2022年01月21日 16:40
ふと食べたくなる懐かしい味の和スイーツ。きな粉たっぷりの「きびだんご」や「わらびもち」、あんこたっぷりの「ずぼらやき」など、熱いお茶と一緒にいただきたい甘味。ちょっとした手土産にも喜ばれること間違いなし!
手作り黒蜜ときな粉がたっぷりの「お天守団子」(お茶付き300円)は休憩のお供に。甘酒(250円)は温・冷選べます。
和歌山城天守閣前の広場にあるタイムスリップしたような店構えの茶屋。人気の「お天守だんご」は、手作りならではのもっちり感がたまらない昔ながらの味わいです。また、甘酒やしょうが湯、フレッシュジンジャーエールのほか、和歌浦せんべいと黒沢牧場の生乳をつかったソフトクリーム、数量限定の「黒蜜きな粉アイス」も人気。和歌山城や歴史関連のグッズも販売しています。
点出し一服(470円)。季節の生菓子とお抹茶の相性はぴったり。ゆったり過ごせます。
和歌山城の紅葉渓庭園にある茶室・紅松庵は、和歌山市出身の故松下幸之助氏の寄附により建てられた数寄屋造りの茶室。紅葉渓の「紅」と松下氏の「松」から命名されました。茶室からの庭園の眺めは素晴らしく、ゆったり心落ち着かせるにはぴったり。ここでは点出し(たてだし)の抹茶と季節の生菓子が味わえます。またお作法も教えてくれるのもうれしい。和歌山城散策ついでに立ち寄って。
懐かしさいっぱいのきびだんご
国体道路を南に走って、紀三井寺交差点で信号待ち。ふと左側を見ると、「きびだんご」と書かれた赤ちょうちんが気になりませんか!!
こちらは、創業50年以上になる「だんごの中田」。もちろん毎日手作りです。きび粉をたっぷりと使ってこねるだんごを竹串に刺した、昔ながらの作り方は創業以来不変。モチっとした素朴な味わいに、昭和の懐かしさを感じてしまいます。親子2代で買い求める人も多く、ファンは絶えません。春から秋にかけては、わらび餅も登場。
歩道橋の下のこの赤ちょうちんと看板に見覚えのある人も多いのでは。
一つひとつ丁寧に焼き上げる3代目の店主。
「ずぼら焼き」の語源は、初代が材料費をずぼらに考え、たとえ小豆の価格が上がってもいつも同じ値段で買ってもらおうと願って名付けられました。かつては周辺に映画館などがあり、人通りも多く、漆器関連の人もよく買いに立ち寄ったものとか。時代が流れても、店先に漂う香りとその味は変わりません。
現在の店主は3代目。創業当時の味を守り続けようと、こだわりの大粒の粒あんはもちろん、生地はその日の気温に合わせて材料を配合するなど、細部にまで気を配っています。シンプルだからこその難しさがあるとか。いつも焼きたてホカホカで、飽きのこない味わいは、子どもからサラリーマンまで世代を越えて愛されています。くろみつやきなこのだんご(1本95円)もあります。
あんは、黒あん、白あん、カスタードの3種類(1個95円)
2021年に和歌浦から島崎町へ移転しました。もっちりプルプルで弾力性が凄い!プレーン、あずき、コラーゲン、抹茶などバリエーション豊富。「松源」や「よってって」などでも買えるそうですが、確実に買いたいなら本店または田辺店へ。時々コーヒー味、いちご味やトマト味、お抹茶味、ハロウィンにはカボチャ味、バレンタインにはチョコレート味などが数量限定で登場したことも。 各種1個(250g) 300円
一年中いつだって食べたくなる甘味です。
地元民に親しまれているお菓子処。和菓子も洋菓子も作っていますが、注目はきな粉たっぷりの「特撰おだんご」(きな粉だんご)。材料にこだわり、できるだけ出来たてのものを食べてもらいたいと、小ロットずつこまめに作っていて、だんごもさることながらとにかくきな粉が美味! 岡山名物きびだんごとはまた違ったおいしさ。お店は、戦国武将・真田幸村ゆかりの九度山の近くに。
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