おっさん女子が行く！ 和歌山駅前の大衆居酒屋「ロバタ三六九（MIROKU／みろく）」で昼飲み調査

和歌山駅からすぐ！
ロバタ三六九はライブ感が楽しい
オープンキッチンの炉端焼き

2025年9月17日、JR和歌山駅のすぐ近くの大通り（国体道路沿い）にオープンした炉端居酒屋「ロバタ三六九（みろく）」（和歌山市美園町）。JR和歌山駅東口のリーズナブルに飲める人気店「唐揚げアンノカ」の姉妹店で、ものすごく気になっていたのですが、ようやく行くことができました。どことなく昭和を感じるこの造り、いいですよね。ネオ居酒屋、大衆酒場の雰囲気が素敵なお店です。活気があって、壁には短冊メニューがずらり。入った瞬間ワクワク！

カウンター席もテーブル席もあり、一人飲み、二人飲み、グループ飲みと用途は広く、平日は17:00オープンで仕事帰りにサクッと、23:30ラストオーダーなので2軒目にもぴったり。土・日曜は14:00～営業していて昼飲みも楽しめます。まずは、生ビールで乾杯！ ちなみにビールは「サントリー生ビール」（580円）。「ロバタ三六九」のロゴが入ったオリジナルジョッキがかわいく、「三六九来た～！ さぁ飲むぞ～」と気合が入ります。

鶏・豚・牛・海鮮まで
名物は炎が踊る炭火焼き

料理は、海鮮、焼き物、揚げ物、おでんなどいわゆる居酒屋メニューが満載。炉端といえばの「炭火焼き」はイチオシメニューで、写真は「紀州梅どりの炭火ゴロ焼き」（750円）。地鶏やひね鶏を豪快に炭火で焼き上げる宮崎名物「鶏の炭火焼き」のような味わいなのですが硬さはなく、やわらくて食べやすく、箸が止まりません。柚子胡椒も良い仕事をします。

鶏は鹿児島県の「さつま知覧どり」も扱っていて、「知覧鶏たたき」（モモ・ムネ／770円）もそそられる一品。

こちらは「カマ炭火焼き」（750円）。「大根おろし」が鬼おろしでもみじおろしっていうのがなんとも憎い！ 頬肉や頭肉、目の回りなど余すことなくチュッチュチュッチュとしゃぶって食べました。

「炭焼チャーシュー」（680円）。染み染みのチャーシューは脂がとろけ、赤身はホロホロ。ビールが進みます。チャーシューという名の豚の角煮のようなビジュアル。

「もどりカツオタタキ」（750円）。炭火で炙った皮目が香ばしく、身はしっとり。ニンニクスライス・鬼もみじおろし、ショウガはお好みで！鮮魚は刺身の「三種盛り合わせ」（1200円）、「五種盛り合わせ」（1600円）もあります。

焼き物以外も充実！
ちょっと珍しい冷菜＆珍味メニュー

箸休めに冷製ものも何品か注文しました。野菜も摂らなきゃねっていいながら、「海鮮カルパッチョ」（780円）をオーダー。ドレッシングがおいしくて、野菜も海鮮もさっぱりと食べられます。

「ガリトマト」（450円）。ありそうでなかった斬新な組み合わせ。薄切りのトマトにガリの甘酢がベストマッチ。さわやかに口の中をリセットしてくれる爽快メニューです。

「ミミガーベーコン」（580円）。ベーコンというだけあって、燻製の風味が感じられ、コリコリ食感のよきアテ。“小粋なアテのセンス”が楽しくって、4人でシェアしながらちょこちょこつまみつつ、気が付けばがっつり食べてしまっていました。

手仕事が光る「とりあえず一品」
居酒屋メニューが料亭の格に

もう満腹～といいつつも、もうちょっと飲みたいし、つまみたいね～と、「だし巻き卵」（580円）、「梅水晶」（380円）、「アサリの甘辛煮」（550円）、「ドングリうずら」（300円）を追加。本当に優秀すぎるアテたち。真っ昼間から1軒で、完全に出来上がってしまいました。

捕鯨の町・和歌山県太地町から直送されるくじらを使った「くじら赤身刺し」（850円）、「味噌おでん」（各220円）など気になるメニューがまだまだいっぱい。リピート確定です。あっ、「アンノカの唐揚げ」（2個320円）を食べるのをすっかり忘れていました～。余談ですが、私、「アンノカ」さんの唐揚げはムネカレー派です。

ふらっと寄れる駅チカの新しい飲みスポット。カウンター席がメインなのでサクッとひとり飲みにも使いやすく、ちびちび友達と2人飲みにもおすすめ。3人以上ならテーブル席が予約できます。店内は喫煙可。

【店舗利用情報】
ひとり飲み → カウンター
2人飲み → カウンター
3人以上 → テーブル席（3席あり）予約可
駅チカ → JR和歌山駅西口から徒歩約3分
昼飲み → 土・日曜は14:00～
喫煙可 → 店内