HOME グルメ 【橋本市】「ココット」畑に囲まれた洋食レストラン。家族で営む、優しい一皿

和歌山県橋本市の、自然に囲まれた場所に佇む洋食レストラン「ココット」。4つの畑と田んぼを持ち、自家栽培の新鮮な野菜をたっぷり使った料理を楽しめるお店です。

野菜やお米から、家族でつくる

ココット

橋本市にある「ココット」は、家族で営む洋食レストラン。シェフの両親が畑や田んぼで収穫した野菜を使用し、まさに“畑から食卓へ”のスタイル。

ココット

茄子ひとつをとっても、スーパーなどでよく見かける一般的な「茄子」をはじめ、丸茄子・長茄子・青茄子・白茄子と、5種類の茄子があるほど、多様な野菜を育てています。

ココット

お店を支える家族の笑顔と声のやりとりも温かく、食事中から自然とアットホームな雰囲気に包まれます。今回は野菜の販売が売り切れていましたが、店内で自家栽培の野菜販売もあるので、ぜひチェックしてみてください。

畑の恵みとともに味わう「ポークカツのオムレツライス」

ココット

今回注文したのは「ポークカツのオムレツライス」(1800円)。地元の生産者と飲食店が協力して地場食材を活かす「はしもとオムレツ」プロジェクトにも参加している「ココット」。豊かな自然環境で育ったさまざまな農産物を、橋本市の卵を使用しフワッと味わうプロジェクトです。

ココット

ふんわり卵の黄色と、きつね色に揚がったカツのコントラストが美しく、見るだけで食欲をそそります。付け合わせには、畑で採れた季節の野菜がたっぷり。グリルやマリネなど、素材の味を活かした調理法で、どれもひと口ごとに違う美味しさが楽しめます。

ココット

デミグラスソースは、お店のオープン以来、19年継ぎ足し続けているという自家製。コク深く、それでいて重たすぎない優しい味わいです。地元産の卵を使ったオムレツと絶妙に溶け合い、“洋食屋さんの王道”を感じさせる仕上がりでした。

ココット

カツはサクッと軽やかで、噛むほどにお肉の旨みがじんわり。驚くほどの柔らかさです。カツの脂が強すぎると、新鮮な野菜の美味しさが負けてしまうため、野菜とバランスの取れる美味しい部位を、お肉屋さんと相談して仕入れているそう。どれも絶妙な美味しさで、ボリュームも満点。大満足でした。

ほかにも美味しそうなメニューが続々

今回ご紹介した「ポークカツのオムレツライス」以外にも、ランチの「牛肉オムレツライス」(1850円)や「有頭エビフライ+ハンバーグ(サラダ、スープ、ドリンク付)(2550円)など、美味しそうなメニューが並んでいます。

ココット

週末は遠方から訪れる方も多く、京都など県外からのお客さんが来ることも。席の予約をしておくとスムーズに案内してもらえます。オーダーは来店順のため、時間に余裕があるときに訪れるのがおすすめ◎。ひとつひとつの料理に“家族の愛情”が詰まった洋食レストラン「ココット」。「今日はちょっと心を休めたい」——そんな日にこそ、訪れてほしい場所です。

名称 ココット
所在地 和歌山県橋本市隅田町山内64-2 地図
電話番号 0736-36-5510
営業時間 11:00~14:00(モーニングは土日のみ8:00~11:00)
※18:00~21:00は要相談
定休日 月・火曜、不定休
駐車場 あり
web https://www.konomise.com/hashimoto/cocotto/
Instagram @yoshoku_restaurant_cocotte