
【和歌山市】「ル・マタン」は、可愛いオリジナルパンがいっぱいのベーカリー
イチオシの記事
和歌山市の宮街道、花山西交差点から南へ曲がって右側にあるオシャレなベーカリー。店名の「Le Matin(ル・マタン)」とは、フランス語で「朝」という意味。その名の通り、早朝から営業している同店は、フランスで修行されたオーナーシェフが母と二人三脚で営む、地元で愛されるパン屋さんです。
フランスを思わせるお店

淡いグリーンの柔らかな色合いの壁と黄色の窓枠が、住宅地の中に優しくオシャレに溶け込んでいます。

木製の扉を開けて、店内に足を踏み入れると、そこはまるでパリ!

こだわりのオリジナルパンがいっぱい並んでいます。

ウインナーやチーズなどを使った、惣菜系のパン。

カスタードクリームやチョコクリームの入った、甘い系のパン。
幸せを運ぶパンたち
棚に並ぶパンを眺めていると、どれもおいしそうで目移りして、ついつい、あれもこれも…手に取ってしまいます。

この笑顔に一目ぼれ! 真っ先にこのパンを手に取りました。やさしい卵の風味が広がるカスタードクリームパン。しっとりした生地の中に詰まった濃厚なクリームは、まるでプリンのようなやさしい甘さです。

なんとも愛くるしいこの表情! 中には、チョコカスタードがたっぷり。甘すぎず上品な味わいに仕上がっています。

ウインナーが顔をのぞかせるこのパンは、ふんわりとした生地にパリッとしたウインナーがよく合い、噛むほどに旨みが広がります。

チーズを使ったこのパンは、焼き色のついた表面がこんがりと香ばしく、塩味とコクのバランスが絶妙。
ひとつひとつのパンに、丁寧な手仕事とやさしさが込められています。そんな温もりを感じながら、パンを選ぶのも楽しいですね。
香ばしさと旨みが際立つパン
シンプルな素材だからこそ、香りと味わいが際立つパンを紹介します。


焼き上がった表面には、勢いよく割れたクープ。

クラスト(外)はパリッと香ばしく、気泡がしっかり入ったクラム(中身)はもちもちとした弾力と噛むほどに小麦の香りが広がります。

この食パンには、カルピスの製造過程で生まれる「カルピスバター」が使われています。バターよりもすっきりとした味が特徴。焼き上がった食パンは、耳はほどよく香ばしく、中はきめ細やかでしっとり。ひと口かじると、カルピスバターならではのやわらかな乳の香りと、自然な甘みがふんわりと広がります。

食パンは、トーストすれば外はサクサクと、中は甘みが際立ちます。毎日の食卓に寄り添う、飽きのこないおいしさです。

和歌山ICから車で3分。宮街道の花山西交差点から南に向かうと、道沿いにあります。淡いグリーンの外観を見かけたら、ぜひその扉を開けてみてください。そこには、香りと温もりに包まれた小さなパリが広がっています。支払いは現金のみ対応。
| 名称 | ル・マタン(Le Matin) |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県和歌山市秋月468-8 |
| 電話番号 | 073-481-5942 |
| 営業時間 | 7:30~18:00 |
| 定休日 | 木曜、第1・3水曜 |
| 駐車場 | あり |























わかやまパン部2代目部長、パンシェルジュマスター。和歌山を拠点に国内外のパンめぐりがライフワーク。和歌山のステキな情報を独自の視点でお届けします!