HOME イベント 【和歌山市】「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe」1月17日(土)~3月29日(日)開催

地方都市の和歌山市に、435本の樹木に取り付けられた130万球の光が約3kmのメインストリートを照らす“日本一のイルミネーションストリート”があることはご存じでしょうか? その和歌山市で今冬、夜間の景観演出とは異なる、日本のあかり文化を体験する企画展「日本あかり博 × けやきライトパレード by FeStA LuCe(フェスタ・ルーチェ)」が初開催。その内容とは?

和歌山市内で4つ目のあかりコンテンツ

日本あかり博×けやきライトパレード

「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe(フェスタルーチェ)」が、1月17日(土)~3月29日(日)の期間、土・日曜、祝日の夜(17:00~21:00/最終入場20:00)限定で、和歌山市のメインストリート「けやき大通り」沿いにある「NTT西日本和歌山支店」(和歌山市一番丁)で開催されます。

けやきライトパレード

地方都市の和歌山市ですが、イルミネーション・ライトアップでは、東京や横浜、大阪に負けていません。JR和歌山駅から南海和歌山市駅まで、435本の樹木に取り付けられた130万球の光が約3kmのメインストリートを照らす「KEYAKI LIGHT PARADE by FeStA LuCe(ケヤキライトパレード)」と、和歌山マリーナシティポルトヨーロッパの冬の風物詩でもある光の祭典「FeStA LuCE」、和歌山市のシンボル・和歌山城がライトアップされた城郭の光「和歌山城~光の回廊」が開催中。

フェスタ・ルーチェ(FeStA LuCe)

2024年度の「KEYAKI LIGHT PARADE by FeStA LuCe」による経済波及効果は2億1000万円、18万人がライトアップを楽しんだと試算されていますが、クリスマス、お正月が過ぎると、一気に人通りが少なくなるということも顕著に数字に表れているそうで、今回、新たな試みとして、「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe」が初開催。和歌山市の4つ目のあかりコンテンツとして、期待が高まります。

日本あかり博×けやきライトパレード

2026年1月15日に関係者向けの内覧会が開かれ、主催者と来賓による点灯式が行われました。和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会の古澤良祐委員長は、「けやきのライトアップを見て、あかり博に来場してもらい、和歌山城の光の回廊を歩いてもらって、できればこの近くで食事をしてもらう、そういったきっかけになればいいなと思って企画をしました」と話していました。

青森ねぶた/秋田竿灯/山口七夕ちょうちん
日本を代表する「祭りあかり」が大集合

日本あかり博×けやきライトパレード
「青森ねぶた祭」より高さ2mのねぶた作品 ねぶた師 北村春一氏 2024年の作品「達谷窟伝説」

「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe」は、青森市の「青森ねぶた祭」、秋田市の「秋田竿灯(かんとう)まつり」、山口市の「山口七夕ちょうちんまつり」など、日本を代表する“祭りあかり”が大集合。

日本あかり博×けやきライトパレード
「秋田竿灯まつり」(中央)と「山口七夕ちょうちんまつり」(左右)の共演

「光の街、和歌山と全国のあかり文化の出会い」をテーマに、「けやきライトパレード」をプロデュースする地元・和歌山の屋外照明メーカー「タカショーデジテック」(海南市南赤坂)と、あかりのアートイベントなどを手掛ける「オフィスミゴト」(東京都渋谷区)の共作で、この歴史のある“祭りあかり”にLED照明で現代的なイルミネーション演出を施した、唯一無二のあかりアート作品が見られます。

日本あかり博×けやきライトパレード

徳川御三家の「紀州藩」と「水戸藩」の“あかりの共同展示”も実現。紀州藩のあかりは「タカショーデジテック」の新しい和の屋外照明ブランド「yomosugara」が、水戸藩のあかりは、水戸市の「水府提灯」の老舗「鈴木茂兵衛商店」が担当します。

「三大魚あかり」が和歌山に集合

日本あかり博×けやきライトパレード

室町時代に中国から伝わったとされる「提灯」。昔は夜道を照らす“照明”から、寺社の祭礼、お盆に先祖の霊を迎える祈りの象徴となり、現代でも店先や地域のお祭りなど日常の中で目にする機会が多く、デザインや空間演出にも使われています。全国各地でそれぞれ継承されている提灯文化の中でも、青森県弘前市の「金魚ねぷた」、新潟市の「鯛車(たいぐるま)」、山口県柳井市の「柳井金魚ちょうちん」の3つのあかりは、国内でも珍しいユニークな魚の姿をした提灯あかりで、この「三大魚あかり」が、和歌山市に集合します。

日本あかり博×けやきライトパレード
青森県弘前市の「金魚ねぷた」

津軽藩の城下町として発展した弘前市に伝わる「金魚ねぷた」は、300年以上の歴史があります。江戸時代、金魚は上流階級の人しか飼うことのできなかった高級魚で、この地で飼育されていた地金魚「津軽錦」は庶民は憧れでした。それを灯籠にして、まつりの際に子どもたちに提灯のように持たせ練り歩いたのが「金魚ねぷた」となって、今も継承されています。

日本あかり博×けやきライトパレード
新潟市の「鯛車」

「鯛車」は、農漁業を背景に栄えてきた新潟市西蒲区巻地区に伝わる、竹と和紙で作られた郷土玩具。時代の流れとともに作られなくなっていましたが、市民の手によってよみがえり、地域の記憶を次世代につないでいます。

日本あかり博×けやきライトパレード
山口県柳井市の「柳井金魚ちょうちん」

「柳井金魚ちょうちん」は、幕末に北前船を通じて津軽の「金魚ねぷた」が伝わり、染料「柳井縞」の染料など地場の技を取り入れて生み出された郷土民芸品。8月の「柳井金魚ちょうちん祭り」では、JR柳井駅前〜白壁の町並み一帯に約2500個もの「金魚ちょうちん」が灯り、山車が練り歩きます。

日本あかり博×けやきライトパレード

「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe」では、120匹の「柳井金魚ちょうちん」が上空を泳ぐ演出も行われます。金魚ちょうちんの群れに組み込まれたあかりが、プログラムによりウエーブのようにきらめきます。

この展示作品に使われている「柳井金魚ちょうちん」は、地元和歌山の子どもたちが制作しました。

日本あかり博×けやきライトパレード


三井住友銀行和歌山支店(和歌山市六番丁)が、社会的価値の創造、地域貢献への取り組みの一環として、昨年12
月に「柳井金魚ちょうちん」を制作するワークショップを開催。ガールスウト和歌山県連盟の子どもたちと同行法人営業部のスタッフが、竹ひごで作られた金魚型のちょうちんにヒレや目を貼り付け、うろこなどを描き、表情豊かなオリジナルの金魚ちょうちんを作りました。

日本あかり博×けやきライトパレード

その他のあかりコンテンツ

日本あかり博×けやきライトパレード

富山市在住のガラス作家・小路口力恵(しょうじぐち・りきえ)さんの作品とあかりが融合した展示も。

日本あかり博×けやきライトパレード

和紙産業で栄えてきた岐阜県美濃市の「うだつの上がる町並み」で開催される「美濃和紙あかりアート展」も出品。美濃和紙製のオブジェが幻想的な世界を創出します。

日本あかり博×けやきライトパレード

「オフィスミゴト」が、柳井市の国の重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)「白壁の町並み」で手掛ける、名建築を活用した分散型ミュージアム「シークレットミュージアム」で、今後常設展示される「フィッシュサーキット」が、「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe」の会場で、先行公開されます。光るコース上をユーモアたっぷりにレースする体験型アクティビティーです。

開催概要

「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe」

【開催日時】
1月17日(土)~3月29日(日)の金・土・日曜、祝日
17:00~21:00(最終入場20:30)

【場所】
NTT西日本和歌山支店1階(和歌山市十一番丁5公園前ビル)

【入場料】
大人1000円、学生500円、未就学児無料

【主催】
「日本あかり博×けやきライトパレード by FeStA LuCe」実行員会
(和歌山けやき大通りイルミネーション実行員会、オフィスミゴト、日本あかり博、シークレットミュージアム)

イベント詳細は、KEYAKI LIGHT PARADE by FeStA LuCeの公式サイトインスタグラム(@keyaki_light_parade)で確認してください。