル」は笑顔になれるベーカリー! 小麦粉の風味に情熱を注ぐ店主が焼き上げ
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噛むほどに広がる小麦の旨み…。小麦本来の風味を最大限に引き出すことにこだわり、丁寧に仕込む生地は香ばしく焼き上げられ、ひと口ごとにそれぞれの素材が感じられるパンばかり。ハード系が中心のベーカリーです。
「Boulangerie L’ile(リル)」という店名は、フランス語で“笑顔”を意味し、大手パンメーカーで13年修行した杉田シェフの「パンでみんなを笑顔にしたい」という思いが込められています。食べる人を笑顔にする、そんなパンとの出会いがここにあります。
鮮やかなブルーと白が基調の店舗

湯浅御坊道路御坊ICから車を御坊市街地へ走らせて約12分で到着。鮮やかなブルーの中の白いロゴや窓枠はシンプルながらも洗練されたデザインで、海を感じるような爽やかさを演出しています。

店内に足を踏み入れると、白い壁にやさしく注ぐ光、アートのような木製の床が迎えてくれます。天井が高く、広々とした空間は、パンの香りとともに温かみのある心地よさ。

看板商品のハード系のパン

シンプルだからこそ、奥深い。パリッと香ばしいクラストと、もっちりとしたクラム(中身)の食感。

塩味控えめ、噛むほどに小麦本来の旨みが口いっぱいに広がります。

オーブンから焼きたてのバゲットが取り出される瞬間、店内に響くのはパチパチ…と鳴る「天使のほほえみ」。表面のクラストが冷めるにつれて鳴るその音は、職人の手仕事と素材の力が生み出す、ほんのひとときの奇跡です。この日、このタイミングに出会えるとはなんと幸運なこと!


柑橘の爽やかなオレンジピールと、香ばしいクルミが絶妙に組み合わされたこのパンは、噛むほどに広がる風味が魅力。


くるみはローストした後、表面の薄皮を取り除いて、渋みが強調しないように処理。そのひと手間の作業が、くるみ本来の香ばしさをさらに引き出しています。
選ぶ楽しさが広がるラインナップ

ハード生地の中にベーコン。朝食にもワインのお供にもぴったりの一品です。

ナチュラルチーズがたっぷり入ったこのパンは、チーズのまろやかな塩味とコクが広がります。


サクッふわっ食感。表面をマカロン生地で包み込んだこのメロンパンは、サクサクとしたマカロンが、ふんわりとしたパン生地とマッチしています。ワッフルシュガーのカリカリ感がアクセントに。


北海道産の粒あんを、ふんわりとした生地で包み込んだ、あんぱん。ひと粒ひと粒がしっかりと感じられる粒あんはほどよい甘さが口の中でやさしく広がり、どこか懐かしい味わいです。

しっとり、もっちり。焼けば、香ばしく。湯種製法で仕上げたこの食パンは、小麦粉を熱湯で練ることで、もっちりとした食感に。生で食べれば、小麦のやさしい甘み。トーストすれば、外はカリッと香ばしく、中はふんわり小麦の旨みが一層際立ちます。

はちみつと牛乳を練り込んだこの食パンは、ひと口食べればふんわりと広がる自然な甘みが特徴。しっとりとした口当たりと、ほんのり香るミルクの風味。トーストすれば、表面はカリッと香ばしく、中はふわっとやさしい甘さが増し、ジャムやバターとの相性も抜群。



素材とシェフのこだわりが詰まったパンたちは、食べる人を笑顔にしてくれます。
支払いは現金とキャッシュレス対応。
名称 | ブーランジェリー リル |
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所在地 | 和歌山県御坊市湯川町小松原246-4 ![]() |
電話番号 | なし |
営業時間 | 8:00~18:00 ※売り切れ次第終了 |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | あり |
@boulangerie___lile |
わかやまパン部2代目部長、パンシェルジュマスター。和歌山を拠点に国内外のパンめぐりがライフワーク。和歌山のステキな情報を独自の視点でお届けします!