
【紀の川市】「観音山フルーツガーデン」季節のフルーツが主役! 旬を味わい尽くすスイーツ
イチオシの記事
和歌山県紀の川市に、自然の恵みを丸ごと味わえる、「観音山フルーツガーデン」があります。季節ごとに内容が変わるパフェや、断面の美しい「みかんサンド」を食べることができ、みかん狩りまで楽しめる。子どもから大人まで「プチ旅行気分」が満喫できるスポットです。
目次
100年以上みかんを栽培!
「観音山フルーツガーデン」

阪和自動車道紀の川東インターから車で約5分。「観音山フルーツガーデン」は、みかんを中心とした柑橘類の栽培・販売を、なんと明治44年(1911年)から行っているそう。1階は地元産のフルーツを販売する直売所、2階は旬の果物をふんだんに使ったパフェやサンドが楽しめるカフェスペース「観音山フルーツパーラー 総本店」になっています。

店内に入ると、まず目に飛び込むのは1階のカラフルな果実たち。この日は、紀の川市の特産「紀の川柿」がずらりと並んでいました。とろりと甘く、まるでスイーツのような紀の川柿は、地元でも人気の秋の味覚。ぜひお土産に買って帰りたい逸品です。
農園の恵みをまるごと味わう贅沢パフェ

2階に上がると、「観音山フルーツパーラー 総本店」があります。店内席はもちろん、店外にも席があり、この日は子ども連れの家族でにぎわっていました。

店内はあたたかみがあり、ほっとくつろげる空間になっています。

まず注文したのは、「和歌山県産 旬フルーツの農園パフェ」(イートイン1790円・テイクアウト1758円)。グラスの上から下まで、まさに“果物の宝石箱”のような美しさです。

どこから食べようか迷うほどたっぷり盛られたフルーツは、キウイの爽やかな酸味、とろりとした柿の甘み、そしてみずみずしい苺の香りが絶妙に重なり合います。
中から現れるミルク感の濃いソフトクリームと、サクサクのグラノーラの食感も楽しく、食べ進めると、みかんジュレやゼリー、角切りフルーツが重なってさっぱりとした後味に。使用される果物は季節によって変わるため、同じパフェには二度と出会えない——まさに“その日だけの味わい”を楽しめる逸品です。
フルーツの甘みとほんのり塩味のマリアージュ「みかんサンド」

続いていただいたのは、「和歌山県産 旬のみかんサンド」(イートイン1490円・テイクアウト1518円)。ふわふわのパンの間に、ジューシーなみかんがごろっと入っています。

子どもから大人まで楽しめる人気メニューで、ひと口かじると、じゅわっと果汁があふれ出し、ホイップの奥にほんのりと感じる塩味がみかんの甘みを引き立てます。持ってみるとずっしり重く、ボリューム満点!

専用の箱があるので、テイクアウトもおすすめですよ。
優しい甘みが広がる「観音山旬のミックスジュース」

「観音山旬のミックスジュース」(イートイン760円・テイクアウト746円)は、時期によって異なるフルーツが使われる、特別なミックスジュースです。私が訪れた際は6種類のフルーツが使われ、ひと口目から柿の濃厚な甘みが広がりました。続いてバナナや桃、イチジクの爽やかな甘味や酸味を感じます。プチプチとした食感はイチゴ由来のもので、すっきりとした後味。パフェやサンドの合間にもぴったりです。
子どもも大人も夢中になる“体験”も

施設のそばにはみかん畑が広がり、季節によって「みかん狩り」体験が可能! 採れたての果実をその場で味わう時間は、家族連れにも大人気です。

また、施設1階の店内では、ガチャガチャやクレーンゲームもあります。パーラー帰りに子どもがもうひと遊びできるのも嬉しいポイント。

今回は、観音山のライムを使用したクラフトコーラが当たりました! ほかにも様々な景品があるので、ぜひ試してみてください。
「観音山フルーツガーデン」は、単なる販売所やカフェではなく、和歌山の“フルーツ文化”を体感できる場所。その時々の旬を味わいながら、自然の恵みを五感で感じることができます。季節ごとに変わるフルーツを求めて、何度でも訪れたくなる——そんな、「プチ旅行気分」を味わってみてはいかがでしょうか。
| 名称 | 観音山フルーツガーデン |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県紀の川市粉河3186-126 |
| 電話番号 | 0120-593-262 |
| 営業時間 | 10:00~17:00(OS16:30) |
| 定休日 | 無休(年末年始のみ) |
| 駐車場 | あり |
| web | https://www.kannonyama.com/ |
| @kannonyama1 |























パン・スイーツ狂いの和歌山取材ライター。パンや甘いモノをこよなく愛しています。6歳の子どもがいるシンママで、ロゴデザイナーとしても活動中。人の想いを深くお伺いすることが得意。食べ物が美味しそうに見える体型をキープしているため、取材中は店主さんが心を開いて話してくれます。