
【和歌山市】「大東飯店」町中華の巨大スープ付き定食で満腹! ~マエオカテツヤの和歌山ディープ遺産⑤~
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連載★マエオカテツヤの和歌山ディープ遺産
和歌山市生まれの漫画家・マエオカテツヤ氏が、和歌山県内で出逢った味わい深い人や忘れられないスポットを紹介する「マエオカテツヤの和歌山ディープ遺産」。第5回は、これぞ町中華!といった佇まいが渋すぎる「大東飯店」の定食で、お腹いっぱいになったお話。
この風情、絶対に美味しいやん!
何気にふと立ち寄った町中華。普段あまり通らない路地に、こぢんまりと佇む初めて入るお店。こういったお店にアタリが多い。仕事でもプライベートでも、街ブラをしてきた長年のカンである。


和歌山電鐵貴志川線の田中口駅の北側。和歌山市太田の水道路沿いにある「大東飯店」は、まさしくそんな店だ。

創業50年。白短髪で優しい二枚目の大将と、気さくで手際の良い接客の奥さんの2人で切り盛りしている。
ボリューム満点「中華定食」
さっそくオススメの「中華定食」注文した。メニューに写真がないので、どんな定食がやってくるのかワクワクしていると、後ろの座敷から家族の会話が聞こえてきた。
「大将、元気になって良かったわ…お店休んでいる間、ここの定食が恋しくて…」。やはり定食は定番なのだとガッツポーズ!

そんでもってやってきました…「中華定食」。ワンプレートに酢豚とからあげと焼豚ものっている。からあげがデカいっ! 納得のボリュームである。早速いただきますと箸をつけたその時…店の奥さんが、「ハイ、定食のスープね!」と…

ラーメン鉢に波々と入った野菜スープを持って現れたのでした。

ライスが付き、納得のボリュームで1000円。中華定食が並んだところで、思わず後ろの座席のお客さんに「すごいですね…」と声をかけてしまった。その方は「このスープが野菜たっぷりで、美味しいんですよ…このくらいペロリ…」と笑った。ちなみに女性である。


もちろん、すべてがしっかり目の味付けで美味しい町中華の王道。次はコレ、その次はコレと決めて、それ以来通いつめている僕なのでした!
| 名称 | 大東飯店 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県和歌山市太田4-1-14 |
| 電話番号 | 073-471-8375 |
| 営業時間 | 11:00〜14:00、17:00〜20:00 |
| 定休日 | 火・水曜 |
| 駐車場 | あり |

























株式会社 和歌山リビング新聞社 編集部