【和歌山市】雑賀崎の「BURGER CHAMBERS（バーガー・チャンバース）」で本格グルメバーガーをガブリ

雑賀崎の隠れ家バーガー店
店名の由来とロケーション

船から魚介を直接販売する漁港や、紀伊水道の絶景を見渡せる灯台、斜面に家が建ち並ぶ景観など、海岸沿いに名所が点在する和歌山市の港町・雑賀崎。「BURGER CHAMBERS」は、昨今、和歌山市が観光スポットとしてPRに力を入れる雑賀崎の住宅街の一角に佇みます。

オーナーであり、料理人の増谷拓也さんは地元和歌山市出身。「雑賀崎を選んだのは、街中から離れたかったから。静かで自然に囲まれた隠れ家的なお店にしたくて」と話します。

“特別な部屋”を意味する店名のように、「ここでゆったりと過ごしてもらえたら」とも。 もともと店舗だった建物をリノベーションした店内には、木の温かみが漂い、大きな窓からの日差しと緑が空間にリラックス感を与えます。

オーナーの技と特製グリラーで
肉厚パティの本格グルメバーガー

ハンバーガーのメニューは、アメリカの伝統的な味わいを楽しめるクラシックスタイル4種類と、定番野菜を挟んだフレッシュネスバーガーの16種類。すべてのバーガーにフレンチフライが添えられ、プラス275円でドリンクも付けられます（小学生未満はドリンク1杯無料に）。

増谷さんはバーガー通なら誰もが知る東京や大阪の有名店で修業を積み、和歌山でもグルメバーガー店の店長を実務。8年の経験を経て、自分の店を立ち上げました。

パティにつなぎは使わず、アメリカ産の牛肉のみを使用。ハンドチョップでブロック肉を切って成形し、特製の直火グリラーで10分、じっくり焼き上げます。「パティの外側が引き締まるようにしっかり焼くことで、肉の余分な脂を落としながらうま味を中に閉じ込めます」と増谷さん。

オープンキッチンから流れる香りに、食欲倍増。運ばれてきたバーガーを見て、その大きさに思わず「わあ！」と声が上がります。

実食！ 肉・具材・バンズが生む
ハーモニーにノックアウト…

今回注文したのは「ベーコンチーズバーガー」（1892円）。テラス席に座り、両手にずっしりと重いバーガーを、口を大きく開いていただきます。

肉厚パティのかみ応えと肉汁とともに広がるうま味に思わず興奮！ バンズは全粒粉で、外はカリッと中はフワッとした食感。トマト、レタス、みじん切りしたオニオンの爽やかさと、ベーコンとチーズの塩味のバランスも絶妙で、食べ終わってお腹がいっぱいなのにまた食べたくなる中毒性を感じます。

ワッフル＆フレンチトースト
スイーツでカフェ使いも

ワッフルやフレンチトーストなどのスイーツメニューにも注目。人気なのが「ワッフル＆フレッシュフルーツ ホイップクリーム」（1430円）。「生地にバターミルクを使用し、通常のワッフルよりあっさりした味わいに仕上げています」と増谷さん。「ハンバーガーの後に、デザートとしてシェアして食べるグループも。カフェ使いでスイーツを目当てに来るお客さんもいますよ」とも。

雑賀崎のお立ち寄りスポットとして早くも注目を集める「CHAMBERS」。癒やされる郊外のロケーションで、こだわりのバーガーをご賞味あれ。雑賀崎には、近年カフェが続々とオープンしていて、カフェ巡りもぜひぜひ。